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柏陽高校の偏差値は?|偏差値からはわからない独自の魅力も解説

「柏陽高校の偏差値ってどれくらい?」

「柏陽高校の入試にはなにか特徴はある?内申点はどれくらい必要?」

柏陽高校は神奈川県内でも高偏差値の公立トップ高校のひとつであり、2025年3月時点での偏差値は63(※)です。

これは、神奈川県内の公立高校の中では3番目に高く、難関校として知られています。

偏差値63という数字だけをみて、「自分も行けそう」「ここを志望校にしようかな」と考える生徒さんもいるかもしれません。

しかし、偏差値だけを見て判断するのはおすすめできません。

なぜなら、偏差値は模試のレベルなど状況によって変動するものだからです。

そのため、他の高校と比較することで、どれくらいの位置づけなのかを理解しておくことが、志望校のレベルを判断するためには大切です。

また、偏差値だけでなく、それぞれの高校の特色などを理解した上で志望校を選ばなければ、思っていたような高校生活が送れず、後悔することもあります。

そこで、この記事では柏陽高校について以下のようなことを詳しく解説していきます。

この記事を読み、柏陽高校の偏差値をはじめ、学校の特徴や受験の特徴を詳しく理解することで、自分自身が柏陽高校を志望校とすべきかどうか判断できるようになります

ぜひ最後までお読みください。

【※偏差値のデータ元について】

◎ 2025年3月現在、当該高校の合格率がおおむね80%の偏差値(神奈川県進学模試)です。◎算出に必要なデータ件数が不足している高校は過年度の動向を勘案しており、必ずしも最新動向を反映したものではありません。◎合格の目安となる指標として偏差値を記載する場合は、模試の種類や特徴により大きく異なる場合があります。

1. 柏陽高校の合格目安となる偏差値は63

2025年3月時点で、神奈川県進学模試の結果を基に算出した柏陽高校の合格目安となる偏差値は63(※)となっています。

これだけ聞いても、偏差値63とはどれくらいのレベルなのかイメージしにくいですよね。

そもそも、偏差値は50を平均として、一般的に偏差値60以上は「高い」とされています。柏陽高校は60を超える偏差値であり、高い水準にあることがわかります。

※高校受験における偏差値についてもう少し詳しく知りたい場合は、「高校受験の偏差値とは?偏差値60は上位何%?仕組みを丁寧に解説」の記事もご覧ください。

偏差値63は、上位10%以内に入らなくては到達できないレベルです。

実際、柏陽高校の偏差値は、神奈川県内の公立高校では3番目に高く、全国4000校以上の全日制高校の中でも、上位100位以内に入っています。

進学実績も、国内最難関とされる東京大学をはじめ、京都大学、一橋大学、東京工業大学(※)、北海道大学など名だたる難関大学に毎年合格者を出しているのです。

【柏陽高校の進学実績】

大学名2024年度実績2023年度実績
国立大学東京大学1
京都大学
一橋大学
東京工業大学(※)12
北海道大学10
東北大学
名古屋大学
大阪大学
九州大学
私立大学早稲田大学68103
慶応義塾大学4835
上智大学3545
東京理科大学7287

参考:柏陽高校「2024年度入試 大学合格者数(確定版)」、「2021~2023年度(52~54期生)大学合格者数【確定版】

※東京工業大学は、2024年10月に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学となっています。

国公立大学への進学に強く、2024年度は現役生306人中135人(44.1%)が国公立大学へ合格した実績があります。

こういったことからもわかるように、偏差値63を誇る柏陽高校は、成績がトップクラスの生徒さんが目指す、神奈川県における最難関高校のひとつです。

【※偏差値のデータ元について】

◎ 2025年3月現在、当該高校の合格率がおおむね80%の偏差値(神奈川県進学模試)です。◎算出に必要なデータ件数が不足している高校は過年度の動向を勘案しており、必ずしも最新動向を反映したものではありません。◎合格の目安となる指標として偏差値を記載する場合は、模試の種類や特徴により大きく異なる場合があります。

