湘ゼミコラム

高校受験・入試

【すぐできる】高校受験の勉強法5つと科目ごとの勉強のコツを紹介

「高校受験の勉強法がわからない。まず何から始めればいいの?」
「高校受験の勉強のコツは?科目ごとにどんなふうに勉強したらいいの?」

高校受験が迫ってきているものの具体的にはどのように勉強をすればいいのかわからず、不安や焦りを感じている生徒さんは多いのではないでしょうか?

結論から言うと、高校受験は勉強のコツと習慣化のコツの2つを押さえるとスムーズに勉強を進められるようになります。

高校受験の勉強法は「勉強のコツ」と「習慣化のコツ」がポイント

勉強のコツ
習慣化のコツ
①基礎固めに取り組む
②間違えた問題を最後までやり抜く
③インプットとアウトプットの両方をバランスよく取り入れる
①毎日勉強する習慣をつける②毎日スケジュールを立てて取り組む

そのポイントに加えて科目ごとの受験勉強のポイントを知っておけば、どのような勉強をすればいいのか見えてきます。

\科目ごとの受験勉強のポイント/
国語漢字や文法、古文などは正しい語彙や形を覚える
長文読解は語彙力を磨く
数学数学は積み上げの科目
基礎固めをしっかりとして公式や定義を身に付ける
社会歴史は人物や年号だけを暗記せずなぜその事件が起きたのか背景を理解する
地理は世界各国の特徴や位置を理解しておく
公民は各分野の用語を正しく覚える
英語英単語と文法が鍵になる
英単語と文法がわからないと英作文や長文読解ができないのでこの2つをしっかりと身に付ける
理科生物と地学は暗記中心
化学は化学式とルールを覚える
物理は公式を利用した計算問題が解けるように基礎固めをする

高校受験の勉強は少しでも早く始めたほうがいいので、まずは何から取り組めばいいのか1つずつチェックしていきましょう。

そこでこの記事では、全教科に共通する高校受験の勉強法や科目ごとの勉強法、やってはいけない勉強法などを丁寧に解説しています。

とくに科目ごとの勉強法は、どのように取り組めばいいのかわかるので必見です。

この記事を読むとわかること
〇 高校受験までの勉強法【一般的なスケジュール例】
〇【全教科共通】最初に取り組みたい高校受験の5つの勉強法
〇【科目別】効率よく学習するための高校受験勉強法
〇【対策付き】これだけは避けたい!高校受験の3つの勉強法
〇 高校受験は長期戦!最後まで勉強を続ける4つのコツ

この記事を最後まで読めば高校受験の勉強法がわかり、すぐに勉強を開始できます。志望校を目指して効率よく勉強を進めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

1.高校受験までの勉強法【一般的なスケジュール・勉強内容例】

高校受験の勉強は、遅くても中学3年生の夏休みまでには始めることが大切です。

高校受験の勉強時間は長ければ長いほど、様々な対策ができます。高校受験までの最後の長期休みとなる夏休みを逃すとまとまった時間が取りにくくなるので、夏休みにはスタートするように意識しましょう。

1-1.一般的な勉強スケジュール・勉強内容

中学3年生からの勉強スケジュールの一例として、下記が挙げられます。

中学3年生の1学期は基礎固めをしながら、期末テスト対策をしっかり行いましょう。高校受験はテストだけでなく内申点も合否を左右するので、期末テストでしっかりと点数を取ることも忘れてはいけません。

夏休みからは、本格的に高校受験勉強に取り組みましょう。基礎固めや苦手な科目の克服など、基礎的な知識を身に付けます。2学期になると志望校が固まっているかと思うので、模試を受けて志望校との差を埋めていきましょう。過去問にもチャレンジし、高校受験の出題形式に慣れていきます。

冬休みから高校受験までの2~3ヵ月は、ラストスパートです。志望校合格に向けて本格的に対策を行います。過去問を解くのはもちろん、総復習をしながらどの科目でも点数が取れるように仕上げます。また、この時期はプレッシャーや疲れで体調を崩しやすいので、体調管理をしながら勉強を進めることも大切です。

