勉強法
高校受験は夏休みで決まる!合格するための過ごし方や勉強法を解説
「高校受験前の夏休みは、どう過ごしたらいいんだろう?」
このような悩みを抱え、この記事を見ている受験生の方は多いのではないでしょうか。
「夏は受験の天王山」や「夏を制する者は受験を制す」という言葉は聞いたことがあるものの、なぜそう言われているのかは、よくわからないですよね。
実際、受験生にとって夏休みをどう過ごすかは非常に重要です。
高校受験の経験者を対象に受験勉強の開始時期を調査したデータによると、中学3年生の夏休みまでに6割以上の方が受験勉強を始めていることがわかっています。
参考:株式会社エンライクのプレスリリース「高校受験勉強の時期等についての実態調査」
そのため、夏休みにやるべきことを理解し確実に実行しなければ、ライバルたちに大きな差をつけられてしまうでしょう。
ぼんやりと無計画に過ごすことは、絶対に避けてください。
ただし、食事や睡眠などの基本的な生活を後回しにして、夏休みは勉強だけに打ち込めば受験で成功できるかというと、そうではありません。
受験はこれから約半年間にわたって続く長期戦です。休み明けは、より本格的に受験勉強に力を入れていく必要があるため、
・睡眠時間を削って勉強したことで体調を崩してしまう
・勉強のモチベーションが低下し、積極的に受験勉強に取り組めない
といった事態は、避けなければなりません。
そのため、中学3年生の夏休みは、下記の3点に取り組みましょう。
この3つに取り組み、計画的に過ごせば、夏休みを使って受験勉強のよいスタートが切れるはずです。
そこで、この記事では、高校受験前の夏休みの過ごし方を知りたい方に向けて、夏休みの重要性や取り組むべき内容、具体的な勉強の進め方などを詳しく解説します。
この記事を読んでわかること |
・高校受験前の夏休みの重要性と、このタイミングで受験勉強をすべき理由 ・中学3年生の夏休みに取り組むべき内容 ・夏休みに受験対策するときの、勉強方法の選択肢 ・夏休みに取り組むべき、受験勉強の具体的な内容と勉強時間の目安 ・夏休みの勉強効果を高めるポイント |
・夏休みは1日何時間勉強すべきか
・夏休みに取り組む勉強の効果を高めるポイント
など、受験生が知っておきたい重要な情報についても紹介するため、ぜひ最後までお読みください。
この記事を読むことで、やるべきことをしっかりと理解し、自己管理をしながら計画的に夏休みを過ごせるはずです。受験で満足できる結果が出せるような、有意義な夏休みにするために、この記事の情報を役立ててください。
1. 夏の過ごし方で合否が分かれる!6割以上が夏休みまでに高校受験の勉強を開始
夏休みは、受験勉強を進めるとともに、休み明けに一層本格化する受験対策の準備を整えるための重要な時期です。そのため、「夏の過ごし方で合否が分かれる」というのは、決して大げさな話ではありません。
中学3年生の夏休みをどのように過ごすかは非常に重要であり、特に、受験勉強には思っているよりも力を入れて取り組むことを強くおすすめします。
なぜ、「中学3年生の夏休みの過ごし方が重要なのか」というと、多くの受験生が夏休み期間を使って受験の準備を整えているからです。
夏休みの日数は、40日前後あります。中学3年生にとって、高校受験本番までにこれほど多くの時間を確保できる機会はもうありません。ぼんやりと気を抜いて過ごしてしまうと、夏休み期間を使って計画的に受験対策をしたライバルたちに、差をつけられてしまうでしょう。
事実、6割以上の方が中学3年生の夏休みまでに受験勉強を開始しています。
下記は、高校受験を経験した16~19歳を対象に、高校受験勉強を開始した時期を調査し、グラフにまとめたものです。
参考:株式会社エンライクのプレスリリース「高校受験勉強の時期等についての実態調査」
データを見ると、60.9%の方が中学3年生の夏休みまでに受験勉強を始めていることがわかります。
もし、あなたがまだ受験勉強を始めておらず、夏休みに開始する予定も立てていない場合、このままでは、同級生たちよりも後れを取ってしまう危険性があります。
夏にどれだけ受験対策をするかが、高校受験でよい結果を出せるかどうかの分岐点となるのです。
そのため、夏休み期間を効果的に活用し、受験勉強はもちろん、これから受験本番までの数ヵ月を乗り切るための準備を整えましょう。
次章では、高校受験に向けて夏休みをどう過ごすか、何をすべきかについて詳しく解説します。
2. 【高校受験対策】中学3年生の夏休みに取り組むべきこと3つ
高校受験を控えた中学3年生にとっての夏休みの重要性を理解したところで、具体的に取り組むべき内容を見ていきましょう。
中学3年生の夏休みに取り組むべきことは、下記の3つです。
特に、
・中学校1年生から3年生の夏休み前までの勉強を総復習
・規則正しい生活を維持
