湘ゼミコラム

高校受験・入試

高校受験生の親はどう在るべき?NG行為・すべきことの線引きが重要

高校受験生を持つ親御様の中には、「受験生である子どもの理想的な関わり方」について考えている方が多いのではないでしょうか。

場合によっては、子どもから「そんなに干渉しないで!」と言われて悩んでいる方もいるかもしれません。

結論から言うと、「してはいけないこと(NG行為)」と「できること・すべきこと」を明確に線引きした上で子どもと関わるのが高校受験生の親としての理想です。

具体的に、親がしてはいけないNG行為と、できること・すべきことは、以下のようなものがあります。

これらのポイントをきちんと理解し、実行することで、家庭のサポートは十分といえます。むしろ勉強や学習に関しては塾に任せることで、お子様も今ある環境で周囲を適切に頼りにして、安心して受験に臨むことができますよ。

この記事では、してはいけないNG行為6つと、できること・すべきこと9つについて詳細に解説することで、受験前の子どもと親の相互関係について本質的な情報を提供します。

子どもの受験が上手く行くよう手助けしたい親御様にとって、高校受験生の親としてどのように支援すべきかの答えを見つけられれば幸いです。

1. 高校受験生の親は「適切な線引き」をして子どもと関わろう

高校受験生の子どもを持つ親御様の立場としては、「適切な線引き」をして子どもと関わることが重要です。

子どもを心配するあまりに、勉強の仕方や進路にまで口を出してしまいがちですが、そこまでしてしまうと一線を超えてしまうことになります。

「相談されたら一緒に考える」はOKですが、言いなりにさせようとすると返って反発を招いたり、子どものやる気を奪ってしまったりする原因となりかねないのです。

中学生ともなれば子どももしっかりと自分の意見を持っているので、親が関わることができる範囲はたかが知れています。親も一緒に面接を受ける小学校受験とは全く違うということを認識するようにしましょう。

実際に、以下に、小学校受験の親の関わりを100%とした時の、影響力の目安を示してみました。

【親の影響力の目安】

小学校受験100%(親も面接を受けるため、影響力が大きい)
中学受験70%程度(送り迎えなどのサポートも必要で、影響力はまあまあ大きい)
高校受験40%程度(ただし、あくまでダブルチェックやサポートに徹するのがおすすめ)
大学受験10%程度(本人の頑張りに任せるのがおすすめ)

具体的には、以下のように「してはいけないこと」と「しても良いこと(できること)」の線をしっかりと引いて、立場をわきまえて子どもと関わることをおすすめします。

2章では「してはいけないこと6個」、3章では「しても良いこと(できること)9個」を解説していくのでぜひ参考にしてください。

2. 高校受験生の親がしてはいけないNG行為6個

1章で解説した通り、高校受験生の親は、「してはいけないこと」と「して良いこと(すべきこと)」の線引をしっかりと見極めたうえで、子どものサポート役に徹するのが原則です。

ここからは、具体的に、高校受験生の親がしてはいけないNG行為6個を解説していきます。

NG行為は大別すると3種類あり、(1)子どものやる気を削ぐ行為、(2)子どもの主体性を奪う行為、(3)勉強についての口出し行為となります。

(1)子どものやる気を削ぐ行為

・「勉強しなさい」などと口を出す

・他人や兄弟姉妹と比べること

・放任しすぎて悩みを聞いてあげない

(2)子どもの主体性を奪う行為

・親が過干渉して何でもやってあげてしまう

・子どもが決めた進路に口出しをする

(3)子どもに余計な心配をかける行為

・お金に関する愚痴を聞かせる

それぞれ詳しく解説していきます。

2-1. 親のNG行為①:「勉強しなさい」などと口を出すこと

高校受験生の親がやりがちなNG行為に、お子様に「勉強しなさい」「このままでいいの?」などと口を出してしまう行為があります。

勉強しようとしている時に「勉強しなさい」と言われてやる気がなくなってしまった、というのはお子様から良く聞く話です。

高校受験を控えている中学生です。親が受験に対して口出ししてくるのに凄くイラつきます。その内容も『社会すれば?』とか、『もっと勉強すれば?』みたいな全然アドバイスになってないし、自分で分かっていることをわざわざ復唱されているようで凄いストレスです。
引用:Yahoo!知恵袋

