学習塾の選び方
合わない塾は辞めていい!原因と今度こそ成績を上げる塾の探し方解説

「通っている塾が合わないような気がするけど、どうしたら良い?」
現在、成績を上げるためや受験のために塾に通っているあなたのお子様は、期待していたほど成績が伸びず、「塾に行きたくない」と言い始めているのではありませんか?
とは言え、「一度通い始めたのだから、簡単に辞めてしまって良いのだろうか」と悩んでいる人も多いはずです。
確かに、親として、何かをすぐに辞める行動を後押しするのは気が進むものではないですよね。
結論からお伝えすると、成績が上がらずに合わない塾は、すぐに辞めて構いません。
むしろ、合わないまま無理に続けても時間とお金を浪費するだけですし、子どもにとってもストレスが大きくなり、今以上に勉強に集中することができなくなってしまいます。
実際にインターネット上に掲載されている口コミを見ると、「塾を辞めてよかった」「変えてよかった」と感じている人が一定数いることが分かります。
息子の塾、事前に何の相談もなく急に来週から時間変えられて、息子と話し合った結果辞めることにして電話した
— みらるー (@marupon37) January 28, 2023
何かとうちの時間に合わせてるみたいな言い方されて来たんだけど、やっぱり電話でも同じことを恩着せみたいな言い方されたんで辞めてよかった
出典:X(旧Twitter)
塾変えてよかったー!めちゃ頼れる先生!話を聞いてもらえるだけでもありがたい。#受験生の母#中3 #転塾
— 整体師あさちゃん (@hemp_cha_n) October 3, 2020
出典:X(旧Twitter)
ご紹介した体験談のように、合わない塾はすぐに辞めて新しい塾を探した方がプラスに転じることが多いのが現実です。
ただ、実際に転塾するとなると、次こそ合う塾を見つけるためにかなり慎重になってしまいますよね。「何となく近いから」「評判が良さそうだから」というような安易な理由では選べないでしょう。
合う塾を選ぶには、お子様にあった塾タイプの判断や、塾選びで確認すべきことなど、いくつかのポイントを押さえる必要があるのです。
そこでこの記事では、塾が合わない原因や対処法から、次こそ合う塾を見つけるための判断チャートや見極めるコツまで、網羅的に解説していきます。
▼この記事のポイント
◎塾が合わないと感じる原因 ◎塾が合わない時の対処法 ◎合う・合わない塾の判断チャート ◎これから新しい塾を選ぶ際に確認すべき必須事項 |
この記事を最後までお読みになれば、あなたのお子様が塾に合わない原因を知り、どのように対処すべきかを判断することができます。
そして、新しい塾を選ぶ際のコツを知り、今度こそお子様に合う塾を見つけることができるでしょう。
あなたのお子様が「塾が合わない」という不安やストレスから解放され、自分にぴったりの塾で勉強できるようになって成績が上がることを心から願っています。
1.合わない塾は成績が上がらないならすぐに変えるべき

冒頭でもお話した通り、塾が合わないと感じていて成績も上がっていないのなら、すぐに新しい塾に変えましょう。
なぜなら、合わない塾を無理に続けていても、今後成績が上がる可能性は低いからです。
実際に、湘南ゼミナールに転塾をした人の体験談をご覧ください。
◎Uさん(千葉:東葛飾) 湘ゼミに入る前は別の塾に通っていましたが、「全く」勉強ができませんでした。ですが、湘ゼミに入り毎日の勉強が少し楽しいと思えるようになりました。御三家特訓講座では、精神力がものすごく鍛えられました。辛い受験期を乗り越えられたのは湘ゼミにいたからです! ◎Kさん 前塾では自分でペースを掴めず、定期テストでも平均より少し下の順位でした。中1の冬に転塾しましたが、湘南ゼミナールは熱心に指導してくれました。宿題をしていないと、何故やらなかったのか、どうするのかをしっかり聞いてフォローしてくれました。 ・・・冬休みには過去問は全て合格圏に入るようになり、無事合格することができました。面接の練習で尊敬する人を塾の先生と言っているのを聞いて感謝するとともに、少し嫉妬しました。(参照:みん評) |