の2つは、夏休み中に取り組んでおかなければ、今後の受験勉強に大きな影響を与えかねません。
なんとなく「勉強すればいいだろう」とぼんやりと過ごしてしまうと、ライバルたちに差をつけられてしまいます。危機感を持ち、気を引き締めて夏休みを過ごしてください。
夏休みに取り組むべき3つのことについて、詳しく解説します。
2-1. 中学1年生から3年生の夏休み前までの勉強を総復習
中学3年生の夏休みは、中学1年生から3年生の夏休み前までに学習した内容を総復習するべきです。
夏休みのタイミングに総復習をしておかないと、受験対策が思ったように進まず、勉強に使える時間が不足する危険性が高まります。そのため、総復習は夏休み中にやるべき最優先事項として押さえておきましょう。
入試問題には、中学1年生や2年生のときに学習した範囲からも多く出題されます。3年生で学ぶ学習内容の土台にもなるため、総復習してこれまで学習した知識を確実に定着させておくことは、非常に重要です。
ただし、これまでの学習範囲を総復習するには、幅広い範囲や科目の復習に根気よく取り組む必要があります。多くの時間がかかるため、夏休みが終わってから取り組もうとすると、本格的な受験勉強が遅れてしまいます。
夏休み以降は、
・応用問題や志望校の過去問などを繰り返し解く
・テスト形式や時間配分に慣れる
・模擬試験を受けて実力を試す
など、より本格的な受験対策に加え、新しく学習する授業の勉強や、定期テスト対策などもしなければなりません。「休み明けから総復習を始めよう」と考えていると、本格的な受験対策に使える時間がどんどん短くなってしまいます。
夏休み中であれば通常の授業がないため、総復習にじっくりと向き合えるでしょう。
これから受験本番に向けてスムーズに受験勉強を進めていくためには、夏休み中に中学1年生から3年生の夏休み前までに学習した知識を総復習し定着させることが重要です。これまでの学習内容をしっかり理解しておくことで、新学期以降、さらに本格化する受験勉強もスムーズに進められるはずです。
夏休み中に取り組むべき具体的な勉強内容や勉強時間の目安については、下記の章で詳しく解説しています。すぐに見たい方は、リンクからご確認ください。
・夏休みにやるべき勉強内容:
4. 【勉強内容】夏休みは基礎・重要項目の復習と苦手克服に注力しよう
・夏休みの勉強時間の目安:
夏休みの勉強で学習習慣を確立し、継続しよう! |
夏休み中は、総復習に取り組みながら、毎日決まった時間に勉強する習慣を作りましょう。気が向いたときに勉強をするのではなく、自己管理能力を高め、休み明けも継続的に勉強を続ける習慣を身に付けることが重要です。 夏休みが終了し学校の授業が始まると、新しい学習内容の予習・復習と、受験勉強を両立する必要があります。 そのような状況で 「勉強前に通知を確認するつもりでスマートフォンを手にしたら、気づいたら数時間経っていた」「勉強するつもりだったのに、テレビを見たりゲームをしたりして、つい遊んでしまった」 のように、「つい」「気づいたら」で時間を消費する余裕はありません。 夏休みは勉強を習慣化する絶好のチャンスです。 これから受験本番まで継続的に勉強できるよう、時間を取れる夏休みを使って確実に学習習慣を身に付けてください。夏休み中に確立した学習の習慣を休み明けも継続することで、勉強に使える時間をだらだらと過ごすことを避けられます。 受験本番までの長い期間にわたって勉強をやり切り、合格を勝ち取るためには、自律的に勉強できる力が必要です。夏休みの間に自己管理能力を高めて勉強を習慣化し、受験を乗り越えましょう。 |
2-2. 規則正しい生活を維持
夏休み期間中は、学校があるときと同様、規則正しい生活を維持することも非常に重要です。
前章でお伝えした総復習は、夏休み中にやるべき最優先事項と言えますが、勉強のためであっても不規則な生活をすることは絶対に避けてください。
受験勉強は、夏休みだけで完結するものではありません。受験本番まで半年程度続く長期戦のため、継続的に勉強を続けられるよう、夏休みを使って生活のリズムを確立しておくべきです。
いくら「受験勉強に力を入れよう!」と決意していても、生活リズムや栄養バランスの乱れで体調を崩してしまっては勉強に集中できません。
例えば、
・学校が休みになると、ついだらだらと夜更かししてしまう
・暑さで食欲がなくなり、朝食を抜いたり冷たいアイスばかり食べたりしてしまう
・睡眠時間を削って、勉強時間を確保する
上記のような過ごし方は、絶対に避けましょう。
夏休みだからといって、夜更かしをしたり栄養を考えない食事を続けたりすると、睡眠不足や夏バテで勉強に集中できなくなる可能性が高まります。
また、勉強時間を確保するために睡眠時間を削ると、体内時計の乱れをまねきます。
