学習塾の選び方
【最新】小学生の学習塾事情|通塾割合・時期・費用・選び方まで解説
小学生の子どもに学習塾に通わせたいと考えている親御様の中には、
「小学生を学習塾に通わせるのはまだ早いかな?」
「こんなに小さいうちから通わせることで、何か悪い面もあるんだろうか」
「自分の子どもにはどんな学習塾が合っているか分からない」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
文部科学省の調査によると、公立小の約4割・私立小の約7割の子どもが学習塾に通っていることが分かっています。
小学生から学習塾に通わせるのは決して早すぎる選択ではありません。
しかしながら、お子様が嫌がっているのに無理やり通わせたり、お子様の性格に合わない塾に行かせたりすることで、勉強が嫌いになってしまう危険性がある点に注意が必要です。
この記事では、小学生の学習塾事情をテーマに、学習塾に関するさまざまな情報を解説していきます。
学習塾に通うことがお子様自身にとって本当に良い体験になるよう、この記事をぜひ最後までお読みください。
1.【2023年】小学生向けの学習塾事情の最新動向
この記事をお読みいただいている保護者様の中には、「まだ学習塾に通わせるかどうか迷っている」「本当に小学生に学習塾は必要だろうか?」と考えている方も多いかもしれません。
学習塾の必要性について迷われている方に向けて、最新の小学生の学習塾事情についてまず解説していきます。
1-1. 公立小の約4割・私立小の約7割の子どもが学習塾に通っている
「小学生には学習塾が必要だろうか?」と考える方の中には、「実際どのくらいの割合の小学生が、学習塾に通っているのだろう」と疑問に思う方もいるかも知れません。
結論からいうと、公立小学校の場合は約4割、私立小学校の場合は約7割の子どもが学習塾に通っていることが分かります。
上記の数字は、文部科学省が定期的に実施している「子供の学習費調査(令和3年度)」の結果から分かります。
公立小学校に通う子どもを持つ親のうち、学習塾費が0円の家庭は61.1%です。このことから、約4割(38.9%)の「0円以外の家庭」が、何らかの形でお子様を学習塾に通わせている可能性があります。
公立小学校の場合、学習塾に通っていない割合の方が高いですが、一方で私立小学校は異なります。
私立小学校の場合は、学習塾費が0円の家庭は27%です。つまり、お子様を学習塾に通わせている家庭の割合は73%だと考えられます。
私立小学校では、学習塾に通わせている割合が高いことが分かりますね。
1-2. 小学生が学習塾に通い始めるタイミングは小4からが多い
小学生が学習塾に通い始めるのは、小学4年生からが多いことが、同じ調査で分かっています。
以下は、先ほども紹介した文部科学省「子供の学習費調査(令和3年度)」内の『学年別にみた「補助学習費」』の結果を棒グラフ化したものです。
小学1〜3年生と比較して、小学4年生からの学習塾費が増えていることが分かります。
参考:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査>調査結果の概要」(PDF)をもとにグラフを作成
中学受験を控えている子どもはもちろん、授業に遅れを取ることが増える、小学生の後半から学習塾に通うお子様が増えるようです。
もちろん、小学1年生から学習塾に通わせている家庭も多く、中には就学前の3〜5歳から学習塾に通わせている家庭もあります。
2. 小学生から学習塾に通うことで得られるメリット3つ
ここからは、小学生のお子様が学習塾に通うメリットについて解説していきます。
保護者様の都合で学習塾に通わせるのではなく、本当にお子様のためになるかどうかを考えて学習塾に通わせるかどうかを決めることが大切です。
小学生から学習塾に通わせるメリットは、以下の3つです。
2-1.【メリット1】お子様の学力の向上が見込める
これは当たり前と思われるかもしれませんが、小学生のお子様を学習塾に通わせることで、学力アップを見込めるメリットがあります。
お子様が勉強が苦手な場合、学習塾に通って、正しい問題の解法や学習方法を教えてもらうことで、苦手なポイントを克服することができるでしょう。
また、勉強ができるお子様に対しても、学校では教えてくれないような細かい解き方や内容を教えてくれるので、さらなる学力アップを見込めます。
