定期テスト
【完全ガイド】定期テストの勉強方法|スケジュール例まで紹介
「初めての定期テストなので、具体的な勉強法について知っておきたい」
「定期テストが迫っているけど、何から手を付ければいいのかわからない…」
中学生の中には上記のように、定期テストの勉強方法について悩んでいる人も多いでしょう。
定期テストは原則授業で習った内容からしか出題されません。具体的には以下4つの勉強法を実践することで、授業の内容を学び直せるほか、理解を深められます。
上記の勉強法にならって勉強するだけでなく、どのくらいの時間を勉強に充てればいいのかや、確実に点数を稼ぐコツを理解していれば、今までの定期テストの中で自分史上1番良い点数を取れる可能性があります。
そこで、この記事では、
・定期テストの勉強開始時期や推奨勉強時間 ・【平日・休日】定期テストの勉強スケジュール例 ・定期テストの基本的な勉強方法4つ ・定期テストで確実に点数を取るために意識したいポイント ・定期テストで高得点を取りたい場合の勉強方法 |
について、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、定期テストの基本的な勉強方法がわかるだけでなく、自分にあった勉強スケジュールの立て方や、何に気を付ければしっかり点数を取れるのかもわかります。
定期テストで良い点数を取りたい人や、勉強も部活も頑張る自分になりたい人、高校受験に向けて内申点を上げていきたい人は、ぜひ最後まで目を通してください。
1. 定期テストの勉強法【スケジュール編】
まずは、「今まであまり勉強したことない」「スケジュールを立てないで勉強していた」といった人に向けて、定期テスト前にどのくらい勉強時間を取るべきかや、どのようなスケジュールを立てればいいのかを、以下の順番で解説します。
・テスト勉強開始時期:2週間前 ・テスト2週間前~1週間前までの勉強時間の目安:平日2~3時間・休日5時間 ・テスト1週間前~前日までの勉強時間の目安:平日3~4時間・休日6~8時間 |
早速、1つずつ見ていきましょう。
1-1. 2週間前からテスト勉強を開始する
定期テストの勉強は2週間前から始めましょう。
テスト範囲は定期テストの約2週間前に発表するといった学校は多いです。
部活に入っている場合は1週間前から部活が休みになるケースが多く、1週間前から勉強を開始するといった人も多いでしょう。しかし、1週間前ではテスト範囲すべてを勉強する時間が取りにくいです。
少し古いですが、2013年にベネッセが中高生の保護者様約1,900人を対象に、定期テストの勉強についてアンケートを取ったところ、約47%の中高生が2週間以上前から定期テストの勉強を行っていることがわかりました。
参考:定期テスト勉強、範囲発表前でも半数近くが、2週間前には準備開始 | ベネッセ教育情報
テスト範囲を満遍なく勉強するためにも、定期テストの勉強は2週間前から始めるのがおすすめです。
1-2. 【2週間前〜1週間前まで】平日2~3時間・休日5時間を目安に勉強する
定期テスト2週間前から1週間前までは平日2~3時間、休日は5時間を目安に勉強しましょう。
ベネッセが2013年に行った定期テストの平均勉強時間についてのアンケートによると、2時間以上3時間未満勉強している中高生の割合が32%と一番多く、続いて多かったのが1時間以上2時間未満勉強している中高生で、25%といった割合でした。
参考:定期テスト勉強、範囲発表前でも半数近くが、2週間前には準備開始 | ベネッセ教育情報
ただし、休日は授業や部活のある平日に比べてまとまった時間が取れやすいため、平日よりも勉強時間を増やした方が良いでしょう。
以下に、部活動がある場合とない場合の平日、休日それぞれのスケジュール例を掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
1-1-1. 部活動がある場合のスケジュール例
部活動がある場合は、平日は約2時間、休日は約5時間勉強しましょう。スケジュールは以下を参考にしてみてください。
部活にもよりますが、平日において部活が終わるのはだいたい18~19時といった学校が多いです。帰宅して家に着いたら夕飯や入浴を済ませて、やっと落ち着けるのが21時前後といった人も多いかと思います。
スマートフォンを見たり、テレビを見たりしてゆっくりしたいとは思いますが、就寝時間までの約2時間は勉強に充てましょう。