夏休み中に体内時計が乱れると、元のリズムに戻すには1~2週間程度は必要です。寝る時間や起床時間が不規則になり、学校が始まってからも日中ぼんやりとしていたり居眠りしたりするようでは、授業に集中できません。
受験勉強は長期戦です。一時的な勉強時間の確保を優先するのではなく、受験直前まで効率的に学習するための習慣を身に付けるべきです。
集中力を保ち、学習効果を向上させるためにも、規則正しい生活を送って夏休みの時間を有効に活用しましょう。
2-3. 志望校のオープンスクールや学校見学会に参加
夏休みを使って、志望校のオープンスクールや学校見学会に参加しましょう。
オープンスクールや学校見学会は夏休み以降も開催する高校が多いため、総復習や規則正しい生活の維持と比べると、夏休みに必ずやるべき項目とまでは言いません。
しかし、参加することでなりたい自分の未来を具体的にイメージでき、受験勉強のモチベーションアップに効果的です。
学校の授業開始後は、土日を使って参加するため、塾や予定があるとタイミングを逃してしまう可能性もあります。勉強の息抜きにもなるため、時間を捻出できるようであれば参加しておくとよいでしょう。
オープンスクールや学校説明会では、校舎内を見学したり、授業を体験したりすることで、高校の公式サイトやパンフレットではわからない雰囲気を感じ取れます。在校生が案内をしてくれる学校や、部活動を体験できる学校もあるため、実際の学校生活について話を聞ける可能性もあるでしょう。
ぜひ入学後に通うことをイメージしながら志望校の教室や廊下を歩いてみてください。憧れの高校や行きたい高校に通う自分の姿を具体的にイメージし、「この高校に入りたい」という気持ちが強まると、今後の受験勉強に対する積極性にも違いが出ます。
オープンスクールや学校見学会に参加することは、受験勉強のモチベーションを高め、志望校の合格に近づく有意義な時間になるはずです。
夏休み期間の開催日が少なかったり、人気ですぐに定員に達してしまったりする学校もあるので、早めに開催スケジュールをチェックしておきましょう。
3. 【夏休みの受験勉強方法】4つの選択肢と特徴を解説
ここまで読んで、高校受験に向けた夏休みの重要性や、やるべきことは理解できたものの、
「夏休みに勉強する方法としては、どういう選択肢があるの?」
「学習習慣がなく、長期間1人で勉強をやり切れるか心配」
という不安を抱えている方もいるはず。
そこで、この章では、夏休みに選択できる勉強法として下記の4つを紹介します。
紹介する4つの方法は、
・受験勉強の内容を提示してもらえるか
・学習の習慣化に役立つ勉強方法か
という2つの観点で、下にいくほどサポート力が強くなるように並べています。
現状の学習習慣や、どのように受験勉強を進めたいかなどを考慮し、夏休みの勉強方法を選ぶときの参考にしてください。
3-1. 【自主学習】自己管理を徹底し、自分の力で受験勉強を進める
1つ目は、自主学習で受験勉強に取り組む方法です。
自主学習をする方法の特徴は、下記の3点です。
・受験勉強の内容や進め方を自分で決められる ・不明点は、自分自身で調べて解消する必要がある ・受験対策にかかる金額を抑えられる |
自主学習は、自己管理能力が高く、1人でコツコツ勉強することが得意な方に向いています。夏休み中に塾などに通わずに受験勉強を進めるため、決めたスケジュールに沿って実行できる自己管理能力の高さが必要です。
取り組みやすいペースで勉強にじっくりと向き合える一方で、夏休みの長い期間、自分自身を甘やかすことなく厳しくマネジメントできる能力がないと難しいでしょう。
また、理解できない問題などがあるとき、塾などを利用していると、通塾した際に講師に質問できます。しかし、自主学習をする場合は勉強を教えてくれる方が近くにいません。そのため、自分自身で調べたり、学校が始まってから質問したりしなければならず、不明点の解消に時間がかかります。
夏休みなどの長期休暇中であっても、学校に教師がいる日もあります。自主学習を選択する場合は、あらかじめ、夏休み中に勉強で不明点があったら相談しに来てもよいか教師に確認しておくとよいでしょう。
【夏休みの受験勉強方法】自己学習が適している方の特徴 |
・学習習慣が身に付いており、受験勉強も自分のペースで進めたい ・夏休み期間中でも、不明点を相談できる教師などがいる ・できるだけお金をかけずに受験勉強をしたい |
3-2. 【家庭教師】必要な部分に限ってサポートを活用する
2つ目は、家庭教師を依頼する方法です。
夏休みに家庭教師を依頼する方法の特徴は、下記の2点です。
・1対1で、自分の理解度に合わせた内容 ・スピードの指導を受けられる ・授業の回数が少なく、授業以外の勉強時間を確保する必要がある |
家庭教師を依頼すると、自分の学力や理解度にあった指導を受けられます。指導内容の調整や変更もでき、1対1で理解できるまで学びをサポートしてくれるので、勉強に苦手意識がある方にも適しています。