実際に、学習塾に通うタイミングで「小学生から通っている場合」と「中学生から通い始めた場合」を比べると、中学校の成績(内申点)に差が付きやすいというデータがあります。
出典:湘ゼミコラム|塾へ通う学年で多いのは?/統計と保護者のリアルな声 ― 差がつくのは、中学生での成績 !? ―
こちらを見るとわかるように、通塾開始が小学生からの生徒さんの約77%が高内申であり、これは、中学生から通塾している生徒さんよりも高い値です。
難関高校を目指したいなど後々の学力アップにしっかり繋げたい方には、小学生からの通塾がおすすめです。
2-2.【メリット2】勉強する習慣を身につけることができる
小学生から学習塾に通うメリットとして、「学習習慣が定着する」というのも大きなメリットの1つです。
実際、小学生のお子様が学習塾に入会する理由で最も多いのが、「子どもが勉強をしない」「宿題をしてくれない」「決めている時間に勉強をしてくれない」というものがあります。
スポーツなどと同様に、やりがいや達成感、仲間と頑張る楽しさを覚えたときに、お子様は「勉強の楽しさ」を感じることができます。
学習塾で勉強する楽しさややりがい、達成感を味わうことで、主体的に学びたい意欲を持ち始め、勉強する習慣を身につけることができるでしょう。
実際に湘南ゼミナールでは、「今週はこれができたんだね!すごいね!」など、お子様の頑張りに対して講師がリアクションを返すことを心がけています。勉強はツラいというイメージを払拭して、前向きに取り組めるようにサポートしています。
学習習慣の定着については、「小学生から通塾する理由は?子どもに合う塾の探し方」の記事もぜひ参考にしてください。
2-3.【メリット3】目標設定・やり抜く力を育むことができる
小学生から学習塾に通わせることで、「目標を設定して、その目標に向かって頑張ること」「目標達成までやり抜く力」を育むことができます。
昨今、「GRIT(グリット)」つまり「やり抜く力」「粘る力」が、成功者に共通する力として注目されています。
GRITとはペンシルバニア大学教授であるアンジェラ・リー・ダックワースが提唱したもので、2016年に出版された著書「やり抜く力 GRIT(グリット)」のヒットにより一躍有名になった言葉です。
Guts(ガッツ)、Resilience(レジリエンス)、Initiative(イニシアチブ)、Tenacity(テナシティ)という4つから構成され、困難な状況に陥ってもめげずに、自ら目標に向かって最後までやり抜く力をいいます。
テストなどで測定が難しい「非認知能力」に分類され、子育てや企業の人材育成でも注目されている考え方です。
困難に遭ってもくじけない力を育てるには、目標に向かって頑張り、それを達成する喜びを幼少期から経験させることが大切です。
目標の理解や設定に力を入れている学習塾に通わせることで、こうした「目標の設定の仕方」や「最後まで粘り強くやり抜く力」を育むことができます。
湘南ゼミナールの「小学生パワーアップ特訓」は、小学生のうちから正しい学習方法や習慣、高得点獲得につなげることを目的にした授業です。
「なぜ小テストをやるのか?」や「宿題のやり方とは?」、「勉強する時間を決めよう」など毎月1つのテーマを決めて目標を設定し、学習体力の強化や正しい学習方法を学びます。
3. 小学生のお子様を学習塾に通わせるデメリット3つ
ここからは、小学生からお子様を学習塾に通わせる上でのデメリットを解説していきます。
学習塾に通わせることを既に決心している場合も、事前にしっかりとデメリットも知っておくことは大切です。
小学生から学習塾に通わせるデメリットには、以下の3つがあります。
3-1.【デメリット1】お金がかかる
小学生から学習塾に通わせるデメリットとしては、当然ですが「お金がかかる」という点は無視できません。
小学生の学習塾費の目安(年間)は、公立小学校の場合は平均で約8万円、私立小学校の場合は平均で約27万円となっています。
ぎりぎりの生活をしていて学習塾代にまで予算が回らない方は、学習塾に通わせるのが難しい可能性があります。
3-2.【デメリット2】お子様が自由に遊ぶ時間が減ってしまう
小学生の子どもを学習塾に通わせるデメリット2つ目は、お子様が自由に遊ぶ時間が減ってしまう可能性です。
特に小学校低学年の場合は、「塾に通わせるよりも、自由に子どもがしたいことをさせたい」という考え方の親御さんも多いでしょう。
公園でたくさん遊ばせたり、子ども自身が興味のあることに集中させたり、お子様の気持ちを優先させるのもとても大切なことです。