夜より朝活動する方が得意といった場合は、起床して勉強するのも良いでしょう。休日は部活の練習や試合がない場合は、約5時間勉強することをおすすめします。
「いきなり5時間も勉強できない」といった場合は、上記のスケジュール例のように、一気に勉強するのではなく、1時間半勉強して休憩といったように、小分けにして勉強してみてください。
このように、部活動がある場合は、定期テスト2週間前から1週間前までは、平日2時間、休日5時間を目安に勉強してみてください。
1-1-2. 部活動がない場合のスケジュール例
部活動がない場合は、平日は約3時間、休日は約5時間勉強しましょう。スケジュールは以下を参考にしてください。
平日は学校の授業が終わったら帰宅して、夕飯やお風呂までの間の約2時間を勉強に充てましょう。夕飯や入浴が済んだら、のんびりしたいかとは思いますが、約1時間ほど勉強します。
もちろん夜より朝の方が得意といった場合は、夜に眠気と戦いながら勉強するのではなく、起床後に勉強する方が良いでしょう。
休日は休憩時間を上手く挟みながら勉強しましょう。また、スタートが遅いと「今日は勉強しなくていいか」といった気持ちになりやすいため、なるべく午前中から勉強を始めることをおすすめします。
このように、部活動がない場合は、定期テスト2週間前から1週間前までは、平日3時間、休日5時間を目安に勉強してみてください。
1-3. 【1週間前〜前日まで】平日3~4時間・休日6~8時間を目安に勉強する
定期テスト1週間前から前日までは平日3~4時間、休日は6~8時間を目安に勉強します。
テストの日が近くなってきているほか、期末テストの場合は副教科の勉強もする必要があるため、1週間前からはさらに、勉強時間を多く確保した方が良いでしょう。
また、テスト2週間前から1週間前まで、思っていたより勉強時間を取れなかったといった場合も、意識して勉強時間を増やす必要があります。
以下は定期テスト1週間前から前日までのスケジュール例です。
ここではテスト1週間前は部活が休みになると仮定します。そのため、部活をやっている場合もやっていない場合も、以下のスケジュール例を参考にしてください。
平日は帰宅後に合計3~4時間ほど勉強します。もし眠い場合は、20分ほど仮眠してから勉強するなど工夫しましょう。
休日は6~8時間を目安に勉強します。長時間となるため、一気に続けて勉強するのではなく1時間半ずつや2時間ずつなど小分けにして、集中力が切れないようなスケジュールを組みましょう。
このように、定期テスト1週間前から前日までは、平日3~4時間、休日6~8時間を目安に勉強してみてください。
テスト前日は徹夜を避けよう |
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定期テスト前日は、いつもより早めに勉強を切り上げて、徹夜することは避けましょう。 睡眠時間を削って勉強した場合、せっかく2週間前から勉強してきたにもかかわらず、テスト本番で頭がボーっとしてしまうほか、体調不良になる可能性もあります。 前日は無理に新しい問題を解こうとしたり、何度チャレンジしてもよくわからない問題に取りかかったりせず、基礎問題の復習や暗記物などを中心に勉強することをおすすめします。 |
2. 定期テストの勉強法【勉強内容編】
勉強時間の目安や、スケジュールの立て方がわかったら、次は定期テストの基本的な勉強方法を確認しましょう。
定期テストは、授業で習った範囲から出題されるため、基本的には学校の教材や配布物を使って復習することが効果的です。具体的な方法は以下の4つを参考にしてください。
・教科書を何度も読み直す【2週間前~1週間前】 ・理解できない部分をなくす【2週間前~1週間前】 ・小テストやワークの問題を解き直す【2週間前~前日】 ・テストに出そうな部分をとにかく暗記する【1週間前〜前日】 |
以下で1つずつ、詳しいやり方を解説していきます。
2-1. 教科書を何度も読み直す【2週間前~1週間前がおすすめ】
定期テストの基本的な勉強法の1つに、テスト範囲の教科書を読み直す方法があげられます。
教科書を何度も読み直すことで、頭に知識が入りやすくなるからです。何度も読み返して同じ情報に触れることで、理解が深まります。
たとえば、以下は社会で戦国時代の部分がテスト範囲の場合に、教科書をどうやって読み直すのかの例です。
・1回目:テスト範囲の部分をザッと読んで、ぼんやりと歴史の流れを把握する ・2〜3回目:歴史的な出来事や事象(応仁の乱や桶狭間の戦いなど)をキリの良いところで区切って読み直す ・4回目以降:2〜3回目で細かい事柄について理解できたら、最初から最後まで通しで読んで、全体像を把握する |