一般的に、家庭教師は週1~2回程度、自宅に来て授業を行います。授業時間も1回あたり1~2時間とそれほど長くありません。そのため、日頃から自律的に学習する習慣ができていないと、高い効果は期待できないでしょう。
「家庭教師が来る日までに、自主学習でワークなどに取り組み、授業ではわからないところや難しいところを教えてもらう」といった方法で活用することが大切です。
【夏休みの受験勉強方法】家庭教師が適している方の特徴 |
・自分が理解できない部分は、時間をかけて丁寧に解説をしてほしい ・基本的に自主学習で勉強できるため、わからないところを中心に教えてほしい |
3-3. 【夏期講習】効果的なカリキュラムで夏休みの受験準備を開始する
3つ目は、夏期講習を受講する方法です。
夏期講習を受講する方法には、下記2点の特徴があります。
・カリキュラムに沿って受験対策ができる ・受講時間が比較的長く、学習の習慣化がしやすい |
夏期講習は、中学3年生の受験生が夏休みに勉強すべき内容に絞った、独自のカリキュラムが組まれています。
夏期講習の内容は塾やコースによって異なりますが、1年から3年の夏休み前までに学習した重要項目の復習や、志望校の出題傾向に合わせた演習を行うことが多いです。そのため、「どの教材を使ってどのように学習を進めるべきか」と悩む心配がありません。
効果的なカリキュラムで勉強できるため、夏休みに受験対策の準備を整えたい方におすすめです。
塾の通常授業よりも受講時間が長いケースが多く、予習と復習、自主学習にも合わせて取り組むことで、学習の習慣化にも役立ちます。
例えば、
・夏期講習の前に1時間予習
・夏期講習を4時間受講
・自習室で2時間自主学習
・帰宅後、夏期講習で学んだ内容を1時間復習
のように取り組むと、夏休みを使って学習習慣のリズムが身に付くはずです。
6~7月頃には、夏期講習に申し込むと入会金や授業料などが無料になったり、割引されたりするキャンペーンが多く開催されます。夏期講習を検討している方は、気になる塾で夏期講習のキャンペーンが開催されているか調べてみるとよいでしょう。
なお、湘南ゼミナールの夏期講習では、入試での得点力向上を目指し、経験豊富な講師が丁寧な指導を行っています。わからない問題はもちろん、勉強の進め方なども相談できるため、迷いなく夏休みの勉強に取り組めるでしょう。
初めて体験授業を受ける方を対象に、夏期講習+1ヵ月の授業を無料で受講できるキャンペーンも実施しています。コースや学年によってはキャンペーン対象外の場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。
【夏休みの受験勉強方法】夏期講習が適している方の特徴 |
・受験に向けた準備を整えたいが、何から手を付けるべきかわからない・夏休みを利用して、計画的に学習習慣を身に付けたい |
3-4. 【塾通いを開始】志望校を見据えて継続的な受験対策のスタートを切る
最後は、夏休みに塾通いを開始する方法です。
夏休みから塾通いを開始することには、下記3点の特徴があります。
・本格的な受験勉強のスタートが切れる ・自分の学力を客観的に把握できる ・夏休み後も含め、学習の習慣化を目指せる |
夏休みに塾通いを開始すると、塾で継続的に受験対策を行えます。通い始める時期が早まれば、対策にもそれだけ時間をかけられるでしょう。そのため、「今すぐ受験対策を始めたい」という方におすすめです。
入塾テストがあったり、学力によってクラスが分かれていたりするので、現在の学力を客観視できることもポイントです。志望校の難易度に合わせたクラスがあり、目標や学力に合わせたカリキュラムの授業を受けられます。
例えば、湘南ゼミナールは、志望校や学習目標、希望する指導方法などによって下記のように分かれています。
・横浜翠嵐 ・御三家等受験指導 ・難関国私立高受験指導 ・高校受験/定期テスト対策・中学生の個別指導 |
カリキュラムや授業のスピード、演習問題の量など、志望校に合わせた指導内容になっているため、合格に向けてしっかりと受験対策を行えるでしょう。
塾に通うと、週に2~3回、それぞれ2~3時間程の授業があるため、学習を習慣化できることは夏期講習と同様です。授業時間はそれほど長くないので、予習・復習はもちろん、夏休み中は自主学習の時間もしっかり確保してください。
【夏休みの受験勉強方法】塾通いを開始することが適している方の特徴 |
・すぐにでも受験勉強を開始し、夏休み後も継続したい ・志望校の合格を目指すために、自分自身の学力がどれくらいなのか知りたい ・休み明けも学習習慣を継続するために、勉強しなければいけない状況に身を置きたい |
【注意:夏休みから塾通いを始めようと考えている方へ】 塾によっては、夏休み期間中は通常の授業を行わず、夏期講習のみの開催になるところもあります。そのため、夏休みを機に塾に通い始める場合は、事前に通常授業の開催があるかどうか確認することをおすすめします。 |