子どもがやりたいことをさせるのか、それとも、指示して学習塾に通わせるのか。何がお子様の将来にとって良いことなのか、しっかりと考えて決めることが大切です。
「子どもに塾に通わせたい」という気持ちが先行しすぎて、「子どもが嫌がっているのに無理やり通わせる」ということにはならないよう注意しましょう。
3-3.【デメリット3】合わない塾に通うと勉強嫌いになる可能性がある
最後に紹介する「勉強嫌いになる可能性がある」というデメリットは、特に気をつけなければいけないポイントです。
子どもは友達とワイワイ通いたいと思っていたのに、良かれと思って競争が激しい厳しい進学塾に通わせてしまうと、塾に通うのが楽しくなくなり、勉強嫌いになってしまう可能性があります。
このような問題は、子ども自身が「塾に通いたい」と言った場合であっても生じることがあるため要注意です。
このデメリットを避けるためには、子どもに合った学習塾を選ぶことが大切です。
「5.【結論】学習塾の必要性や通わせる先を選ぶ時には「お子様に合うかどうか」が大切」で後述しますが、親御様の判断だけで通う学習塾を決めず、お子様の意志も尊重して、お子様のやる気を最大限に引き出してくれる塾を選びましょう。
4. 学習塾の費用相場|公立小・私立小ごとに学年別に解説
ここからは、小学生が学習塾に通う場合に「実際いくらぐらいかかるか」について解説していきましょう。
前述した通り、小学生の学習塾費(年間)は、公立小学校の場合は平均で約8万円、私立小学校の場合は平均で約27万円となっています。
これはあくまで平均であり、実際には、小学生のお子様の学年によってかなりバラツキがあるため、詳しく見ていきましょう。
4-1. 公立小学校に通うお子様の学習塾費の平均相場
文部科学省/子供の学習費調査(令和3年度)の「表6 学年別補助学習費」によると、公立小学校の学年別の学習塾費は以下のような分布になっています。
【公立小学校に通うお子様の学習塾費の平均相場】
学年 | 1年あたりの学習塾費 |
---|---|
小学1年生 | 31,181円(1ヵ月あたりに換算すると、月2,598円) |
小学2年生 | 33,365円(1ヵ月あたりに換算すると、月2,780円) |
小学3年生 | 54,172円(1ヵ月あたりに換算すると、月4,514円) |
小学4年生 | 81,635円(1ヵ月あたりに換算すると、月6,803円) |
小学5年生 | 125,821円(1ヵ月あたりに換算すると、月10,485円) |
小学6年生 | 155,013円(1ヵ月あたりに換算すると、月12,918円) |
全体平均 | 81,158円(1ヵ月あたりに換算すると、月6,763円) |
学年が上がるにつれて、学習塾費の平均金額が高くなっていることが分かります。
小学生後半になると、中学受験に向けて進学塾に通うお子様も増えることから、学習塾の費用が高くなる傾向にあります。
なお、この学習塾費は年額であり、授業料(月謝)以外にかかる入会金や季節講習、教材費なども含まれています。つまり、単純に12ヵ月で割った金額が月額費用(授業料)とイコールにはならないという点に注意しましょう。
月額費用は月額8,000円~1万円代が相場で、それ以外に入会金や教材費がかかるイメージと考えておくと良いでしょう。
4-2. 私立小学校に通うお子様の学習塾費の平均相場
文部科学省/子供の学習費調査(令和3年度)の「表6 学年別補助学習費」によると、私立小学校の学年別の学習塾費は以下のような分布になっています。
小学1年生から小学6年生までの全体をならした学習塾費の平均は、年間で約27.3万円(1ヶ月あたりに換算すると、月あたり約2.2万円)となっています。
【私立小学校に通うお子様の学習塾費の平均相場】
学年 | 学習塾費(年額) |
---|---|
小学1年生 | 171,797円(1ヵ月あたりに換算すると、月14,316円) |
小学2年生 | 127,924円(1ヵ月あたりに換算すると、月10,660円) |
小学3年生 | 208,636円(1ヵ月あたりに換算すると、月17,386円) |
小学4年生 | 303,449円(1ヵ月あたりに換算すると、月25,287円) |
小学5年生 | 433,441円(1ヵ月あたりに換算すると、月36,120円) |
小学6年生 | 405,057円(1ヵ月あたりに換算すると、月33,755円) |
全体平均 | 273,629円(1ヵ月あたりに換算すると、月22,802円) |