上記のように、読む目的を毎回変えながら読み直すと、知識が頭に入りやすいでしょう。
また、教科書を読む際は、できれば声に出して読むことをおすすめします。音読することで、脳が活性化し、記憶が定着しやすいからです。
このように、定期テストの勉強を行う際は、教科書のテスト範囲の部分を何度も読み直しましょう。
2-2. 理解できない部分をなくす【2週間前~1週間前がおすすめ】
定期テストの勉強法2つ目は、理解できない部分をなくすといった方法です。わからない部分を放置したまま勉強を進めると、途中でつまずいてやる気を失うほか、解けない問題が出てくるからです。
テスト勉強をしていると、わからない箇所がいくつか出てくる人は多いかと思います。そんな場合は、学校の先生や友達に教えてもらいましょう。
ただし、「この教科がわからない」や「この問題がわからない」と丸投げするのはNGです。教える側の先生や友達も、どこから説明すれば良いか戸惑ってしまい、お互い貴重な時間をムダにしてしまいます。
たとえば、数学で「この公式は覚えているんだけど、公式を使って問題を解くと、毎回この段階でつまずく」など、具体的にわからない箇所をピックアップした上で教えてもらいましょう。
わからない部分を事前になくし、スムーズにテストの問題を解けるようにしておくことは重要です。
2-3. 小テストやワークの問題を解き直す【2週間前~前日がおすすめ】
定期テストの勉強法3つ目は、小テストやワークの問題を解き直すことです。
授業や宿題で1回解いたから大丈夫と思う人もいるかもしれません。
しかし、間違った問題や、習ったばかりだったので解けた問題、偶然解けた問題などもあるかと思います。特に間違った問題の解答欄に正解だけ書いて、満足してしまうケースは多いです。
小テストやワークの問題を解き直せば、間違った問題の復習になるだけでなく、テストの問題をスムーズに解けるようになります。
また、問題を何度も解き直すことで、自身が苦手とする問題の傾向がわかり、重点的に勉強した方が良い箇所もわかるでしょう。
このように、定期テストの勉強をする際は、ぜひ小テストやワークの問題を解き直してみてください。
2-4. テストに出そうな部分をとにかく暗記する【1週間前〜前日がおすすめ】
定期テストの勉強法4つ目は、テストに出そうな部分をとにかく暗記する方法です。以下のように、定期テストは暗記しておけば、答えられる問題も多く出題されます。
・国語:熟語や故事成語など ・数学:公式 ・理科:物質名や化学式など ・社会:歴史的事象や西暦、人物名など ・英語:英単語 |
具体的な暗記方法は、以下を参考にしてみてください。
・単語帳を作る:たとえば、英単語を表に書いて、裏に日本語で意味を書いて、隙間時間などに確認する ・友達と問題を出し合う:友達と交互に問題を出し合って覚える ・赤シートを使う:たとえば、ノートに歴史上の人物名や事柄を赤ペンで書き、赤シートで隠して答える ・何回も書く:覚えたい用語や単語を繰り返しノートに書く |
定期テストの勉強をする際は、上記の方法で暗記できるものは必ず暗記しておきましょう。
3. 定期テストで確実に点数を取るために特に重要なポイント
定期テストは「2. 【勉強内容】定期テストの基本的な勉強法」で紹介した勉強方法だけを実践すれば問題ないというわけではありません。
確実に点数を取ったり、前回よりも良い点数を取ったりするためには、他の点も意識する必要があります。具体的には以下3つを意識して実践しましょう。
・毎日少しずつ勉強する ・ケアレスミスをなくす ・副教科の勉強も行う |
以下で1つずつ説明していきます。
3-1. 毎日少しずつ勉強する
定期テストで確実に点数を取るためには、毎日少しずつ勉強することが需要です。テスト3日前や前日に集中して暗記すれば、答えられる問題もあるでしょう。
しかし、基本的には一気に勉強するより、毎日少しずつ教科書を読んだり、問題を解いたりしていくことで、知識が頭に定着します。
特に、英語や数学は勉強を積み重ねていくことで理解が深まる教科なので、一夜漬けで勉強しても、解ける問題は限られるでしょう。
「時間があるときに勉強しよう」と思っていると、自分に甘くなってしまい、結局勉強しないケースが多いです。
たとえば、平日は夕飯を食べた後の2時間、休日は朝10~15時など勉強するタイミングを事前に決めておくことで、勉強の計画も立てやすくなるほか、勉強することを習慣付けられます。