4. 【勉強内容】夏休みは基礎・重要項目の復習と苦手克服に注力しよう
2-1. 中学校1年生から3年生の夏休み前までの勉強を総復習で、高校受験に向けて夏休みは総復習をするべきだとお伝えしました。
総復習するにあたっては、具体的に下記2つの勉強に取り組むことをおすすめします。
・基礎と重要項目を重点的に復習し、受験勉強の土台を固める
・苦手科目・分野を克服する
この2つの勉強をすることで、出題範囲を網羅的に勉強でき、効率よく入試での得点力を高められるはずです。
「高校受験勉強のスタートとして、夏休み期間はどのような勉強をしたらいいの?」
「夏休みにやるべき具体的な勉強内容を知りたい!」
という方は、下記で紹介する勉強法を参考に受験対策のスタートを切り、周りのライバルたちと差をつけましょう。
夏休みに夏期講習や塾通いを開始する場合は、基本的には塾側が組んだカリキュラムをベースに勉強を進めてください。 そのうえで、 ・夏期講習や塾で理解できなかった部分 ・対策が不足していると感じる部分 に関して、紹介する方法で受験勉強を行うとよいでしょう。 |
4-1. 基礎と重要項目を重点的に復習し、受験勉強の土台を固める
夏休みは、各科目の基礎と重要項目を重点的に復習し、受験勉強の土台を固めましょう。
基礎と重要項目の復習を重視する理由は、下記のとおりです。
・基礎:基礎を理解できていないと、入試問題のほとんどに対応できない
・重要項目:重要項目は受験問題でも出題される確率が高いと想定されるため、入試対策に直結する
「応用問題は後回しでいいの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。 入試では、基礎から応用まで幅広い問題が出題されますが、基礎知識がしっかりと定着していないと応用問題にも対応できません。 反対に、難しく見える問題でも、基礎知識を組み合わせて考えれば解ける場合もあるでしょう。 応用力は、基礎知識が定着してからでも習得できます。そのため、夏休みは受験勉強の土台固めとして基礎を重視した復習に取り組むべきです。 |
基礎と重要項目を効率よく復習するには、学校の定期テストや授業で受けた小テストを活用するとよいでしょう。
定期テストや小テストは、各単元を学習したうえで、確実に理解してほしい問題が多く出題されています。出題の問題数も絞られているため、以前受けた定期テストや小テストを使って復習することで、学習範囲を網羅しつつ、効率よく重要ポイントを押さえられるはずです。
具体的には、学校の定期テストや授業中に実施した小テストをベースに、100点を取れるようになるまで繰り返し解く方法がおすすめです。
定期テストや小テストを解き直し、解けない部分は教科書の該当部分やワークの解説などを参考に理解を深めましょう。一通り理解できたらもう一度解き直し、すべて正解できるまで繰り返してください。
網羅的に重要項目を復習し、繰り返して知識を定着させることが大切です。
定期テストには、一部応用問題も含まれるため、自分にとって難しい問題の場合は応用問題対策を保留にしてもよいでしょう。基礎を理解してから、時間に余裕があればチャレンジしてください。
なお、中学1年生や2年生のときに受けた定期テストが残っていない場合は、下記のどちらかの方法で取り組みましょう。
・ワークが残っている場合:ワークの単元ごとのまとめテストを活用 ・定期テストもワークも残っていない場合:中学1~2年生の復習ができる薄めの問題集を購入し活用 |
夏休みは時間があるとは言っても、できることには限りがあります。基礎が理解できていれば応用力はこれからの勉強で伸ばせるため、夏休み中の勉強は、受験勉強の土台となる基礎固めに力を入れましょう。
4-2. 苦手科目・分野を克服する
苦手科目や分野がある方は、夏休み期間中に克服すべきです。
苦手を放置してしまうと、得意科目で高得点を取れたとしても苦手科目の点数が伸び悩み、科目の合計点数が下がってしまいます。入試では、より高い点を獲得した方が合格を勝ち取るため、夏休み中に苦手を克服できれば、周囲の受験生と差をつけられるでしょう。
苦手科目を克服するには、自分の理解できていない部分を把握し、さかのぼって勉強することが必要です。苦手科目の克服には時間がかかるので、夏休み中に苦手科目を克服する時間を確保し、腰を据えて向き合ってください。
苦手科目の克服でどこから手を付けてよいか迷う場合は、下記の2つのステップで取り組む方法がおすすめです。