親からの言葉がストレスになってしまい、やる気を失くしてしまうのは本末転倒です。

「勉強しなさい」と言われて渋々勉強しても、良い結果につながることは少ないでしょう。親がすべきことは、集中して勉強できる環境を整えること、精神面で安心して受験に取り組める場所を提供することです。

「勉強しなさい」という代わりに親がすべきこと
3-1. 親がすべきこと①:学習環境を整える
3-2. 親がすべきこと②:健康面でサポートする(食事・睡眠・風邪予防)

2-2. 親のNG行為②:他人や兄弟姉妹と比べること

高校受験生の親がしていけないことの2つ目は、他人や兄弟姉妹と比べることです。

NG例
・「幼なじみの◯ちゃんはA高校の推薦を受けるらしいわよ!すごいわね!」
・「お兄ちゃんは難関高校に合格したのにお前の志望校のレベルは低いな」
・「自分が受験生だった頃は、一日5時間は勉強したぞ」

どれも、子どものやる気を出すために発破をかけるつもりで発言してしまいがちな言葉です。しかしながら、他人や兄弟姉妹と比べても何も良いことはありません。それどころか、子どものやる気を削いでしまうことになるので注意しましょう。

親がすべきことは、他人や兄弟姉妹と比べることではなく、お子様の頑張りを褒めてあげることです。「受験生なのだから勉強して当たり前」と思わず、自分だけはお子様の味方という態度を示しましょう。

他人や兄弟姉妹と比べるのではなく親がすべきこと
3-3. 親がすべきこと③:頑張っていることを褒めて応援する

2-3. 親のNG行為③:放任しすぎて悩みを聞いてあげない

「高校受験するのは本人だから」と冷静にお子様に関わるのは良いですが、放任しすぎて悩みを聞いてあげないのは良くない行為です。

「勉強しなさい」と口には出さなくても、お子様をいつも見守っている態度を取り、困った時に相談しやすい環境を整えておくことが大切です。

高校受験あまり上手くいかなくて、納得いかなかった人です。受験期に、親はなにも言わないタイプで放任されてました。少しくらい、進路について考えてくれる時間があれば良かったと思ってしまいます。(親が気にかけてくれる子はいい進路にいけてるし、、と)
引用:Yahoo!知恵袋

「小さい頃から手のかからない子だった」「普段から自立していて相談されない」という家庭でも、受験は一人で立ち向かうには困難な壁です。

子どもの高校受験を応援しているという態度を示し、困っている時には声を掛けてあげましょう。

放任の代わりに親がすべきこと
3-4. 親がすべきこと④:親子の会話を心がけて精神面をサポートする
3-5. 親がすべきこと⑤:子どもの相談には全力で耳を傾ける

2-4. 親のNG行為④:親が過干渉して何でもやってあげてしまう

高校受験生の親が子どもにしてあげられることは、あくまで「サポートの範囲内」にしましょう。すべて子どもの先回りをして何でもやってあげてしまうのは過干渉になってしまいます。

中学生であれば、自分である程度のことは考えて行動できるはずです。本人の意思を尊重し、見守ることが大切です。

NG例・塾や志望校の選定、勉強の仕方に口を出しすぎる・中学校や塾の面談時に、子どもを差し置いて親が全て話してしまう・説明会の手配や持ち物の準備などを、親が全部面倒を見てあげてしまう

「自分の子どもだし、まだ中学生だから心配」という気持ちもわかります。しかしながら、1から10まで親が面倒を見てしまうと、子どものためにはなりません。知らず知らずのうちに、子どもを言いなりにしていないか考えてみましょう。

高校受験生の親ができることは、本人主体で高校受験を進めて、ミスが起こらないようサポートすることです。全て先回りしてしまうのは避けて、子どもが迷った時に助言できるようにしておくことが重要です。

放任の代わりに親がすべきこと
3-6. 親がすべきこと⑥:受験情報について親も調べておく
3-7. 親がすべきこと⑦:説明会や出願など要所でミスしないようサポートする
3-8. 親がすべきこと⑧:高校受験当日の持ち物のダブルチェックをする