2. 柏陽高校と他校の偏差値の違い一覧

柏陽高校のレベルを理解するために、神奈川県内の他の高校と比較してどれくらいの位置にある高校なのか、似たようなレベルの高校はどこなのかも知りたいですよね。

柏陽高校は神奈川県内でも第3位に入る、高偏差値を誇る学校です。

神奈川県内で公立トップ高校と呼ばれる他の高校の偏差値とも比較していきましょう。

【神奈川県における公立難関高校それぞれの合格目安となる偏差値】

高校名偏差値
横浜翠嵐高校67
湘南高校65
柏陽高校63
横浜緑ケ丘61
川和高校60

神奈川県内で難関校として知られる高校のなかでも、柏陽高校は三番目の位置にあります。

柏陽高校よりも偏差値が高い高校には横浜翠嵐高校、湘南高校があり、柏陽高校に一歩及ばない偏差値の高校としては、横浜緑ケ丘高校、川和高校などがあります。

いずれの高校とも、偏差値の違いはプラスマイナス5以内ですが、この差は具体的に何点くらいの違いになるのでしょうか。

偏差値を1上げるためには、模擬テストなどの結果に記載されている「標準偏差」×0.1で算出した点数が必要になります。

例えば、5教科総合の標準偏差が60の模擬テストなら、偏差値を1上げるためには6点が必要です。このテストで偏差値を4上げるには、24点(6×4)も点数をアップさせなければいけません。

このように、受けた模試の標準偏差から、偏差値1あたりの点差を把握すると、柏陽高校とその他の高校の違いがイメージしやすくなります。

志望校決定の際は、そのようにして、他の高校とも比べながら選ぶとよいでしょう。

3. 県内トップクラスの偏差値を誇る柏陽高校の特徴

偏差値63という高偏差値を誇る柏陽高校ですが、偏差値だけでなく、入学した生徒さんの学力や能力を伸ばすためのさまざまな特徴も魅力的です。

柏陽高校の特徴は次の4つです。

それぞれについて詳しくみていきましょう。

3ー1. グローバル教育を推進!世界で活躍する人材を育成

柏陽高校の特徴として挙げられるのが、グローバル教育に力を入れているという点です。

姉妹校であるアメリカのメモリアル高校、台湾の三重高級中學校の生徒さんと文通や交流を行う、「Fun Fun Debate Competition」として英語での即興型ディベート大会を行うなど、年度によって異なるさまざまな取り組みが行われています。

【柏陽高校で実施されているグローバル教育への取り組み】

取り組みどんな内容か
米国メモリアル高校交流姉妹校であるメモリアル高校と、文通、訪問時のホームステイ受け入れ及び校内交流
台湾三重高級中學校交流姉妹校である三重高級中學校と、台湾修学旅行時の現地校訪問及び訪問の受け入れ※年度によって修学旅行先は異なる
Fun Fun Debate Competition1・2年生を対象とした即興型英語ディベート大会
Global Relations Challenge世界で活躍する方々の経験や進路の話を聴くオンラインセミナー
エンパワーメントプログラム国内にて実施する米国大学生らとのディスカッション等の学習プログラム
海外大学等交流海外の大学に訪問し、現地の学生らとディスカッションなどを行う研修