【ステップ1:理解できていない部分を明らかにする】 苦手科目であっても、 「一次関数は解けるけど、確率は何が理解できないのかもわからない」「英語の文法の中でも、特に不定詞と受動態がわからない」 など、理解度の違いはあるはずです。 そのため、まずは、どの分野が理解できていないのかを把握しましょう。 苦手部分を把握したいときにも、定期テストや小テストが役立ちます。 ・全範囲が網羅されている・問題数が適度に絞られているため、苦手の把握に時間がかかりすぎない・解いた結果を見ればどこが解けないのかを明確にできる ことが理由です。 定期テストや小テストを解き直し、各単元の理解度や、どこが理解できずに苦手だと感じるようになったのかを把握してください。 ただし、定期テストや小テストはどこが苦手かを判断するために使用し、苦手克服に向けた復習は、教科書の例題やワークの基礎問題を使って取り組むことがおすすめです。定期テストや小テストには応用問題も含まれますが、苦手科目に関しては応用問題よりも基礎問題を数多く解き、確実に苦手を克服したいからです。 なお、4-1. 基礎と重要項目を重点的に復習し、受験勉強の土台を固めると同様、過去の定期テストや小テストが残っていない場合は、お手持ちのワークや薄めの問題集を苦手部分の把握に活用してください。 |
【ステップ2:学習した順に沿って、理解できていない部分の基礎問題を繰り返し解く】 理解できていない分野を把握できたら、該当部分の基礎問題に絞って繰り返し解きます。ワークや教科書の例題に掲載されている基礎問題を解いて、教科書や解説を読むことを複数回繰り返し、理解を深めて定着させましょう。 苦手部分を克服するときは、学習した学年順に勉強を進めることが大切です。1つの苦手な単元が、それ以降に学んだ単元の理解にも影響を与えている可能性があります。 特に、英語や数学などの積み上げ型の科目は、1年生のときに学習した基礎的な単元が理解できていないことが原因で、科目全体に苦手意識を感じるケースが多くあります。そのため、学習した順番に沿って苦手部分を克服していきましょう。 |
苦手を放置したまま入試に臨むと、得意なはずの科目や分野にも悪影響を与えかねません。入試に対する不安が増大したり、「得意科目でもっと点数を獲得しなければ」と余計なプレッシャーを感じたりする可能性が高まるからです。
苦手を克服して遅れを取り戻せれば、その後の勉強次第で飛躍的な成長も期待できます。十分な時間を取れる夏休みに克服してください。
5. 【勉強時間】1日8時間を目安に勉強しよう
夏休みの重要性やどのような勉強に力を入れるべきかを理解したところで、1日にどれくらい勉強したらよいのかも気になりますよね。
夏休みは、8時間を目安に勉強時間を確保することをおすすめします。塾に通う場合は、塾の時間も含め8時間を目安に勉強しましょう。
内閣府政策統括官(共生社会政策担当)が2000年に行った調査によると、中学3年生が学校以外で勉強している時間は「2時間くらい」と回答した方が28.8%と最多でした。
参考:内閣府政策統括官(総合企画調整担当)「第2回青少年の生活と意識に関する基本調査」
時期ごとの学習時間を調査したデータではないため、参考値ではあるものの、学校の授業が5~6時間と考えると、1日あたり8時間程度の勉強をしている計算になります。
夏休み中の勉強は「何時間勉強すれば合格できる」というような正解はありません。一方で、「8時間が目安」という説も多く耳にします。
夏休み明けに8時間勉強したライバルと、大きな差が出る事態は避けたいですよね。
規則正しい生活をして、学校に行っているつもりで勉強時間を確保すれば、8時間の勉強時間は確保できます。睡眠時間を8時間と仮定して、勉強時間8時間を確保しても、食事や入浴、休憩などに使える時間が8時間は残ります。
下記は、夏期講習を受講する場合と自主学習をする場合の2パターンに分けて、スケジュール例を作成したものです。
【夏期講習を受講する場合の勉強時間のスケジュール 一例】
【自主学習する場合の勉強時間のスケジュール 一例】
生活リズムや集中しやすい方法は人によって異なるため、勉強する時間帯や自由時間の取り方は、お好みで調整してください。
例えば、
「集中力が続かないから、勉強1時間ごとに30分単位の自由時間を入れよう」
「私はいつも6時には起きているから、朝と昼に集中的に勉強して、夕方はゆっくり過ごしたい」
「10日後に1日遊ぶ予定を入れたい。今日から1時間ずつ前倒しで勉強しよう」
のように、臨機応変にスケジュールを変えてもよいでしょう。
より長時間勉強する場合は、継続可能な時間を見極めよう |
「模試の結果、志望校がC判定以下だった」「今の学力と比べて志望校の偏差値が高く、もっと勉強して安心したい」 など、8時間の勉強時間では不安を感じる方もいるかもしれません。 受験生の中には、夏休み期間に10時間勉強する方も少なからず存在するため、1日8時間勉強することは不可能ではありません。8時間以上勉強しなければならないような理由があったり、長時間の勉強がすでに習慣化できていたりする場合は、8時間以上の勉強を検討してもよいでしょう。 ただし、「1日15時間以上勉強する」など、体調を崩しかねないような時間を設定することは避けてください。8時間以上の勉強を検討している場合は、規則正しい生活を前提に、無理せず継続できる程度の時間にとどめましょう。 |