2-5. 親のNG行為⑤:子どもが決めた進路に口出しをする

子どもが自分で決めた進路に口出しをするのも、高校受験生の親のNG行為です。高校受験するのは親ではなく子どもなので、子どもの意志を尊重するのが大前提と考えましょう。

NG例
・トップ校ではなく、目標を下げて偏差値の低い高校を進める
・親が気に入った志望校に行くことを強要する
・「公立にしか行かせない」と進路を狭めてしまう

長くて苦しい高校受験の勉強を乗り切るためには、お子様の「あの高校に行きたい」というモチベーションが不可欠となります。

もちろん家庭のお金の事情もあるでしょうが、できるならば、子どもが本当に行きたい高校を目指して受験を進められるのが理想です。進路に口出ししてしまうと、お子様のやる気を削いでしまう危険性があるので注意しましょう。

高校受験にて親の口出しについて。(中略)そこで親が「順位も微妙なんだし、S校(兄の高校)にすれば?そっちなら確実だし、変な意地張らないで」と言ってきます。正直、この言葉を聞くたびに勉強する気がなくなります。(中略)たしかに親が確実に高校に行ってほしく、大学もいいところに行ってほしい、などの気持ちもわかります。僕だって公立落ちて、莫大な金のかかる私立には負担もかけさせたくないですし、行きたくないです。でも受験生に対してやる気をなくすような言葉をかけてくるのはどうかと思います。
引用:Yahoo!知恵袋

高校受験生の親としてできることは、できる限りお子様の希望を叶えるサポートをすることです。また、高校受験の全体を俯瞰して、第一志望だけでなく併願校も受けさせるなどのサポートもできるでしょう。

2-6. 親のNG行為⑥:お金に関する愚痴を聞かせる

高校受験対策の塾に通う費用や、私立高校に通う場合の学費など、高校受験に際してはかなりの費用がかかります。しかしながら、子どもに対してお金に関する愚痴を聞かせるのは控えましょう。

高校受験にかかるお金について子どもに話したとて、子どもが何とかできる訳ではありません。建設的な話につながる訳ではないのです。それどころか、子どもに余計な心配をかけてしまう可能性があるので絶対にやめましょう。

高校受験生の親ができることは、「子どもが勉強に集中できる環境を整えること」です。余計な心配をかけてしまうのは子どもにとって悪影響でしかありません。

以下のような言動は行わないようにしましょう。

NG例
・「冬期講習の費用が高すぎる」など愚痴を子どもに言う
・「こんなに塾にお金を払ってるのに、なんで成績が上がらないの?」と問い詰める
・「高いお金を払ったんだから頑張りなさい」と発破をかける

高校受験生の親がすべきことは、子どもの希望に寄り添い、子どもが受験勉強に専念できるようにモチベーションを上げることです。

「お金のことは心配いらないから」と、安心させるような発言を心がけましょう。

お金についての愚痴を言う代わりに親がすべきこと
3-9. 親がすべきこと⑨:子どもの希望に沿ってお金を支援すること

3. 高校受験生の親ができること・すべきこと9個

ここからは逆に、高校受験生の親が積極的にすべきこと・しても良いこと・できることについて解説していきます。

1章で解説した通り、高校受験において親ができることはごく一部です。これを大別すると、以下の3つに分けることができます。

(1)子どもが勉強に集中できる環境を作る

・集中して勉強できる学習環境を整える

・健康面でサポートする(食事・睡眠・風邪予防)

(2)子どもの悩みに寄り添ってメンタル面をサポートする

・頑張っていることを褒めて応援する

・親子の会話を心がけて精神面をサポートする

・子どもの相談には全力で耳を傾ける

(3)ミスが起こらないよう陰でサポートする

・受験情報について親も調べておく

・説明会や出願など要所でミスしないようサポートする

・高校受験当日の持ち物のダブルチェックをする

・リスクヘッジとして併願校を受けさせる

(4)希望を叶えるためお金のサポートをする

・子どもの希望に沿ってお金を支援すること

高校受験生の親として、避けるべきNG行為を理解できると、逆にどのようにすべきかも明確になるでしょう。

3-1.親がすべきこと①:集中して勉強できる学習環境を整える

子どもが集中して勉強するためには「集中できる環境」が大切です。勉強の仕方には口を出さず、環境を整えることに専念してください。

具体的には、以下のような方法で勉強に集中できる環境を整えることができるので参考にしてください。

・勉強する専用のスペースを確保する(くつろぐスペースと分けるのがおすすめ)
・子どもの体に合う高さの机と椅子を用意する(高さ調節が可能な机と椅子がベスト)
・快適な温度と湿度を保つ(室温は冬期20℃・夏期28℃、湿度は50%前後が目安)
・勉強に適した照明を用意する(青みがかった「昼光色」の光が適している)
・集中力の妨げにならない静かな空間を作る(耳栓やノイズキャンセリングイヤホンの活用も便利)
・スマホや漫画など勉強の妨げになるものは排除する(勉強時間中は預かるなど)