英語の授業では、ただテストの点を取るだけでなく、「英語で自分の言いたいことを自由に表現できるようになること」を目標にしています。

そのために、授業内で普段から英語によるディベートを行っており、テストだけでなく、英語をしっかりと活用できる教育内容となっているのも魅力です。

その他にも、さまざまな取り組みが行われていますから、世界でも活躍できるよう学んでいきたいと考えている生徒さんにおすすめです。

参考:柏陽高校「グローバル教育」

3ー2. 実践的な探究活動で探求する力を養う

柏陽高校では、ただ学力だけを向上させるのではなく、自分で考え、探求する力を大切にしているのも特徴です。

柏陽高校では、1・2年生を通じて行う「科学と文化」という探求プログラムが、探求する力、実践的な力を養うために実施されています。

具体的には、自分で決めたテーマに対して実験や調査を行い、その情報を元に論文を完成させるという内容で、1年生から2年生まで2年間を通して行う授業となります。

研究予算の折衝まで自分たちで行うため、社会に出た時の実践的な活動についても学ぶことができる授業です。

単に、教科書に書いてあることを覚える、知識を身に付けるだけでなく、自らが探求し、考察することで、次世代のリーダーとなるために必要な資質や能力を育むのです。

自主的に学び、行動できる力を身に付けたいと考えている生徒さんは、柏陽高校を検討してみましょう。

参考:柏陽高校「総合的な探究の時間」

3ー3. ディスカッション重視で主体的に授業に取り組む

柏陽高校の授業では、ディスカッションを重視しており、主体的に授業に取り組むことができます。

授業時間は65分に設定されており、プラスされた15分を活用し、生徒さん同士のディスカッションやディベートに時間を割いているのです。

ここまで紹介した特徴からもわかるように、柏陽高校では、主体的な学びを重視しています。

普段の授業でも、ただ授業を受けるだけでなく、主体的に学ぶ環境を整え、実践的な力を身に付けるための取り組みを全教科で実施しているのです。

授業で学んだことをディスカッションなどを通してアウトプットすることで、知識や技能をしっかり自分のものにすることができるでしょう。

参考:柏陽高校「授業の柏陽~1.3倍の授業で1.5倍の効果」テレ東プラス「2人に1人が国公立大学へ!神奈川県立 柏陽高等学校“やる気を引き出す授業“」

3ー4. 将来の選択肢を広げるキャリアアップ講座

柏陽高校では、ただ学力を上げるだけではなく、将来について目標を持ち、それに向かって学べるよう、キャリアアップ講座を行っています。

キャリアアップ講座は、大学や研究機関・企業等と連携し、研究室へ訪問したり、講師を招いて講座を開催するというものです。

【2024年度の講座内容】

・Global Studies Program (実習)・次世代リーダー養成プログラム(実習)・海外大学等交流研修 in Singapore(実習)・UCバークレー研修(実習)・神奈川県友好交流地域高校生派遣事業 メリーランド州派遣(実習)・裁判の仕組みを学ぶ(見学・学習)・科学と文化Ⅲ(実習)・薬学への招待(実習)・高校生と大学生のための金曜特別講座[東京大学](オンライン)・エクステンション講座[横浜市立大学](講義・実習・オンライン)・YNU教職講座[横浜国立大学](講義・実習)・ロケットガール&ボーイ養成講座2024[千葉工業大学](実習)・神奈川県高校生科学ボランティア(ボランティア)・弁理士による知的財産特別講義(講義)

内容は、科学、薬学、知的財産についてなど、幅広い分野となっており、生徒さんの学習意欲向上だけでなく、将来の選択肢の幅を広げることにも役立っています。

学力を身に付けるだけでなく、さまざまな分野について学びを深めたい生徒さんにはピッタリの取り組みです。

参考:柏陽高校「キャリアアップ講座」

4. 高偏差値の柏陽高校は海外でも活躍できる実践力・応用力を養いたい生徒さんにおすすめ

柏陽高校は、海外でも活躍できる実践力や応用力を養いたいと思う生徒さんにおすすめです。

なぜなら、柏陽高校の特徴は、他の公立トップ高校と比較しても、グローバル教育や実践力を重視している高校だからです。

先ほどお伝えしたように、英語での即興ディベート大会や、大学・研究機関と提携して行うキャリアアップ講座など、他の高校ではなかなか得られない学習の機会を提供しています。

柏陽高校を含む、神奈川県内の高偏差値の高校の学習方針を見ても、そのことがわかります。

【神奈川県公立トップ3高校の学習方針の違い】

学習方針授業時間
横浜翠嵐高校特進・難関大学向けの学力向上を重視し、土日や長期休業期間にはさまざまな科目の講習が組まれる1コマ95分授業がベース
湘南高校勉強・部活・行事を通じ、総合的な人間力ともいうべき力を高める1コマ70分授業がベース
柏陽高校キャリア教育・グローバル教育などの講座を豊富に用意し、学習の基礎だけでなく社会に通じる応用力を重視する1コマ65分授業がベース

このように、柏陽高校が単なる学力向上だけではなく、グローバル教育・キャリア教育などの取り組みに特に力を入れていることがわかりますね。

高校生活を、大学受験に向けた学力向上のためだけでなく、将来に向けたより幅広い力を身に付けるために過ごすことができるでしょう。

こういったことから、将来は海外に目を向けている生徒さん、社会に出た時に役立つような実践力や応用力を高校生活で養いたい生徒さんには、柏陽高校はぜひおすすめです。

5. 偏差値が高い柏陽高校における受験の特徴

ここからは、柏陽高校を志望校にした生徒さんに向けて、柏陽高校における受験の特徴について詳しく解説していきます。

5-1.柏陽高校の選考比率は「3:7:2」で学力検査重視

神奈川県内の公立高校の入試では、学習の記録(評定)・学力検査・特色検査(一部の高校で実施)の合計点で合否を判定します。

(第二次選考では、「学習の記録」に代わり、「主体的に学習に取り組む態度」が評価されます。)

