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「みんなとちがってもいい」小学6年生が綴った言葉
2019.03.29
日本語の持つ美しさや、言葉の力を見直そうという趣旨で日本語検定委員会主催によりスタートした『日本語大賞』。
年1回、日本語をテーマにしたエッセイや作文を募集し、文部科学省や日本商工会議所が公園となる全国規模のコンクールです。
第10回のテーマは、「忘れられない言葉」です。
今年度の受賞者には、湘南ゼミナールより応募した生徒さんから、全9部門のうち文部科学大臣賞1作品、優秀賞2作品、佳作4作品が受賞に輝きました!!
湘南ゼミナール浦賀校では、小学生の部で優秀賞を受賞した、
小学6年生のバンダリ亜加里さんの表彰をお祝いしました!
第10回日本語大賞 優秀賞 受賞作品『みんなとちがってもいい』
こちらは亜加里さんが3歳の頃に、当時住んでいたアメリカで見た絵本、
「It’s Okay To Be Different」:トッド・パール著 2001年初版
が題材となっています。
この絵本は、日本語訳された「ええやん そのままで」:つだゆうこ訳 解放出版社2008年発刊もある、有名な絵本です。
絵本には、”ひととちがっても いいんだよ”という例がたくさん挙げられ、どんな人もそのままでいい、もっと自分を好きになってというメッセージが込められています。
インド人である父と、日本人である母のもとに生まれ、
アメリカ、広島、神奈川と、家族と共に広い世界で視野を広げて歩んできた亜加里さんだからこそ、伝えられる言葉が綴られていました。
——————受賞した亜加里さんと、先生からコメント
<バンダリ亜加里さんの受賞コメント>
まさか受賞すると思っていなかったので、嬉しい。信じられない気持ちです。
諦めずに努力が出来てよかったと思っています。
湘南ゼミナールの作文講座で学んで、最初に書き始めた頃よりも表現が豊かになったところが自分でも成長したと思います。諦めずに頑張っていく、という自分の気持ちをしっかり表現できたので良かったです。
<亜加里さんを担当した先生からコメント>
“周りの人の気持ちを考えて行動する”という当たり前のことがいかに大切か、
考えさせられる作品でした。亜加里さんの乗り越えてきた苦悩や葛藤が、小学生ならではの飾りのないストレートな表現で届き、見る者の心にジンと響くものでした。
作品から、亜加里さんがこの体験を前向きに捉え、大きく成長しているのが分かるだけでなく、その裏側にご家族の温かなサポートがあり、共に乗り越えてきた絆を感じました。
———————-コメントここまで
バンダリ亜加里さん、優秀賞受賞おめでとうございました!!
亜加里さんが題材とした絵本「It’s Okay To Be Different」は、
今まさに、子育てを頑張っているお母さんご自身にもきっと、響くものがある絵本です。
ぜひお子様の絵本に取り入れてみてくださいね。
湘南ゼミナール作文講座に興味がある方は、
ぜひ、日本語大賞のページから他の受賞者作品もご覧ください。
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