なお、工事期間中で騒音が気になるなど、自宅で集中できる環境を作るのが難しい場合には、図書館や塾の自習スペースなどを利用するよう促すのもおすすめです。

3-2.親がすべきこと②:健康面でサポートする(食事・睡眠・風邪予防)

高校受験生は体が資本となるため、食事や健康面でのサポートを行うことも、親ができることの一つです。特に高校受験直前は、体調を崩さないよう親が積極的にサポートしましょう。

直前の追い込み期には、平日は5時間程度、休日は8時間程度の勉強が必要となります。勉強に集中できるよう、しっかりと体調を管理するよう手助けをしましょう。

具体的にできることは、以下のようなものがあります。

・栄養バランスのとれた美味しい食事を準備する(カップラーメンなどで済ませない)
・十分な睡眠時間を確保させる(できれば8時間は寝るのが好ましい)
・風邪を引かないようサポートする(マスクの準備や部屋の温度・湿度の管理を行う)
・自分や家族も風邪を引かないようにする(うがいの徹底、人混みへの外出を控えるなど)

美味しい食事を用意することでモチベーションアップにもなりますので、栄養バランスへの配慮はもちろん、お子様が好きなものを準備しましょう。

また、長時間勉強するためにはしっかりとした睡眠時間の確保が大切です。14〜17歳の理想的な睡眠時間は8〜10時間とされており、できれば8時間、最低でも7時間は睡眠時間を確保できるのが理想です。

風邪を引かないための配慮も大切です。本人はもちろん、家族も流行時期の人込みや繁華街への外出を控えるなど、一丸となって風邪・感染症予防を徹底しましょう。

3-3. 親がすべきこと③:頑張っていることを褒めて応援する

高校受験は長期的な戦いとなるため、メンタル面でのサポートも重要となります。具体的には、できないことを責めるのではなく、頑張っていることを褒めて応援することに徹しましょう

毎日勉強に取り組むことはとても根気がいることであり、称賛に値するものです。しかしながら、「受験生は勉強して当たり前」と考えられてしまうものです。親だからこそ、その頑張りを認めて応援してあげましょう。

先が長い受験勉強が途中で嫌になることもあるでしょう。その場合はその気持ちも受け止めてあげて寄り添うことが大切です。なかなかやる気が出ない場合には、「受験勉強 やる気」の記事も参考に、モチベーションがアップする方法を一緒に考えるのも良いでしょう。

3-4.親がすべきこと④:親子の会話を心がけて精神面をサポートする

高校受験生の親は、子どもの不安を和らげてメンタルを安定させるため、子どもの悩みやストレスに寄り添うことを心がけましょう。普段から親子の会話を心がけて相談しやすい環境を整え、勉強以外の時間を安らぎの場所にすることが大切です。

・相談しやすい関係性を築いておく(コミュニケーションを密に取っておかないと、いざ相談したい時に気軽に相談できない)
・ちょっとした不安や悩みを吐き出せる環境を作る(誰かに話すことでメンタルが安定する)
・NG行為に書いたようなネガティブな話題は出さない(人と比べたり勉強に口出すのはダメ)

高校受験を目指す子どもにとって、生活のメインは「勉強時間」と「家族で過ごす時間」のどちらかになるでしょう。自分を厳しく律しながら頑張る勉強時間を終えた後は、安心して明るく過ごせる家族の時間を設けることが大切です。