※神奈川県内の公立高校の入試についてさらに詳しく知りたい方は「神奈川県公立高校入試を解説|合否の決まり方や比率・具体例がわかる」の記事をご覧ください。

柏陽高校では特色検査が実施されており、それぞれの比率は次の通りです。

【柏陽高校の選考比率】

第一次選考第二次選考
学習の記録(評定)学力検査特色検査学力検査主体的に学習に取り組む態度(評価)特色検査

参考:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要「共通選抜普通科(クリエイティブスクールを除く。)

上記を見てわかるように、柏陽高校では学力検査を重視しています。

偏差値が近い他の高校とも比較してみましょう。

【神奈川県における公立難関高校それぞれの第一次選考での選考比率】

高校名学習の記録(評定)学力検査特色検査
横浜翠嵐高校
湘南高校
柏陽高校
横浜緑ケ丘
川和高校

参考:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要「共通選抜普通科(クリエイティブスクールを除く。)

偏差値が高い他の高校と比較しても、学力検査の比率が高く、重視されていることがわかります。

このことから、柏陽高校に合格するには、評定や特色検査対策も重要ですが、何よりも学力検査で高得点を取れるように受験日まで勉強することが大切だということがわかります。

柏陽高校を目指す生徒さんは、まずは学力検査に向けて実力を上げていきましょう。

5-2. 柏陽高校に必要な内申点の基準は125点前後

学習の記録(評定)は、135点満点で換算された点数によって評価され、柏陽高校の合格目安となる内申点の基準は125点前後です。

具体的に、内申点は以下のように計算されます。

中学2年生の学年末・3年生の2学期において、9教科の評定がオール5だった場合の内申点は135点(満点)です。

つまり、柏陽高校の合格目安となる125点程度をクリアするには、ほぼほぼオール5に近い評価を受ける必要があります。

選考比率としては、入試当日の学力検査の比重が大きいものの、学校の成績も気を抜くことができないことがわかりますね。

※神奈川県内の入試における内申点についてさらに詳しく知りたい場合は「【神奈川】内申点の計算方法と公立高校一覧|まだ間に合う対策も解説」の記事をご覧ください。

5ー3. 2025年度柏陽高校の最新倍率

柏陽高校の2025年に行われた入試での倍率は1.54倍です。(志願状況に基づいた倍率です。)

神奈川県全体の倍率1.17倍を大きく上回っており、人気の高さがわかります。

偏差値の近い他の難関高校と見比べても、決して低い方ではありません。

【神奈川県における公立難関高校それぞれの倍率】

高校名2025年の倍率2024年の倍率
横浜翠嵐高校2.042.14
湘南高校1.611.63
柏陽高校1.541.39
横浜緑ケ丘1.441.59
川和高校1.411.25

参考:神奈川県「令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等志願変更締切時志願状況(各学校別の志願変更締切時の志願状況等)」

柏陽高校は、偏差値が高いだけでなく倍率も高い高校ですから、合格を目指すためにはしっかりと対策を行っていくことが必要です。

6. トップクラスの偏差値である柏陽高校の合格を目指すなら学力検査で点数を取りこぼさない対策が必要!