上記の体験談からも分かるように、自分に合う塾に入れば勉強に意欲がわき、成績も次第に上がっていきます。
ただ、あくまで塾にはそれぞれの特徴があります。自分に合った塾を探して入り直す方が成績が上がりやすく、結果的に効率が良いと言えるのです。
さらに、皆さんもご存知の通り、塾の費用は決して安い金額ではありません。お子様にとってストレスが大きく効果が出ないのに、月々数万円もの料金を払い続けるのはあまりにも勿体無いと言えます。
とは言え、本当に塾が合わないのか、お子様の勉強方法に問題があったり、ただ行きたくないだけなのか、見極めるのは難しいですよね。
塾が合っていないかどうかを判断するには、塾が合わないときによく見られる原因と照らし合わせて判断することが必要です。
塾が合わない原因についてはこの次に説明していくので、ぜひ参考にしてください。
2.塾が合わない!とお子様が感じるよくある原因5つ

「1.合わない塾は成績が上がらないならすぐに変えるべき」でもお話した通り、塾が合わないのには原因があります。
その原因が、子どもの状況に当てはまっているかどうかで辞めるべきかを判断する必要があります。
塾が合わない原因で、よくあるものは次の5つです。
①講師との相性が合わない
②【集団授業の場合】授業スピードが速すぎる
③授業の難易度が高すぎるor低すぎる
④他の生徒さんや教室の雰囲気が合わない
⑤子どもの生活スタイルと合っていない
あなたのお子様に当てはまる項目があれば、実際に塾が合っておらず早急に対策を講じた方が良い可能性が高いです。
また、実際の塾での様子については本人にしか分からない部分もあります。想像や噂だけで判断せずに、しっかりお子様に聞き、話に耳を傾けるようにすることが大切です。
それぞれについて状況も合わせて詳しく説明していきますので、当てはまる項目があるかどうか、しっかり確認してくださいね。
2-1.講師との相性が合わない
塾が合わない原因として、塾の講師との相性が合っていない可能性があります。
どのような場合に講師と合っていないと言えるのか、次のチェックリストで確認してみましょう。
□ | 放っておいて欲しいのに、講師は雑談が好きでよく話しかけてくる |
□ | 明るく開放的な雰囲気が好きなのに、講師は静かで真面目な環境を好む |
□ | 特定の子どもに贔屓をしているように感じる |
□ | 質問をしても答えてくれない、もしくは面倒そうに対応される |
□ | 「〜しなさい!」など講師の態度が威圧的である |
□ | 講師に笑顔があまり見られず嫌われているような気持ちになる |
上記のように、講師との相性が合わないケースはさまざまな状況が考えられます。お子様の話をよく聞いた上で、塾にも状況を確認するようにしましょう。
2-2.【集団授業の場合】授業スピードが速すぎるor遅すぎる
集団授業の場合、授業スピードが合わないという状況も、塾が合わないと感じる原因になります。具体的には、授業が進むスピードが速すぎたり遅すぎたりする場合です。
授業が速すぎると、「もう少しで分かりそう…あ、もう次に進んじゃった」というように、あと少しで理解できるチャンスを逃してしまい、結局分からずじまいということになります。
実際に授業スピードが速すぎた経験がある場合の体験談をご覧ください。
娘が通っていた塾にも黒木先生みたいな人がいれば少しは成績上がったんかな?
