県立船橋高校

家族と先生に助けられ、千葉県公立トップ校合格。 いちばん大切なのは「勝ちたい!」という気持ちです。

川北 梨乃さん

湘ゼミに入ったきっかけは?

湘ゼミに入ったのは、小学5年生の頃でした。
それまで、そろばん、書道、バレエ、水泳に通っていましたが、塾で勉強するのが「かっこいい」と思って、自分から行きたいと家族に話したんです。
湘ゼミを選んだのは、もともと親しみがあったからです。4つ上の兄がこの南行徳校に通っていて、校舎も自宅のすぐ近くだったんです。教室には何度か行ったことがありましたし、夏期講習の話も聞いていたので、「行くなら湘ゼミ!」と決めていました。

小学生から通っていて、良かったと思うことを教えてください。

受験のときにも助かったと思うのは、勉強が習慣になっていたことです。
中学校に入ると勉強は急に難しくなりますし、部活も始まって生活が変わるんですよね。
でも、私の場合は小学生のうちから「平日に宿題」「休日は塾」というペースに慣れていたので、中学に上がっても大変だと感じることはありませんでした。

千葉県トップ校の県立船橋高校を志望した理由は?

県立船橋(県船)をはじめて意識したのは、中1の頃です。
当時は高校の知識が全くありませんでしたが、南行徳校の卒業生で県船に進んだ先輩がいて、楽しそうに学校生活を話す姿を見て興味を持ちました。「どうせ狙うなら県内で一番上に行ってやる」という負けん気もありましたね。
そのあと調べていくうちに、県立船橋は国立大学への進学実績がすごく高く、行事や部活にも全員が全力で取り組む校風だと知って、もっと志望度が上がりました。

湘ゼミの授業で、印象的だったことは?

特に印象に残っているのは、中3で参加した「夏ゼミ」です。湘ゼミは生徒同士で成績を競争しながら頑張っていくタイプの塾で、夏ゼミはその雰囲気がすごくわかりやすく出ている特別授業なんです。
山梨の合宿施設で2泊3日、参加を希望した生徒が集まって朝から夜まで10時間以上も授業とテストを繰り返します。夜のテスト結果で翌日のクラスが決まるという仕組みでした。
正直、夏ゼミに行く前は「1日10時間も勉強できるかな......?」と不安でした。でも、参加してみると意識がガラッと変わりました。
同じ南行徳校の子もいましたし、「勉強をしたい」という意欲の高い子が集まっています。
私はもともと成績でも試合でも「勝つ」ことが好きだったので、この環境はぴったりでした。もちろん上には上がいますから、高いレベルの子たちを見て「次はあの子を抜かそう!」と、自然にやる気が湧いてきたんです。
チーム対抗でテストの点数を競うのも面白くて、ゼミが終わる頃には「10時間じゃ足りないよ! もっと勉強したい」という感覚になっていたんです。その後の受験勉強のパワーにもなりましたし、本当に楽しかったですね。

受験期に入り、どのように成績アップしていきましたか?

成績アップについては、中3の9月ごろに苦労した時期がありました。
中2までの総合進学のテストから、中3でより公立入試向けの「V模擬」に変わったとき、一気に難易度が上がって思うように点数をとれず、すごく悔しい思いをしたんです。
そこで先生が「どの問題が出たら嫌だと思う? それを解けるようになろう」と言葉をかけてくれました。試験結果の分析がスマホに返ってくる「帳票」を印刷して先生と一緒に見ながら、苦手な箇所を一つずつ潰していきました。
すると次の模試でその範囲が全部解けるようになり、県船の合格判定で「A」や「B1」をとれるように。やった分だけ伸びるんだという実感が自信になりました。
もし先生が何も言ってくれなかったら、弱点に気づかず通り過ぎていたかもしれません。本当にありがたかったです。

受験期に特に苦しい時期はありましたか?

受験生活で一番辛かったのは、入試直前の時期です。自分の課題をたくさんクリアして弱点も克服しつつある中で、逆に「これ以上、何をすればいいの?」という不安が出てきたんですよね。模試の成績は順調なのに、この先の時間で何をすべきか見えないのでとても悩みました。
それから、1月に私立入試が終わって公立重視までの1ヶ月は気持ちが緩みやすい時期でした。先に私立の受験を終えた友達が遊びに誘ってくれたりして、正直うらやましいなと思うこともありました。

その苦しさを乗り越えた方法は?

私は自分で「日記」を書き始めました。誰に見せるわけでもない、思ったことをノートに書くだけのノートです。
ずっと手に筆記用具を持って勉強していたので、何か文字を書くことで気持ちを整理したかったんだと思います。受験前の不安も、モヤモヤした気持ちも全部書き出してスッキリさせることで、次の日の勉強に向き合えるようになりました。

ご家族との思い出について教えてください。

中3の夏、お父さんが栃木県へ単身赴任になって、平日は家にいなくなってしまいました。でも、土日に帰ってきて一週間分の夕飯をすべて作り置きしてくれたんです。そのご飯を食べて勉強していたのが思い出ですね。特にゴーヤチャンプルーが好きです(笑)。
私は、ほかの受験生よりは家族と一緒に過ごせる時間は少なかったかもしれませんが、たくさん支えてくれたと思います。

合格発表の瞬間を教えてください。

合格発表は3月3日の午前9時でした。その日、お父さんは栃木に行っていて、私ひとりで発表を見ることになりました。
「勝ちたい」と思って頑張ってきましたが、結果を知るのは情緒不安定になるほど怖かったです。そわそわする時間を減らすために8時57分に起きて、9時3秒にネットを開いて......。自分の番号を見つけた時は、嬉しくて泣きそう、というより「あっ......受かった」とスッと落ち着いたような感覚でした。
すぐに画面をスクリーンショットしてお父さんに送ると、すぐスタンプ1つだけのシンプルな返事が来ました。きっと、一番心配してくれていたのだと思います。私もお父さんにいいお知らせができてよかったです。

後輩たちにアドバイスをどうぞ!

「最後まで諦めないで!」って伝えたいです。受験期は勉強をたくさんしなくてはならない日々で気分が落ち込むこともあると思いますが、そんなときにもライバルは勉強しています。
湘ゼミの先生が「あなたが休憩している間に、隣で必死に勉強している人がいませんか?」と言っていて、サボりたくなってしまうたびに、その言葉を思い出していましたね。
全力で頑張って第一志望に合格できれば、あとは楽しむだけ! 私は、部活動に「英語ディベート部」を選びました。楽しんで英語を勉強したいですね。また「地学部」にも入って天体観測にも挑戦してみたいと思っています。

受験の思い出アイテム:歴史年表

歴史のテキストの「年表」です。入試の並び替え対策のために赤ペンでびっしり書き込み、時代ごとにマーカーを引いていました。
湘ゼミの休み時間には同じ教室の仲間とクイズ形式で問題を出し合って、息抜きしていたのも大事な思い出です。

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