自身が勉強に集中できる時間帯であれば、どのタイミングでも問題ないので、勉強する時間帯を決めて、毎日少しずつ勉強しましょう。
3-2. ケアレスミスをなくす
定期テストで確実に点数を取るためには、ケアレスミスをなくすことも重要でしょう。
事前に勉強をがんばって解ける問題が増えても、ちょっとしたミスで取れたはずの点数が取れないのはもったいないですよね。よくあるケアレスミスは、以下のようなものが挙げられます。
・問題の読み間違え:たとえば、国語の問題で「誤っているものを選びなさい」と書いてあるのに、正しいものを選んでしまうなど ・答えの書き忘れ:たとえば、数学の回答欄に数字だけ書いて「㎡」などの単位を書き忘れる、英語で主語が「He,She」なのに動詞に「s,es」を付け忘れるなど ・計算間違え:たとえば、数学で頭の中で暗算して誤る、四捨五入の桁を誤るなど |
上記のようなミスが今まで多かった場合は、以下の点に気を付けてテストに臨んでみてください。
・問題を最初から最後まで読み飛ばさずに読む ・問題で自分が「間違いそうだな」と思った箇所に線を引いておく ・後で見返せるように途中式も書き残しておく ・最後に全問題と解答を見直す |
取れるはずの点数を取りこぼさないためにも、ケアレスミスはなくしていきましょう。
3-3. 副教科の勉強も行う
定期テストで確実に点数を取るためには、音楽、技術家庭などの副教科の勉強も行いましょう。
期末のみ副教科のテストが実施されますが、主要教科のみ勉強して、副教科はほとんど勉強しないでテストに臨んでいる人も多いのではないでしょうか?
おまけのように感じるかもしれませんが、いずれ高校を受験する際に副教科のテストはなくとも、副教科の成績は内申点に加算されるため、定期テストで点数を稼いでおく必要があります。
副教科のテスト範囲は5教科に比べると少ないです。担当の先生によって問題の傾向は異なりますが、暗記しておけば、多くの問題を解けるかと思います。
教科書のほか、授業中に使用したプリントなどあれば、それを参考にして勉強しましょう。
このように、期末テストの場合は主要教科だけでなく、副教科の勉強もしっかり行うことが重要です。
4. 【高得点を狙う人向け】定期テストの勉強法
ここまで読み進めた人の中には、すでに前述した勉強方法を実践している人もいるでしょう。
もし現在、平均点以上の点数をとれており、高得点を狙いたいといった場合は、以下の勉強方法を試してみてください。
・3週間前からテスト勉強を開始する ・応用問題の対策をしっかり行う ・より具体的にスケジュールを立てる ・結果が出づらいなら塾に通ってみる |
以下で1つずつ見ていきましょう。
4-1. 3週間前からテスト勉強を開始する
定期テストで高得点を狙う場合は、3週間前からテスト勉強を開始しましょう。一般的には、2週間前にテストの範囲が発表されるケースが多く、そのタイミングで勉強を始める人が多いです。
しかし、平均よりも1週間早くテスト勉強を始めることで、勉強に充てられる時間を多く確保できます。
たとえば、3週間前から2週間前までは理解に時間のかかる英語や数学を中心に勉強し、2週間前からは5教科をバランス良く勉強するなど、得意な教科と不得意な教科に合わせてスケジュールを立ててみましょう。
特に、今まで2週間でテスト範囲の勉強が終わらなかった人は、ぜひ3週間前からテスト勉強を始めてみてください。宿題や部活とも並行しながら、いつもより余裕を持って勉強できるかと思います。
このように、定期テストで高得点を狙いたい場合は、3週間前からテスト勉強を始めてみましょう。
4-2. 応用問題の対策をしっかり行う
定期テストで高得点を取りたい場合は、基礎問題だけでなく応用問題の対策もしっかり行いましょう。
定期テストでは応用問題が約2~3割ぐらいの割合で出題されるので、応用問題も解けるようになれば、高得点を狙えます。
たとえば、以下のような方法で応用問題の対策を行ってみてください。
・問題集を買って繰り返し解く:学校で使っているワーク以外に問題集を買って、繰り返し解き、多くの問題パターンに慣れておく ・書き込みながら考える癖を付ける:頭の中だけで考えて答えを出そうとするのではなく、問題文の下などに答えを出すまでの工程(グラフや図形、表、途中式など)を書き込みながら考えていく癖を付ける |
基礎問題が解けるようになってきたら、上記の方法で応用問題の対策もしっかり行い、高得点を狙いましょう。
4-3. より具体的にスケジュールを立てる