— ユンミ (@_yoo_mi_) November 6, 2021
4年通って1ミリも偏差値上がらず💧
娘に聞いたら「授業スピードが速すぎて何言ってるか全く分からない」と。
これを聞いて退塾の決心がついたわ😬
マイペースな娘には集団指導より親塾が正解だった。
課金ゲーム離脱w🤑
出典:X(旧Twitter)
上記のように、授業スピードが速すぎると講師の言っていることが理解できず、何の意味もありません。
逆に授業が遅すぎると、本来なら理解が早い分演習を重ねて実力を定着させられるのにも関わらず、周囲に合わせたスピードで授業を受けるしかなく、時間を持て余してしまいます。
例えば、次のような体験談があります。
塾の授業スピード遅すぎて暇
— Sara@チェリブロ (@Sara4639a) July 28, 2022
初めて授業中にスマホいじってるわ
出典:X(旧Twitter)
上記の体験談のように、授業スピードが遅すぎると時間を持て余してしまい、集中力が切れてしまうのです。
さらに、集団授業の場合は質問する生徒が大勢いると、一人ひとりに十分な質問時間が確保されない場合もあります。
授業スピードがお子様に合っているかは、塾との相性を見るためにとても重要なポイントなのです。
2-3.授業の難易度が高すぎるor低すぎる
授業の難易度が高すぎたり低すぎたりする場合にも、塾が合わないと感じるでしょう。
授業の難易度が高すぎると、子どもは常に「何を言っているのか分からない」という状態になり、ついていけなくなります。
さらに扱うテキストの内容が難しすぎる場合、次の体験談のように、子ども自身が考えることができず問題を飛ばしてしまうという事態も起きるようです。
長男が塾の宿題で、初見でわからない難しい問題を全部飛ばして持って行っていたことが発覚。これで2回目。『分からない問題を考える』ことができなくて、パッと見でできないと諦めちゃう。面倒だから。
— chie_zou (@misomayo_omochi) August 26, 2019
これじゃ塾行ってる意味ないよなあ。ヒント教えてもらったらできるんだけど、自力で解けないとな。
出典:X(旧Twitter)
一方、難易度が低すぎても、「簡単すぎてつまらない」「もう分かっていることばかり教えられる」というように、塾の時間を持て余してしまうことになり成績向上には繋がりません。
子どものレベルに合っていない場合もありますが、塾自体の難易度が低く基本問題ばかりを繰り返していることもありますので、注意が必要です。
長女、塾の夏期講習簡単すぎるって言ってる。
— きゃのん (@can0n__) July 24, 2022
中受コースじゃないのでやってるのは学年相当の単元。応用すらやらないらしい。友達と三人で行ってるから夏の思い出としては良いんだろうけど…。無料だし…。さてどうして無料なんだかよく分からないけど…。(個人情報あげたから?)
出典:Twitter
いずれにせよ、子どもの実力に見合わないレベルの塾は合っていない可能性が高いので、すぐに変更した方が無難です。
2-4.他の生徒さんや教室の雰囲気が合わない
通っている塾の生徒さんや教室の雰囲気が合わない場合も、「塾が合わない」と感じる原因の一つです。
例えば、次のようなケースが挙げられます。
・授業中に他の生徒さんがおしゃべりをしていてうるさい ・真面目すぎる生徒さんばかりで休み時間も会話ができず息が詰まる ・素行が悪い生徒さんがいて風紀が乱れる・友達ができず疎外感を感じる ・いじめられる |
人間関係が悪いと、精神的に大きなストレスを感じてしまいます。ストレスがあると勉強に集中できないばかりか、最終的には塾に行くこと自体が嫌になってしまう可能性もあるので、早急に対処が必要です。
2-5.子どもの生活スタイルと合っていない
子どもの生活スタイルに合っていない場合、子ども自身が「この塾は自分には合わないな」と感じてしまいやすいでしょう。
例えば、日程が調整しづらい集団塾に通っていると、塾に行くはずの日に部活や習い事の発表会などの予定が入り、塾との調整が難しいこともあるでしょう。個別指導でも、授業の振替ができない場合があります。
予定自体が重ならなくても、放課後の予定が多ければ、塾の宿題に取り組む時間を捻出することが難しくなります。