6. 夏休みの勉強効果を高めるポイント3つ
受験生とはいえ、せっかくの夏休み。遊びたい気持ちを抑えて受験勉強に時間を使うのであれば、勉強の効果を最大化したいですよね。
ここからは、夏休みの勉強効果をより高めるためのポイントを解説します。
「高校受験で失敗したくない!もっと勉強の効果を高める方法はない?」
「夏休みの受験勉強で、志望校の合格に近づきたい」
このように考えている方は、下記の方法で受験勉強に取り組み、学習の成果をもう一段階高めましょう。
6-1. 夏休み中にやるべきことを洗い出し、計画的に取り組む
夏休み中にやるべきことを可視化し、計画を立てて確実に実行しましょう。
夏休みは40日間と期間が長いため、無計画に過ごして
「夏休み中盤で気が緩み、やりたいことが終わらなかった」
「つい勉強を後回しにしてしまい、気づいたら夏休みが半分終わっていた」
となってから慌てることは避けたいですよね。
目標を立てて、自己管理をしながら計画的に過ごすことで、受験勉強のよいスタートを切れるはずです。
例えば、下記のようなイメージで夏休みにやるべきことを書き出しましょう。
・数学と理科に苦手意識があるから、優先的に対策しよう ・数学の苦手分野は、このワークの基礎問題を解いて理解する ・得意な英語は、定期テストを全正解できるようにして、ワークの応用問題にもチャレンジしよう ・理科のこの単元は苦手だから、基礎問題を3回ずつ解いて確実に理解しておきたい |
宿題が出ている場合は、夏休みの終わりに慌てないように優先して終わらせてください。期日内に提出しないと、内申点に影響を与える恐れがあります。
ただし、あまり細分化してスケジュールを立てることは避けましょう。ぎちぎちに詰め込むと、予定通りに進まないことでストレスを感じる可能性が高まり、実現が難しくなってしまいます。ある程度、大まかな計画を立て、予備日も設けることが大切です。
やるべきことは紙などに書き出し、終わったら赤ペンなどで消しましょう。取り組んだ内容が可視化されるため達成感を得やすく、モチベーションアップにもつながります。
下記は、勉強内容ごとに取り組む期間を視覚的に把握できるよう、夏休み全体のスケジュールの一例を表したものです。
先ほど、具体的に書き出したやるべきことをスケジュール例に落とし込んでいくと、最終日に終わらずに慌てる心配がありません。計画を立てる際の参考にしてください。
6-2. 勉強に集中できる環境を整える
受験勉強の効果を高めるため、集中できる環境づくりにもこだわりましょう。集中が乱れた状態で勉強しても、高い学習効果は期待できません。
勉強中に、ふと勉強とは関係のないことを考えてしまったり、スマートフォンの通知を確認したりした経験のある方は多いのではないでしょうか。
いくら長時間勉強しても、集中せずにダラダラと取り組んでいては、高い成果は得られません。
勉強すると決めた時間は、他のことに気を取られずに、勉強に専念することが大切です。勉強だけに集中できる環境を整えてから取り組むことで、より勉強の効果を高められるでしょう。
勉強に集中できる環境を整えるには、下記の3つの方法がおすすめです。
【適度にエアコンを使用する】 夏休みの時期は気温も湿度も高いため、蒸し暑い中で集中力を保つことは困難です。エアコンの効いた静かな環境で、勉強に取り組んでください。 【勉強に集中できる場所を複数持っておく】 自室だけではなく、塾の自習室、図書館など、勉強に集中できる場所の選択肢を複数持っておくことも有効です。 夏休み期間中は、自宅ではきょうだいが遊ぶ姿や家族の声が気になり、思ったように集中できない場合もあります。集中力の乱れや気の緩みを感じ始めたときに場所を移動すれば、気持ちが切り替わって新鮮な気持ちで勉強に取り組めるでしょう。 【勉強時間は、勉強に使うもの以外を片付ける】 気が散らないように、勉強するときは勉強に使うものだけを机の上に出すよう心がけてください。スマートフォンや漫画などは、見えない位置に片付けましょう。 特に、スマートフォンは通知が届くと気になってしまうため、通知を切っておくか、聞こえないよう離れた位置に置いておくことをおすすめします。 |
気が散る原因を取り除き、勉強に集中できるよう工夫することで、夏休みの勉強の成果を高められるはずです。
6-3. 1人で高校受験勉強をするのが不安なら、夏期講習を活用する
「志望校合格に向けて夏休みは頑張りたいけど、計画どおり勉強を進められるか不安」
「夏休み、自分1人で受験勉強をやり切れるかな」