なお、この学習塾費は年額であり、授業料(月謝)以外にも入会金や季節講習、教材費なども含まれることを考えると、単純に12ヵ月で割った金額が授業料(月謝)とイコールにはなりません。
特に中学受験をするお子様の場合は、月額で支払う授業料のほかに、小学校高学年に夏期講習などの季節講習費がかかるケースが大半です。
そのため、月額固定の授業料だけでなく、年間でいくら費用がかかるのかを念頭に置いて、学習塾選びをおこなうことが大切です。
5.【結論】小学生に学習塾に通わせるかの最終判断・学習塾選びは「お子様に合うかどうか」が大切
ここまで小学生から学習塾に通わせるメリット・デメリット、費用についても詳しく解説してきました。
読み進めながら、「自分の子どもに通わせたい学習塾のイメージ」が少しずつ具体化されてきたのではないでしょうか。
小学生の子どもを学習塾に通わせるのにはもちろん「費用がかかる」などのデメリットもあります。
しかし、学校の授業に置いていかれないようにしたり、学習習慣を定着させたり、やり抜く力を身につけさせたりしたいならば、学習塾への入塾を前向きに検討することをおすすめします。
ただし、保護者様が頭ごなしに「塾に通いなさい」と指示して無理やり通わせたり、お子様の気持ちを無視して合わない学習塾を選んでしまったりすると、通うのが苦痛になりお子様の負担になってしまいます。
保護者様が「勉強を好きになってもらいたい」と思って通わせた塾のせいで、逆に「勉強嫌い」になってしまったら本末転倒です。
そのため、小学生のお子様に学習塾に通わせるかを最終判断する場合や、どの学習塾にするかを決める際には、「お子様に合うかどうか」という軸を持つことが最も大切となるのです。
ここさえ誤らなければ、子どもの学習塾体験がより効果的で充実したものとなる可能性が高くなり、小学生のうちから塾に通わせたことを後悔するという心配もなくなるでしょう。
もちろん大前提として「学習塾に割ける予算」が家庭ごとにあるはずですので、その予算の範囲で通える学習塾の中で、もっともお子様に合う学習塾を選ぶようにしましょう。
6. 失敗しない小学生向け学習塾の選び方3ステップ
ここからは、ここまでお話ししてきた「子どもに合う学習塾」を見つけるためのステップについて詳しく解説していきます。
小学生の学習塾はたくさんありますが、全てのお子様に合う塾というものは存在しません。どの塾もそれぞれに特色や相性がありますので、お子様ごとに合う学習塾は違います。
子どもに合う学習塾を見つけるために欠かせないステップは以下の3つです。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
6-1. 学習塾に通う目的を明確にしてお子様と共有しておく
最初のポイントは、学習塾に通う目的、すなわち「何のために学習塾に行くのか」をハッキリさせておくことです。
そして、できればその目的をお子様自身とも共有して、理解してもらっておくことも重要です。
例えば、小学生を学習塾に通わせる目的は、以下のように多岐にわたります。
学習塾に通う目的の例
・授業についていけない苦手な科目をなくすため
・学習習慣を身に付けさせて、勉強を好きになってもらうため
・中学受験をするので受験対策として通わせるため
・学校では習わない高度な勉強もさせるため
これらの目的が明確で、かつお子様とも共有されていれば、学習塾を選ぶ際の方向性がはっきりと定まり、適切な選択を行いやすくなるでしょう。
6-2. 目的に合った学習塾の種類と形式を選ぶ
6-1で目的を明確にしたら、今度はその目的に合致する学習塾をピックアップしていきましょう。
ピックアップする時のポイントは2つあります。補習塾か進学塾か、そして個別指導か集団指導かの2点です。
学習塾の種類(補習塾か進学塾か)
学習塾には大きく分けて「補習塾」か「進学塾」に分かれます。
「補習塾」は、学校の授業のフォローを目的にした学習塾です。難しい内容を取り扱うのではなく、あくまで学校の教科書をベースに学習を進めていくのが一般的です。
補習塾が向いているのは、学校の授業についていけなくなってきたお子様や、苦手科目があるお子様、小学校でのテストの点が伸び悩んでいるお子様などです。
一方、「進学塾」とは、主に中学受験を目的とした学習塾です。行きたい中学校に合格することが目標となるため、子どもたちの学習レベルも高く、入塾テストが設けられている塾もあります。
