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「書くこと」で思考力・表現力を磨こう!/小学生による作文の優秀賞受賞作品をご紹介!
2020.05.01
日本語検定委員会により、日本語の持つ美しさや言葉の魅力を見直そうという趣旨で創設された「第11回 日本語大賞」において、湘南ゼミナールの生徒さんが小学生の部で優秀賞を受賞しました。
「第11回 日本語大賞」の作文およびエッセイ募集テーマは”おもしろい日本語”です。
本日は、小学生の部 応募総数2,343点の中から優秀賞を受賞した生徒さんの作品をご紹介します。
※コロナウイルスの影響により日本語検定委員会による受賞式が中止となったことを受けて、生徒さんの表彰の模様を教室にて取材しました。(2020年3月/対面授業の自粛要請前に撮影したものです。)
「第11回 日本語大賞」優秀賞受賞作品
タイトル「つまらないって」/伊部 結衣奈さん

作文画像:日本語検定委員会公式ホームページより
―――湘南ゼミナール小中部 日吉教室にて授業を担当する教室長の佐藤より、日本語検定委員会からの表彰状をお渡ししました。

―――優秀賞を受賞された生徒さんにお話を伺いました。
生徒さん:
国語はすごく好きな科目なので、受賞してとても嬉しいです!
物語とか説明文を読むのが好きなんです。なかでも物語は人物の心情とかを考えるのが面白くて、ふだんから小説などを読んでいます。
―――本は小さい頃から読んでいましたか?
生徒さん:
小学校にあがってから本を読むようになりました。小学1・2年生の頃に、文字が大きめの小説とかを読んで、4年生くらいで椋鳩十さんの動物物語を見つけて読んでから、さらに好きになりました。
―――湘南ゼミナールで作文を習ってみてどうでしたか?
生徒さん:
自分では作文はあまり得意じゃないと思っていましたが、湘ゼミの作文授業を受けてからとても楽しくなりました。改めて添削された自分の作文を見ると「こうすれば良かったな」と思えて、とても分かり易いです。
今回の作文テーマ「おもしろい日本語」の題材を考える時には、苦手でつまらないと思っていた算数を、どうしたら楽しくなるかと考えていた時のことを思い出しました。「つまらなくても楽しいって思おう!」と考え、「つまらない」という言葉に対して考えを深めた時の想いを作文に書きました。
こうした題材を見つけるのは難しいけど、「考える」ことはとても面白くて好きです。
―――「つまらない」という言葉を”面白い”と捉えるポジティブな気持ちが、苦手な科目の克服にも繋がったと言います。

国語の授業を担当する小中部 日吉教室長の佐藤からコメント:
結衣奈さんとご家族の皆様、受賞おめでとうございます!結衣奈さんの作文を読んでいて、同じ言葉であっても、使う人や状況、捉え方などによって受け取る側で意味が変わる可能性を感じ取る感性に驚きを覚えました。
これから中学生となり、新しい環境で様々な価値観に触れることと思います。きっと結衣奈さんは、さりげない言葉であってもその意味を考えることができると思います。そして大切にその言葉を紡ぎ、他者との良好な関係の中で健やかに成長して、言葉によって世界を変える人になってほしいと思います。
―――以上、取材より。
湘南ゼミナールでは、あらゆる教科や生活の土台となる国語の力を育むため、作文指導にも力を入れています。
新指導要領にも掲げられた「思考力」「判断力」「表現力」という能力の育成にも欠かせないのが、自分の考えをはっきりと言葉にして表現する「書く力」です。
横浜翠嵐高校などの特色検査や、公立中高一貫校の適性検査をはじめとした入試においても、記述力が試される機会が増していく大きなトレンドがあります。
湘南ゼミナールの「作文添削講座」は、作文の型をしっかり定着させ、添削による細かなアドバイスを繰り返すことで、文章を書くことが苦手なお子さまでも楽しく学べる仕組みがあります。
ぜひ下記よりお問い合わせください。

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