柏陽高校の合格を目指す生徒さんは、学力検査で点数を取りこぼさないための対策が必要です。

具体的には次の3つの対策を行うことをおすすめします。

柏陽高校合格のために必要な対策について詳しくみていきましょう。

6-1. 苦手を徹底的につぶす

柏陽高校に合格するには、まずは苦手教科や苦手分野を徹底的につぶしていくことが大切です。

なぜなら、柏陽高校では学力検査の結果を重視しており、当日、かなり高い点数を取る必要があるからです。

学力検査で柏陽高校の合格基準を満たすには、その年の試験内容や難易度にもよりますが、おおむね430点~440点は取る必要があります。

そのためには、苦手教科や苦手分野があってはいけません。

苦手教科で思うように取れなかった点数を、得意教科でカバーするという考えもありますが、どれだけ得意な教科であっても、100点以上を取ることはできません。

430点を取るには、5教科それぞれ86点を取る必要があります。

例え得意教科で100点を取れたとしても、苦手教科をカバーできるのは1教科あたり14点です。

苦手教科で、仮に60点となってしまえば、カバーしきれないこともあるのです。

柏陽高校合格を目指すなら、まずは苦手教科や苦手分野を徹底的にカバーし、どの教科もしっかりと点数が取れる学力を身に付けましょう。

6-2. 点数の取りこぼしをなくす

柏陽高校に合格するための対策2つめは、点数の取りこぼしをなくすということです。

柏陽高校は学力検査を重視しています。

そのため、例え内申点が少し足りないとしても、当日の学力検査の結果次第でカバーすることができます。

逆に、学力検査の結果次第では、どれだけ内申点が良かったとしても不合格となる可能性が高いのです。

学力検査で合格するためには、普段の勉強で学力を上げることがとても大切ですが、同時にテストに慣れ、点数の取りこぼしをなくすことも大切です。

そのためには、次のような対策を行いましょう。

【点数を取りこぼさないための対策】

・見直しを必ず行う・問題集などを解いて応用問題も解けるようにする・模試を受けて試験慣れをしておく

対策をしっかりと行い、点数の取りこぼしを防ぎましょう。

6-3. 特色検査対策で合格率アップ

柏陽高校の合格を目指すなら、特色検査対策も行う必要があります。

【柏陽高校の特色検査】

柏陽高校の特色検査は、「自己表現」です。神奈川県によると、特色検査では「提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力等を把握するための検査を行う。」とあります。各教科の知識を応用し、活用する力を問われますから、しっかりと対策をしておきましょう。

具体的には、英語や日本語の長文を読解し、効率よく正しい情報を得て、解釈し、回答を導き出す力が求められます。

中学校での定期テストには出ないような問題ですから、しっかりと対策を行わなくてはなりません。

柏陽高校で最も重視されるのは学力検査ですが、特色検査は問題の難易度が学力検査よりも高い分、点数を取れた生徒さんと、取れなかった生徒さんの差が出やすくなります。

その分、合格を左右する要因となることもあるのです。

特色検査でも点数が取れるよう、過去問を解くなどしてしっかり対策を行いましょう。

\湘南ゼミナールなら「柏陽高校」合格に最適化したカリキュラムが受けられる/

湘南ゼミナールでは、2024年度45名、2025年度には58名もの生徒さんを柏陽高校合格に導いた「最難関公立高校」に特化したカリキュラムと体制が整っています。
柏陽高校合格のために、考え抜かれた独自のカリキュラムと高い講師力で、生徒さんの学力を向上していきます。
・小テストで苦手を徹底チェック!着実に学力を伸ばす・トップ校合格に必要なハイレベルな特色検査にも対応・厳しい選考基準をクリアした講師陣による質の高い授業
など、さまざまな面で生徒さんの勉強をサポートいたします。
また、専門の分析チームが毎年の入試問題を細かく分析し、必要な対策を導き出すなど、生徒さん一人で勉強する場合には得られない情報を提供できるのも湘南ゼミナールの特徴です。
学習管理アプリを活用し、講師によるオンライン面談や質疑応答ができるなど、合格に向けてがんばる生徒さんを応援できる環境も整っております。
生徒さん一人ひとりの今に向き合い、徹底的に伴走していく湘南ゼミナールで、柏陽高校合格に向けて一緒に学んでいきましょう。

7. まとめ

この記事では、柏陽高校の偏差値についてご紹介しました。

神奈川県内の公立高校の中でもトップクラスの「63」という偏差値を誇る柏陽高校は、グローバル教育に力を入れ、実践力が身に付く教育内容など、さまざまな魅力があります。

今一度、本記事をおさらいしておきましょう。

・柏陽高校の偏差値は63

・柏陽高校の受験の選考比率は3:7:2

・柏陽高校の合格基準となる内申点は126

・柏陽高校の受験では学力検査が重視される

柏陽高校の選考比率は、学力検査が重視される3:7:2です。

そのため、柏陽高校に合格したい生徒さんは、苦手科目をつぶし、点数の取りこぼしをなくすための対策が必要になります。

もし、自分だけの力では柏陽高校合格が難しいと感じた場合や、確実に合格できる力を養いたいと考えた場合は、受験のエキスパートが揃う塾に相談してみましょう。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。