サイエンスフロンティア
高等学校附属中学校

「最後の100日」でつかんだ合格。難関・サイエンスフロンティアを目指した親子のストーリー

深澤 碧さん

湘ゼミに入ったきっかけを教えてください。

僕が湘南ゼミナールに入ったのは、小学5年生になる春休みでした。お父さんの転勤で新潟県から神奈川県に引っ越してきてすぐ通い始めました。親が、転校したばかりだから学校以外にも居場所があったほうがいい、と思って塾を探してくれたんです。
最初に通ったのは、高校受験向けの「総合進学コース」の春期講習でした。そこで学校の授業より少し難しい問題を解いているのが楽しくなってきたんです。
……でも、そのころは「中高一貫校」というものもよく知りませんでした。親も僕も「受験は高校からだよね?」と思っていたくらいです。

横浜市立サイエンスフロンティア高等学校附属中学校を目指した理由は?

サイエンスフロンティア(サイフロ)がいいなと思ったのは、湘ゼミの卒業生に合格校の様子を聞く「スチューデントレポート」に参加したことがきっかけでした。
サイフロに入学した先輩たちが、学校で使っているネジや部品のマニアックな話を楽しそうにしていて、僕も算数や理科が好きだし「自分の好きなことができる学校っていいな」と思ったのがきっかけです。
サイフロには屋上に日本に2台しかない望遠鏡があったり、理科室が20個もあったりします。普通の学校とは違って、すごくワクワクしました。
「ここに行けるなら、中学受検に挑戦してみたい」と親に相談し、中高一貫コースに切り替えました。

湘ゼミで印象に残っている勉強はありますか。

受検期の一番の思い出は、6年生の夏に山梨県で行われた「夏ゼミ」です。4日間、1日10時間も勉強し続ける合宿で、中高一貫コースを希望した仲間が100人くらい集まりました。
とにかく、テストの数がすごく多いんです。4日間で8つか9つもあって、そのほかに中間テストもあります。点数によって翌日のクラスが「Sクラス(最上位)」や「Aクラス」に振り分けられるのですが、僕は最初から一番上のクラスにいたので、「ここから落ちたらマイナスしかない!」というプレッシャーで、ずっとドキドキしていました。
でも、すごく楽しかったです。公立中高一貫コースの全校舎から、自分と同じか、それ以上のレベルの子たちが集まっていて、分からない問題は先生にどんどん質問できる。苦手だった科目を克服できたのも、この夏ゼミのおかげです。

家での勉強法について教えてください。

僕は、保育園のころからスイミング、ピアノ、英語のレッスンに通っていて、毎日習い事があったんです。だから、勉強時間は、6年生の9月頃までは平日は2〜3時間くらいでした。
でも、その後は受検が近づくにつれて4〜5時間まで、だんだん増やしました。湘ゼミの先生からのアドバイスで、タイマーを使って「45分集中して15分休む」というサイクルにしました。
テストも「この問題は3分で解こう!」という風に時間を意識しました。受検直前の休日は、家族で決めた勉強スケジュールどおりに、10時間くらい問題を解いていましたね。

成績はどのように伸びていきましたか?

湘ゼミに通いはじめた頃から、成績はずっと上位でした。
でも5年生の終わりくらいに、はじめて一番上のクラスから落ちてしまいました。自分の点数は変わっていないのに、周りの生徒がもっと頑張って、僕に追いついてきたんです。
そこから、なかなか成績が上がらない時期がありました。6年生になってからも、11月頃まではずっとうまくいかなくて。模試の結果も、590名中、315位まで落ちて、危ない判定になって……。でも、受検まで残り100日を切ったとき「あっ、このままじゃダメだ」と、やっと自分の中でスイッチが入りました。
そこから習い事を休んで、頭を切り替えて本格的に勉強しはじめたんです。

受検期に大変だったことを教えてください。

12月末の「冬ゼミ」という大事な時期にインフルエンザにかかってしまったんです。みんなが最後の追い込みをしている時に、自分だけ家にいないといけない......すごく焦りました。
先生からは「難しい問題を解くことより、正答率80%以上の、自分ができるはずの問題をケアレスミスで落とさないようにしよう」と言われました。
そこを徹底的に頑張って、1月の最終模試では、男子の中で1位を取れるところまで一気に成績を伸ばすことができました。

家族と先生がしてくれたサポートで、印象に残っていることを聞かせてください。

お母さんとは「1週間のうち、どこで時間を取って何を勉強するか」というスケジュールを細かく相談して決めました。それを湘ゼミの先生にチェックしてもらって「これで大丈夫!」と言ってもらったことで安心できました。
僕がうまく勉強を頑張れないときも、先生から「不安になっても、決めたことをやり続けるのが大事だよ」とはげましてもらうと、不思議とスッと心が軽くなりました。

お父さんは、僕が受検当日に万全の状態でのぞめるようにしてくれました、お父さんが風邪をひいたときは、僕にうつさないように離れてくれて。受検直前には1ヶ月くらいリモートワークをしながら、サポートしてくれました。

合格を知ったときの気持ちを教えてください。

サイフロの合格発表は2月10日でした。
当日は学校をお休みして、家で発表の10時を待ちました。「家族3人で一緒に見ようね」と言われていたのですが……。
僕はどうしても我慢できなくて、自分一人で合否発表のWeb画面に番号を打ち込んでしまったんです(笑)。だからお父さんもお母さんも、「合格」の文字が出た瞬間を見ていなくて。

お母さんは「合格の瞬間を動画に撮ったりしたかったのに~~!」って驚いていましたが、本当に嬉しかったです。

受検の思い出アイテム:行けなかった「冬ゼミ」の名札

「夏ゼミ」と「冬ゼミ」の自分の名札です。
夏ゼミの時、それをつけて勉強するとすごく集中できたので、大切なアイテムになりました。

「冬ゼミ」はインフルエンザにかかって行けませんでしたが、先生が僕のために名札を作ってくれたんです。
頑張れた「夏ゼミ」、行きたかった「冬ゼミ」。2つの名札を首に下げて追い込みをしました。

ご両親より:

親の立場から振り返ると、中学受検は本人だけでなく、家族と学習塾が一緒に走り切るものだったと感じています。
大好きな習い事も続けながらの受検だったため、時間の使い方は本当に大きな課題でしたが、湘南ゼミナールの先生が一週間の学習スケジュールを一緒に確認してくださったことで、親としても「このまま進めば大丈夫」と安心できました。
思うように成績が伸びない時期もありましたが、親の言葉より先生の言葉が本人に届く場面も多く、不安なときに「決めたことをやり続けることが大事」と声をかけていただいたことは本当にありがたかったです。家庭では体調管理や生活リズムを支えることを意識し、最後まで本人が勉強に集中できる環境を整えるようにしました。
合格の瞬間は本当にほっとしましたし、努力を続けた本人を誇らしく思いました。せっかく動画を回そうと準備していたのに、先にあっさり合格を見られてしまったのも、いい思い出です(笑)。

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