それでも宿題は提出しなければならないので、適当に記入したり、答えを見ながらその場しのぎで宿題をこなしてしまうこともあるでしょう。
放課後にたくさんの予定がある子どもの場合は、個別指導や通信教育にするなど、できるだけ生活スタイルに、柔軟に合わせられる塾に変える必要があるのです。
3.塾が合わないときの対処法は2つ

塾が合わないと感じていても、どうするべきかを悩んでいる人も多いでしょう。塾が合わないときの対処法は主に2つです。
①新しい塾に変える ②今の塾の講師やコースを変える |
上記2つの対処法のうち、基本的には「①新しい塾に変える」方法をおすすめします。
どうしても塾を変えたくない場合は「②今の塾の講師やコースを変える」という方法でも良いのですが、合わない塾に無理に通う必要はないので、最終的には辞めることも視野に入れておきましょう。
2つの対処法について、その理由を詳しく説明していきます。どちらもしっかりお読みになり、あなたがどうすべきか判断するのに役立てていただければ幸いです。
3-1.新しい塾に変える
通っている塾が合わないと感じた場合、基本的には合わない塾を辞めて新しい塾に変えることが最善策です。
塾が合わない原因は「2.塾が合わない!よくある原因5つ」でもお話しましたが、簡単に言うと、塾の特徴がお子様に合っていないからですよね。
塾の費用は決して安いとは言えません。成績が上がらなければ、頑張って家計から捻出している費用も無駄になってしまいます。
ただし、受験生の場合は、受験まで半年をきっている場合は辞めない方が良いでしょう。受験間近になって新しい塾に変えても、不慣れな環境で逆にストレスを抱えてしまうことがあるからです。
3-2.今の塾の講師やコースを変える
「自宅から通える範囲に他の塾がない」
「入塾したばかりで料金が無駄になるのが勿体無い」
など、どうしても今の塾を辞めたくない場合は、今の塾の講師やコースを変えるという手段で一時的に様子を見るというのも良いでしょう。
具体的には次のような手段です。
・集団授業を個別授業に変更する ・平日の授業を土曜日に変更して授業数を減らす ・気が合う講師に担当を変更する |
次のテストまでの期間様子を見た結果、お子様が塾に馴染み成績も上がるようならそのまま継続しましょう。
もし、上記の方法でも成績が上がらず「やっぱり塾が合わない」と感じるようなら、今度こそ新しい塾を探し始める必要があります。
4.【次こそ失敗しない】自分に合う塾が見つかる判断チャート

今の塾を辞めて新しい塾に変える場合、最初に決めなければならないのが塾のスタイルです。
塾には主に4つのタイプがあり、それぞれ次のような特徴があります。
タイプ | 特徴 |
---|---|
①集団授業 | 学校の授業のように、集団で授業を受けるスタイル <メリット> ・クラスの生徒さん同士、良きライバルになれる <デメリット> ・人間関係がこじれる場合がある ・その都度質問できない ・授業の日時が固定されている |
②個別授業 | 講師1人に対し生徒が1〜2名の個別スタイルで指導を受ける <メリット> ・講師との質問やコミュニケーションが取りやすい ・振替などに柔軟に対応してくれることが多い <デメリット> ・講師との相性が悪ければ逃げ道がない・孤独を感じやすい |
③自立型 | 講師1人に対し生徒さん10〜20名が在籍して問題を黙々と解くスタイル <メリット> ・自分のペースを保てる ・分からない部分は質問できる <デメリット> ・自力で学習する力が必要 ・問題演習が中心なのである程度の理解力が必要 |
④映像授業 | あらかじめ録画されている映像を見て学ぶ(オンラインと塾タイプがある) <メリット> ・時間を効率よく使える ・講師の質が高い ・何度でも繰り返し聞ける <デメリット> ・集中力がないと飽きやすい ・その都度質問ができない |
子どもの性格や生活スタイルなどによって適正が異なるので、どのタイプの塾にするかは非常に重要なポイントです。
子どもに合っていないタイプの塾に通わせてしまうと、どんなに良い塾に通っても成績が上がらず、また「塾が合わない」という悩みに直面してしまうでしょう。
そこで、どのタイプが自分の子どもに合っているのかを知るために、判断チャートを作成しました。ぜひお子様の塾のタイプ選びの参考にしてください。
【塾のタイプ判断チャート】

いかがでしたか?