勉強や受験に向かって張り詰めた気持ちを緩めて、安心してリラックスできる時間が、受験生にとってはとても重要なのです。

3-5.親がすべきこと⑤:子どもの相談には全力で耳を傾けるしかし

親発信で「こうしなさい」と意見を押し付けるのは良くありませんが、子どもから高校受験についての相談を受けた場合には、全力で耳を傾けて聞いてあげてください。

・相談された場合は、聞き役に徹してお子様の言葉を受け止める
・アドバイスを行う場合は慎重に行う

悩みを聞いてあげるだけでも、お子様の気持ちがすっきりして落ち着くことがあります。お子様の気持ちを信じて、変な口出しや干渉はせずに「そうだね」と静かに肯定してあげることが大切です。

アドバイスを求められた場合には、慎重に回答することが大切です。勉強の進め方などについては、自分なりのやり方をアドバイスするのではなく学校や塾に一任するのがベストだからです。

「学習環境を整えてほしい」「塾を変えたい」など、親が関わっても問題ない領域の相談内容の場合は、よく話し合ってその環境を整えるのがおすすめです。しかしながら、勉強に関すること、進路に関することは、親を通して中学校や塾に相談するなど、専門家との橋渡しをするサポートに留めておくと良いでしょう。

3-6. 親がすべきこと⑥:受験情報について親も調べておく

受験情報について親も調べておくことで、必要な時にお子様に適切な助言を行ったり、ミスを防いだりすることができます。あくまでも「子どもが主体」という姿勢は徹底しつつも、抜け漏れがないかを陰でサポートするのが理想です。

・高校受験の仕組みを知っておく(自分の時代と選考方法が変わっているので注意)
・説明会や学園祭の情報を調べておく(無理強いはしないが参加を提案してみると良い)
・志望校の情報を調べておく(助言を求められた時に適切なアドバイスができるようにしておく)
第一志望だけでなくリスクヘッジとなる併願校の情報も調べておく(滑り止め高校を持っておくと余裕が生まれる)

親が高校受験した時代と選考方法がかなり変わっている可能性がありますので、高校受験の仕組みを知っておくのも大切です。都道府県によっても選考方法がガラッと変わるので注意が必要です。

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また、説明会や学園祭の情報、志望校の情報、併願校(滑り止め)の情報も調べておき、助言を求められた時に適格なアドバイスをできるようにしておくことも大切です。

3-7.親がすべきこと⑦:説明会や出願など要所でミスしないようサポートする

あくまで主体的に動くのはお子様本人という前提のもと、学校説明会の日程や出願の日程など、締切や期日があるものについては一緒に確認してミスが起こらないようにサポートしましょう。

・学校説明会の予約を手伝う(人気の学校は満席になるのが早いので注意)
・出願方法を間違えないようダブルチェックを行う(期日があるものはミスが起きないようサポートしよう)

学校説明会はインターネット経由での事前予約制が増えており、人気の学校はすぐに満席になってしまうため注意が必要です。お子様と協力して、いつ説明会が行われるのか、予約スタートはいつかを把握しておくのがおすすめです。

また、高校や選考方法によって出願の仕方が異なる場合があるので、お子様だけに任せず、締切を含めてしっかりと把握しておきましょう。

高校や選考方法によっては、願書を直接学校まで持参しなければならないケースもあります。願書の内容に問題がないかや締切期日など、ダブルチェックをしっかりと行いましょう。

3-8.親がすべきこと⑧:高校受験当日の持ち物のダブルチェックをする

持ち物の準備はもちろんお子様自身が主体となって行うものですが、できれば持ち物のダブルチェックを一緒に行っておくと安心です。

必須の持ち物以外にも「合ったほうが良いもの(薬や雨具など)」をリストアップしておき、前日までにはバッグに入れておくのが理想的です。

当日になって「あれが無い」となると焦りから万全の体制で受験できない可能性があります。最高の状態で試験を受けられるようサポートしましょう。

高校受験の持ち物をダブルチェックする場合には、「高校受験の持ち物31個|必需品・落ち着くもの・道中使うものを解説」の記事もぜひご活用ください。印刷できるチェックシートもあります。

3-9.親がすべきこと⑨:子どもの希望に沿ってお金を支援すること

「子どもの希望にできるだけ沿った形で金銭的負担をする」というのも、高校受験生の親がしてあげられることのひとつです。

今回紹介したすべきこと9個の中で、「親にしかできないこと」がこのお金の部分です。中学生の子どもが費用を負担するなどできないので、親が責任を持ってお金を支援しましょう。