夏休みに自主学習で受験勉強をしようと考えているものの、このような不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
夏休みに1人で受験勉強することに少しでも不安を感じているなら、夏期講習を受講することをおすすめします。
仲間と一緒に受験対策用のカリキュラムに沿って学習するため、勉強内容やスケジュール管理に悩むことなく、受験勉強を進められるからです。
3-3. 【夏期講習】効果的なカリキュラムで夏休みの受験準備を開始するでもお伝えしたように、夏期講習は塾が作成した独自のカリキュラムで授業を行うため、効率的に受験対策を進められます。
・自主学習のアドバイス
・志望校の入試情報
・具体的な勉強方法
に関する相談も可能なため、これから本格化する受験勉強に役立つ情報を得られるはずです。
夏期講習で同級生たちが勉強している姿に刺激を受け、「自分も頑張ろう!」とやる気が出る方もいるでしょう。
また、これから塾通いを検討している場合にも、夏期講習を受講することはおすすめです。
塾を選ぶ際は、無料体験授業などを受け、指導方法や学習環境などが自分に合うかを確認してから決断することが一般的です。しかし、入塾前の無料体験授業では受講できる期間や回数が決まっています。
そのため、気になる塾があるなら夏期講習で体験するのも1つの方法です。夏期講習の期間でじっくりと見極めて、入塾を検討できます。
夏期講習で高い勉強の成果を出すには、自主学習や予習・復習も必要です。専用のカリキュラムで効果的に受験対策ができるとはいえ、ただ漠然と夏期講習を受けるだけでは思ったような成果は期待できないでしょう。
しかし、受験生にとって、勉強のプロである頼れる講師や、一緒に頑張る仲間の存在は大きいはずです。
「夏休みに1人で受験勉強をするのは不安」
「夏に頑張れなかったことで、高校受験に失敗したくない」
という方は、夏期講習を検討してみてください。
夏休みは、志望校合格に向けて湘南ゼミナールの夏期講習をご活用ください |
湘南ゼミナールは、35年以上にわたり、多数の難関・トップ校への合格者を輩出し続けている学習塾です。 湘南ゼミナールでは、専門チームが徹底的に入試問題を分析して作成した、独自の「湘ゼミ合格逆算カリキュラム®」に基づく受験対策を行っています。 そのため、 「夏休みの勉強の方法がわからない」「楽しく勉強して、志望校の合格を目指したい」 という方は、ぜひ湘南ゼミナールにご相談ください。志望校の合格に向けた、徹底的なサポートをいたします。 下記は、中学3年生の夏期講習で実施している授業内容の一例です。 【中学3年生 夏期講習のカリキュラム(例:総合進学コース)】 中学3年生の夏は、志望校合格に向けた学力を伸ばすために、湘南ゼミナールの夏期講習をご活用ください。楽しく通いながら、入試での得点力向上を目指しましょう。 只今、夏期講習+1ヵ月の体験を受け付けております。夏期講習をご検討中の方は、この機会にぜひ、湘南ゼミナールにご相談ください。 ※一部コース、学年はキャンペーン対象外です。教材・テスト費は別途かかります。 |
7. まとめ
この記事では、高校受験前の夏休みの過ごし方で悩んでいる方に向けて、夏休みの重要性や具体的な過ごし方について詳しく解説しました。
最後に、この記事の要点を記載します。
中学3年生の夏休みまでに受験勉強を開始していないと、受験の合否に影響しかねません。そのため、夏休みは下記の3点に取り組むべきです。
・中学校1年生から3年生の夏休み前までの勉強を総復習 ・規則正しい生活を維持 ・志望校のオープンスクールや学校見学会に参加 |
夏休みに選択できる勉強法としては、下記の4つがあります。学習習慣が身に付いているか、どのように受験勉強を進めたいかを考えて選択してください。
【自主学習】自己管理を徹底し、自分の力で受験勉強を進める 【家庭教師】必要な部分に限ってサポートを活用する 【夏期講習】効果的なカリキュラムで夏休みの受験準備を開始する 【塾通いを開始】志望校を見据えて継続的な受験対策のスタートを切る |
また、高校受験に向けて夏休みに取り組むべき勉強内容は、下記の2つです。
・基礎と重要項目を重点的に復習し、受験勉強の土台を固める ・苦手科目 ・分野を克服する |
夏休みは、学校の授業があるときと同様の生活リズムを維持し、8時間を目安に勉強しましょう。
高校受験を控えた中学3年生にとって、夏休みは合否を左右する重要な時期です。受験生であることの自覚を持ち、精一杯、受験対策に打ち込んでください。
夏休みで受験勉強のよいスタートを切れば、志望校の合格に近づけるはずです。この記事を参考に高校受験前の夏休みを過ごし、受験本番に向けて準備を整えましょう。
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