上記のチャートにあるように、子どもの目標や性格、生活スタイルなどを総合的に見て、適切な塾のタイプを選んでいきましょう。
5.これから新しい塾を選ぶときに確認すべき必須事項5つ

「この塾にしよう!」と、子どもに合いそうな新しい塾を見つけた際は、必ず事前に確認しておくべきことがあります。それは、次の5点です。
①口コミや評判 ②講師のレベル ③使っている教材 ④振替授業の有無 ⑤体験授業の有無 |
上記5点を事前に確認しておけば、新しい塾に入ってから「やっぱり塾に合わない」と後悔することはありません。
次の塾も合わないと感じてしまえば、「塾じゃなくて勉強自体が合わないのかな」というように、子どもが勉強自体に大きな劣等感を感じてしまうことにもなりかねません。
そこで、これから説明する5つのポイントを理解し、塾を決める前にしっかり確認しておきましょう。
5-1.口コミや評判
気になる塾を見つけたら、HPやチラシ、口コミサイトなどを見て、塾の口コミや評判を事前に調べておきましょう。知り合いで実際に通ったことがある人がいれば、体験談を聞いておくのもおすすめです。
口コミや実際に通ったことがある人のリアルな話は、宣伝文句を並べる広告よりも信頼できるからです。
口コミや評判を調べるときは、次の点に着目しましょう。
・講師の人柄 ・指導法 ・厳しさ ・教室の雰囲気 ・成績の向上率 ・志望校合格の実績 ・料金 ・(辞めた人がいれば)辞めた理由 |
上記にあるように、プラスだけでなくマイナス要素の口コミも必ず調べておきましょう。
実際に通うことをイメージできるよう、できるだけ詳細をリサーチしておくことがポイントです。
5-2.講師のレベル
塾の講師のレベルは、とても重要なポイントになります。
講師のレベル次第で生徒の成績が上がるかどうかが決まると言っても過言ではないからです。講師のレベルを調べる際は、次の点を確認しましょう。
・講師の学歴 ・講師の経歴 ・雇用形態(社員か学生バイトか) ・講師の研修や勉強会が実施されているか |
注意しなければならないのが、講師の学歴だけに惑わされないことです。学歴が高ければそれだけ勉強に励んできた証拠ではありますが、必ずしも現在の実力とは限りません。
過去の学歴よりも、現在もなお勉強や研修に励み、知識や指導の実力を習得し続けているかということが最も大事なポイントになります。
また、大手の進学塾の場合、YouTubeで講義を見れる場合もあります。検討段階で確認しておきましょう。
学生のスタッフだけを雇っている場合も注意が必要です。
担当講師が途中で変わってしまう可能性があるからです。大学生の場合は、大学の長期休みで実家に帰省して休暇を取ったり、急に辞めてしまう可能性もあります。
学生のスタッフでも優秀な講師もいますが、できれば正規雇用のスタッフを多く雇用している塾の方がおすすめです。
5-3.使っている教材
塾で使っている教材についても、オリジナルの教材を使っているかどうかを事前に調べておきましょう。
オリジナルの教材を作れるということは、塾にそれだけ指導実績があり、受験のノウハウを蓄積している証拠でもあるからです。
塾のクラスに応じて初級、中級、上級など難易度別に分かれていることも多いので、自分のレベルに応じて勉強を進めることができます。
おすすめできないのは、書店やインターネットなどで普通に販売されている量産型の教材を使用している場合です。
一般販売されている教材を使用しているのであれば、わざわざ高額な料金を支払って塾に入る意味はないといえるでしょう。
5-4.振替授業の有無
振替授業があるかどうかも確認しておきましょう。
塾に通っていれば必ずと言っていいほど都合の悪い日が出てきます。振替授業ができなければ、授業に遅れてしまったり、料金が無駄になってしまうからです。
個別指導の場合は振替授業に対応している塾が多いです。ただ、講師の数が少ない場合は、振替授業になると教科専門外の講師やアルバイトが代わりに担当することもあります。