家庭の事情にもよりますが、子どもが「私立高校を受験したい」「難関高校合格のために塾に通いたい」と言ってきた場合には、希望を尊重できるようしっかり費用を準備しておくのが理想です。

高校受験対策塾にかかる費用は、毎月1万円以下から通える安い塾もありますし、通う頻度が多ければ毎月6万円かかるケースもあります。塾の費用については、「中学 塾 費用」の記事もぜひ参考にしてみてください。

4. 勉強方法・合格する方法は学習塾に任せるのがおすすめ

ここまで、高校受験生の親は「してはいけないNG行為」と「できること・すべきこと」の線引きをしっかり分けて、子どもと接するべきであることを解説しました。

これらを総括すると、高校受験生の親の正しい姿勢は、「子どもが集中して勉強できるようサポートすること」。これに尽きます。

子どものやる気や主体性を奪わず、余計な心配はかけず、勉強に集中できる環境を作り、メンタル面やミスが起こらないようなサポートを行うことが、親が取れる高校受験生との向き合い方です。

実際に進路を決めて勉強を頑張るのはお子様ですから、親ができるのは、自分の子どもを信じてそれを応援することです。

それでは、勉強に関する内容や高校受験に合格するための内容についてはどうすればいいかというと、親が関与せず、学習塾に任せるのがおすすめです。

「親が現役の中学校教師である」「学習塾の講師の仕事をしている」ではない限り、親が勉強の方法や進め方、問題集の選び方などに関わるのはおすすめできません。

勉強に向き合う姿勢などメンタル面でのアドバイスは参考になる部分はあるかもしれませんが、選考そのものについては、助言することで逆に混乱を招くことにつながりますのでやめましょう。

なぜならば、親世代が高校受験をしていた頃とは、受験の様相がかなり変わっているからです。

例えば、公立高校の「推薦入試」と「一般入試」が現在では一本化されている地域があったり、面接により行われていた選考が独自の問題やスピーチなど高校によってオリジナル色が増えてきたりと、多様化しています。

親が「この方法で上手く行った」という成功体験を持っていたとしても、それは古い方法でしかありません。

高校受験に合格するための方法は、高校受験のプロである学習塾に一任するのが最適です。勉強内容や選考についてのアドバイスを、親がしすぎないように気を付けましょう。

難関高校の合格実績で選ぶなら湘南ゼミナール

高校受験に向けて、勉強のこと・受験のことは「学習塾に一任したい!」と考えるならば、湘南ゼミナールがおすすめです。

湘南ゼミナールは、神奈川・千葉・埼玉・東京での合格実績に優れた学習塾で、集団指導を主体として子どものやる気をアップさせる授業を行っています。

基礎学力アップはもちろん、難関高校の合格実績が多いのが強みで、多くの受験生をトップ校に合格させてきた講師陣が、あなたのお子様の合格をサポートします。

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まとめ

本記事では、高校受験生の親が「してはいけないこと」と「すべきこと」について解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。

▼高校受験生の親は「適切な線引き」をして子どもと関わる

・「してはいけないこと(NG行為)」と、「すべきこと・してよいこと」をしっかり分ける
・高校受験で親が関わることができる範囲はたかが知れている

▼高校受験生の親がしてはいけないNG行為6個

・「勉強しなさい」などと口を出す
・他人や兄弟姉妹と比べること
・放任しすぎて悩みを聞いてあげない
・親が過干渉して何でもやってあげてしまう
・子どもが決めた進路に口出しをする
・お金に関する愚痴を聞かせる

▼高校受験生の親ができること・すべきこと9個

・集中して勉強できる学習環境を整える
・健康面でサポートする(食事・睡眠・風邪予防)
・頑張っていることを褒めて応援する
・親子の会話を心がけて精神面をサポートする
・子どもの相談には全力で耳を傾ける
・受験情報について親も調べておく
・説明会や出願など要所でミスしないようサポートする
・高校受験当日の持ち物のダブルチェックをする
・子どもの希望に沿ってお金を支援すること

高校受験生の親は、「子どもが集中して勉強できるようサポートすること」に徹するのがおすすめです。また、合格する方法や勉強法などは学習塾に任せて、関与しすぎないようにしましょう。