定期テストで高得点を狙う場合は、より具体的にスケジュールを立てましょう。
「今日は1時間勉強する」「明日は2時間勉強する」など大雑把なスケジュールを立てるより、事前に勉強する教科や範囲を1日ごとに決めておくことで、より行動に移しやすくなります。
たとえば、以下のような順番で、より具体的なスケジュールを立ててみましょう。
【具体的なスケジュールの立て方の例】
順番 | やること | 詳細 |
---|---|---|
STEP1 | テスト勉強に充てられる時間を割り出す | まずは、無理のない範囲で、どのくらいの時間をトータルで勉強に充てられるかを割り出しておく。 |
STEP2 | 1日ごとに勉強する教科を決める | たとえば、月曜日は国語と数学、火曜日は英語、休日は理科と社会など、勉強する教科を事前に決めてスケジュール帳やカレンダーに書き込んでおく。 |
STEP3 | その日に勉強する内容と割り当てる時間を具体的に決める | たとえば、STEP2で5/1は英語と数学を勉強すると決めた場合、以下のように実際に勉強する内容や時間を細かく決めておく。 ・英単語を30個、単語帳を使って覚える(20分) ・英語の教科書10ページ~15ページからの長文を音読してリスニング対策する(40分) ・数学の小テスト5枚計50問を解き直す(1時間) など |
上記のように、実際に勉強する内容や時間まで事前に決めておくことで、「今日はどの教科をやろう」「どの部分を勉強しよう」と考える時間がなくなります。
その結果、すぐに行動に移せるほか、着実にすべてのテスト範囲を勉強できるため、高得点につながりやすいでしょう。
4-4. 結果が出づらいなら塾に通ってみる
もしここまで紹介している勉強法を試しても結果が出づらい場合は、塾に通ってみるのも1つの手でしょう。塾に通うことで、1人で勉強するよりも効率的に勉強できるからです。
「塾」と聞くと、受験勉強のために通う場所といったイメージが強いかもしれません。しかし、塾講師は受験勉強を含めた勉強全般を教えるプロです。
基礎問題だけでなく応用問題の解き方やコツをわかりやすく教えてくれるほか、自分に合った勉強方法を一緒に探してくれます。
1人で「この解き方で合ってるのかな?」「この勉強方法で大丈夫だろうか?」など悶々としながら勉強している状態から解放されるでしょう。
何より学校の先生以外で勉強について頼れる講師がいるのは、心強いかと思います。
このように、さまざまな勉強法を試してもなかなか結果が出ない場合は、塾に通うといった選択肢も頭に入れておくと良いでしょう。
湘南ゼミナールでは、各校舎近隣の学校の定期テストを分析しています。
定期テスト前の土日祝日には各中学校別に無料で定期テストの対策授業を実施しており、入塾直後でも約93%(※)の生徒さんが中学校の定期テスト点数アップを実現しています。
「どうやって勉強すればいいかわからない」といった場合はもちろん、「テストで高得点を取りたい!」といった場合は、ぜひ一度、湘南ゼミナールにご相談ください。
5. まとめ
定期テストの勉強は2週間前から始めましょう。具体的な勉強時間の目安は以下の通りです。
【具体的なテスト勉強時間の目安】
テスト2週間前~1週間前 | テスト1週間前~前日 | |||
部活がある場合 | 平日 | 2時間 | 平日 | 3~4時間(※) |
休日 | 5時間 | 休日 | 6~8時間 | |
部活がない場合 | 平日 | 3時間 | 平日 | 3~4時間 |
休日 | 5時間 | 休日 | 6~8時間 |
※テスト1週間前に部活が休みになると仮定した場合の目安
基本的な勉強方法は以下を参考にしてください。
・教科書を何度も読み直す【2週間前~1週間前】 ・理解できない部分をなくす【2週間前~1週間前】 ・小テストやワークの問題を解き直す【2週間前~前日】 ・テストに出そうな部分をとにかく暗記する【1週間前〜前日】 |
確実に点数を取ったり、前回よりも良い点数を取ったりするためには、以下3つを意識して実践しましょう。
・毎日少しずつ勉強する ・ケアレスミスをなくす ・副教科の勉強も行う |
もし高得点を狙いたい場合は、以下の勉強方法を試すことをおすすめします。
・3週間前からテスト勉強を開始する ・応用問題の対策をしっかり行う ・より具体的にスケジュールを立てる ・結果が出づらいなら塾に通ってみる |
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