進学塾が向いているのは、勉強に対して意欲的に取り組めるお子様です。周りの生徒さんのレベルが高いため、「勉強が嫌い」というお子様には向いていない可能性があります。
なお、2つの塾を両方兼ね備えた学習塾は「総合塾」と呼ばれています。
総合塾は、受験に特化した「進学コース」と学校の授業のフォローを行う「補習コース」を両方設定しており、レベルによって使い分けができますよ。
授業形式(個別指導か集団指導か)
もう一つ重要なポイントが、授業の形式(個別指導か集団指導か)です。授業の形式は、お子様の性格によっても向き不向きがあるため、選ぶ場合に特に重視したいポイントです。
「個別指導」とは、講師1人に対して生徒さんが1人(または、多くても3人まで)で、個別に指導してくれる形態をいいます。
お子様の学習のレベルやペースに合わせて教えることができるため、勉強が遅れがちなお子様におすすめの授業形式です。その場で質問しやすいというメリットもあります。
一方、「集団指導」とは、小学校の授業のように、1クラス10名や20名などのお子様に対して、講師が授業を進めていくスタイルです。
集団指導は、一緒に授業を受ける仲間と切磋琢磨して、より高みを目指せるメリットがあります。周りの高いレベルに食らいつくように自分の能力を高められるお子様に向いています。
例えば、湘南ゼミナールの小学生向けコースには、
・集団指導の「総合進学コースコース」(小3~小6)
・個別指導の「個別指導コース」(小1~小6)
・神奈川県の公立中高一貫校合格を目指すコース(小3~小6)
があります。
どちらの授業形式がお子様に向いているか迷っている保護者様は、無料体験授業や資料請求時にぜひお気軽にご相談ください。
6-3. 実際に体験授業を受けてみて相性を確認する
目的を定めて、目的やお子様の特性に合った学習塾をピックアップできたら、最後に必ず体験授業を受けて「本当に相性が合うかどうか」の最終チェックを行いましょう。
インターネットの情報や取り寄せた資料を見てイメージが良くても、実際に校舎を訪れてみて、体験授業を受けてみると印象が違うことがありえるからです。
体験授業でチェックするべきポイントは以下の4つです。
1. 授業自体の分かりやすさや楽しさ、進め方がお子様に合っているか
2. 講師陣の明るさ、楽しさ、話しやすさ、お子様との相性
3. 通っている生徒さんとお子様の雰囲気が合いそうか
4. 塾の校舎の設備(自習室や食事スペースがあるかなど)
お子様が入塾後に伸び伸びと勉強を進められるかどうかをイメージして、しっかりと相性を見定めることが大切です。
湘南ゼミナールでは、通常授業の体験はもちろん、夏期講習など季節講習の体験も受け付けています。ぜひまずはお気軽に無料体験授業にご参加ください。
まとめ
本記事では、小学生の学習塾についてさまざまな角度から解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。
▼最新の小学生の学習塾事情
・公立小の約4割・私立小の約7割の子どもが学習塾に通っている ・小学生が学習塾に通い始めるタイミングは小4からが多い |
小学生から学習塾に通うことで得られるメリットには、以下の3つがあります。
・お子様の学力の向上が見込める ・勉強する習慣を身につけることができる ・目標設定・やり抜く力を育むことができる |
逆に、小学生のお子様を学習塾に通わせるデメリットは、以下の3つが考えられます。
・お金がかかる ・お子様が自由に遊ぶ時間が減ってしまう ・合わない塾に通うと勉強嫌いになる可能性がある |
学習塾の費用相場は、公立小学校の場合は平均で約8万円、私立小学校の場合は平均で約27万円です。
学習塾を選ぶ時には、捻出できる費用の中で、お子様に最も合う学習塾を選ぶのがおすすめです。
失敗しない小学生向け学習塾の選び方3ステップは以下です。
・学習塾に通う目的を明確にしてお子様と共有しておく ・目的に合った学習塾を選ぶ(補習塾か進学塾か・個別指導か集団指導か) ・実際に体験授業を受けてみて相性を確認する |
体験授業を受けてみることは、学習塾選びに失敗しないためにとても重要なポイントです。後悔しないためには、必ず体験授業を受けてみることをおすすめします。
何かお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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