希望する塾が振替授業を行ってくれるのか、行ってくれるとすればどのような対応をしてくれるのかまで詳しく確認しておきましょう。
5-5.体験授業の有無
入塾する前のポイントになりますが、希望する塾が体験授業を実施しているかどうかも重要なポイントです。
塾に入る前は必ず体験授業で授業のレベルや講師の質、塾や教室の雰囲気を確認しておく必要があるからです。
ほとんどの塾が無料で体験授業を実施していますが、中には見学だけで、体験授業がない場合もあります。
体験授業を無料で行えないということは、自分の塾に自信が持てていない表れでもあるので、そのような塾は候補から外した方が無難です。
6.次こそ合う塾を見つけたいなら「湘南ゼミナール」がおすすめ

今の塾を辞めることを決め、これから新しい塾を探すのなら、ぜひ湘南ゼミナールをご検討ください。
湘南ゼミナールは「5.これから新しい塾を選ぶときに確認すべき必須事項5つ」で解説したポイントをすべて網羅しているだけでなく、さらに次の4つのポイントが特徴です。
①講師陣のレベルが高い ②種類豊富なコース内容 ③首都圏を中心に全253教室 ④合格実績が豊富 |
それぞれについて詳しく説明していきますので、新たな塾選びの参考にしてください。
6-1.講師陣のレベルが高い
湘南ゼミナールの講師陣は、他に追随を許さないほどレベルが高いことが強みです。
教壇に立つ講師は全員、厳しい基準をクリアしています。
具体的には、模擬授業による指導方法の研修をはじめ、担当科目の最新課題を原則毎週提出、全国の過去問を元に作成した入試対策を受けるなど、難関校や上位校対策に必要な知識や技術を常にアップデートしているのです。
さらに、そのようなハイレベルな講師たちが学校情報の収集や定期テストの分析を重ねて「学校別対策」や「入試対策」を提供しているため、生徒たちは的確で効率の良い指導を受けることができます。
講師たちが率先して自らの知識と指導力を研さんしているからこそ、授業を受ける生徒はもちろん、お子様を預ける保護者様にとっても安心できる環境です。
6-2.種類豊富なコース内容
湘南ゼミナールでは、お子様の成長や理解度に合わせた豊富なコースを用意しています。
具体的には、小学生から高校生までに対応し、集団授業と個別授業の両方を備えています。さらに、特別な対策が必要な難関校を目指す人には「難関高コース」もあり、ハイレベルな受験対策にも対応しています。
【コースと料金の例(一部)】
コース | 科目数 | 料金 |
---|---|---|
小中部(小学6年生) | 4(算数、国語、小6英語、小学生パワーアップ特訓) | 9,900円〜 |
小中部(中学3年生/3〜7月) | 5(英語、国語、理科、数学、社会) | 24,000円〜 |
高等部(1〜3年生) | 1講座 | 12,000円〜 |
個別指導(中学1〜2年生) | 1科目(週1回) | 18,000円〜 |
6-3.首都圏を中心に全253教室
湘南ゼミナールの教室は、関東や東海地方を中心に253教室あります。そのため、通いやすい教室を選べることが魅力です。
教室ごとに特徴がありますので、同じ地域内でも子どもの特性に合わせた教室を選ぶことができます。また、万が一保護者の転勤や異動などで引越しすることになっても、教室がある県であれば気軽に異動することが可能です。
教室の場所はこちらから調べられます。あなたの地域に湘南ゼミナールがあるかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。

6-4.合格実績が豊富
湘南ゼミナールは、中高一貫校や公立高、難関高、大学まで幅広い合格実績を誇ります。
中でも合格が難しい難関高への合格実績が豊富で、例えば、2023年度は神奈川県公立トップクラス校に合格者総数745名、千葉県公立トップクラス校に43名など、数々の素晴らしい成果が毎年届けられています。
実際に難関高に合格した生徒さんの体験談をご覧ください。
【横浜翠嵐高校に合格/Sさん】 夏期集中講座は、周りのレベルがとても高く、常に刺激を受けた状態で勉強ができました。そこで頑張った昔の自分に、今とてもありがとうと思っています。 私が周りに自慢できるのは、「今まで一度も塾が嫌で辞めようと思ったことがない」ということです! 【湘南高校に合格/Tさん】 数学で応用問題になると解くのに時間がかかったり解けなかったりしたけれど、授業で先生が様々な解き方や公式などを教えてくれてそれをしっかりとメモし、実際に問題で使えるように演習を繰り返したら、前よりも早く答えを出せるようになりました。 【柏陽高校に合格/Nさん】 最初は勉強が分からなくて泣いてしまう時もありました。いつでも迎えに来てくれた家族や、一生懸命に教えてくれた先生たちのおかげで私は学ぶ楽しさを知ることができました。これからも私は湘ゼミで知った勉強の楽しさを大切にしていきたいです。 【横浜緑ケ丘高校に合格/Sさん】 特訓数学の講座は入試や模試で出てくる難しい考え方の問題の対策になる考え方を勉強でき、模試の数学で難しい問題も速く解けるようになって数学の模試では見直しする時間もできるようになり、模試の点数も特訓講座を受ける前より上がりました。 |
体験談からも分かるように、多くの生徒が湘南ゼミナールで志望校の合格をつかんでいます。湘南ゼミナールについてもっと詳しく知りたい人は、ぜひHPもご覧になってくださいね。

7.合わない塾を回避するには体験してから入学しよう

これから新しい塾を探す人にとって、「今度こそ合う塾を見つけたい」という思いを誰しも抱えていることでしょう。
「5-5.体験授業の有無」でもお伝えしましたが、合わない塾を回避するには、体験してから入学することが非常に重要です。
塾の体験入学は、すでに入塾している他の生徒さんと一緒に授業を受けます。そのため、教室や講師の雰囲気、やり取り、授業のレベル、教材の質などを総合的に肌で感じることができるのです。
実際の雰囲気は、塾で他の生徒さんと同じ時間を過ごさないと分かりません。
広告やパンフレットには良いことが目立つように記載されているものですし、授業が行われていない時間帯に塾内を案内してもらったとしても、実際の雰囲気を感じることはできませんよね。
だからこそ、どんな塾かを実際に肌で感じるために、体験入学が必ず必要なのです。
もう二度と「塾が合わない」とストレスを抱えて悩むことがないよう、どのような雰囲気でどの程度のレベルの授業なのかなどについて、体験入学で実際に感じ取るようにしましょう。
8.まとめ
いかがでしたか?塾が合わない場合の原因や対処法、次こそ合う塾を見つけるためのコツなどについて解説してきました。
最後にこの記事をまとめましょう。
◎合わない塾は成績が上がらないならすぐに辞めるべき
◎塾が合わないときの主な原因5つ
①講師との相性が合わない
②【集団授業の場合】授業スピードが速すぎる
③授業の難易度が高すぎるor低すぎる
④他の生徒さんや教室の雰囲気が合わない
⑤子どもの生活スタイルと合っていない
◎塾が合わないときの対処法は主に2つ
①新しい塾に変える
②今の塾の講師やコースを変える
◎これから新しい塾を選ぶときに確認すべきこと5つ
①口コミや評判
②講師のレベル
③使っている教材
④振替授業の有無
⑤体験授業の有無
◎合わない塾を回避するには体験して入学しよう
以上になります。塾が合わないと精神的に大きなストレスになり、勉強にも集中できなくなります。その結果、塾に行っているのにも拘わらず成績が上がらないということになるのです。
そのため、塾が合わないと感じたら、基本的には新しい塾に変えましょう。塾を変える時は事前に確認
すべきポイントをしっかりリサーチしておくと失敗しません。
あなたのお子様が抱えている「塾が合わない」という悩みが解消され、1日でも早く勉強に集中できる環境で本領を発揮できることを願っています。
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