具体的な勉強方法について、2章以降で詳しく解説しているので実践してみてください。

1-2.高校受験まで残り時間が短い場合

部活動などで夏休みを受験勉強に使えない場合や既に夏休みが過ぎてしまった場合は、高校受験当日までの残り日数を確認してスケジュールを立てるといいでしょう。

例えば、高校受験まで残り3ヵ月の場合は、下記のように1ヵ月ごとにやるべき勉強を決めておくと勉強内容にムラが出にくくなります。

高校受験まで残り90日の場合のスケジュール例
1ヵ月目基礎固めをする
2ヵ月目問題集や苦手な部分を重点的に行う
3ヵ月目過去問を重点的に行う
【高校受験対策は中学2年からスタートしてもいい】

高校受験の勉強を始める記事は、早いに越したことはありません。受験当日までに時間があればあるほど、ゆとりを持って受験の対策ができます。そのため、中学2年生のうちから苦手な科目の勉強や基礎固めをしておくこともおすすめです。

【中学2年生のうちにできること】

・高校受験に向けた計画を立てる
・中学1年生・2年生の苦手な部分を克服する
・中学1年生・2年生の総復習をしておく
・中学1年生・2年生の単語暗記など暗記する部分を覚える

例えば、中学2年生の冬休みや3学期から苦手な部分の克服や暗記を始めておくと、余裕を持って受験勉強に取り組めます。ただし、中学2年生の段階から、受験勉強に力を入れすぎて期末テストや学校生活を疎かにすることはよくありません。

期末テストや学校生活の内申点も、高校受験に影響するからです。まずは、中学2年生の学習を全力で取り組み、余力がある場合は受験勉強にも取り組んでいきましょう。

2.【全教科共通】最初に取り組みたい高校受験の5つの勉強法

冒頭でも述べたように、高校受験の勉強法は「勉強のコツ」と「習慣化のコツ」の2つを知っておくと、志望校合格を目指して効率よく進められます。

勉強のコツは、5教科に共通する基本的な勉強のことです。習慣化のコツは、高校受験の勉強に取り組むうえで身に付けたい姿勢を指します。

高校受験の勉強法の2つの軸

勉強のコツ

5教科に共通する基本的な勉強法を身に付ける
習慣化のコツ


前向きに取り組める姿勢を整える

ここでは、5つの勉強法をご紹介します。どのコツも簡単に取り組める方法ばかりなので、今日から始めてみましょう。

最初に取り組みたい高校受験の5つの勉強法
勉強のコツ①まずは基礎固めに取り組む
②基礎固めで間違えた問題を最後までやり抜く
③インプットとアウトプットの両方をバランスよく取り入れる
習慣化のコツ①毎日勉強する習慣をつける
②毎日スケジュールを立てて取り組む

高校受験対策で、とにかく大切なのは全教科の基礎固めです。

基礎固めとは、各科目の基礎をしっかりと理解することです。一例として、英語の授業を思い浮かべてみてください。中学1年生で勉強した簡単な単語や文法がわかっていないと、中学2年生で勉強する英文や文法を理解できません。

同じように数学の授業で考えると、二次方程式を学ぶときに基礎となる一次方程式が理解できていないとスムーズに解くことができません。各科目の基礎をしっかり習得していないと、できない問題や難しいと感じる問題が増えることになるのです。

では、基礎固めはどのように勉強すればいいのでしょうか?全教科に共通する方法は、問題集を解くことです。このときに使用する問題集は、次のポイントを押さえているものを選びましょう。

【問題集を選ぶときのポイント】

①問題集の中身を見て「わかる」「解けそうだ」と思える
②応用問題ではなく基礎的な問題が中心になっている
②自分の偏差値がわかる場合は自分の偏差値に合っている
③学校で学んだ内容を網羅している

とくに大切なのは、難しい問題集を選ばないことです。既に中学校で習った内容を「覚えているか」「解き方はわかるか」確認していくことを目的としているので、学校で習った内容を網羅している自分が解けそうな問題集を選択しましょう。

問題集は得意なところだけをつまみ食いするのではなく、基礎固めができるように最初から最後まで取り組む方法がおすすめです(間違えた問題の対処法は次の章で詳しく解説しています)。

このときにやってはいけないのは、参考書や教科書だけを読んでわかったつもりになることです。一度は学習している内容なので参考書や教科書を読むと何となくわかったつもりになりがちです。

しかし、いざ問題集にチャレンジしてみると解けないということはよくあります。そのため、基礎固めをするときは問題集を使い「解き方を思い出すことができるか」「しっかりと暗記できているのか」自分の基礎力を確認しながら進めることが大切です。

高校受験対策をするときは、間違えた問題を放置しないで最後までやり抜くようにしましょう。

実は間違えた問題こそ、点数アップできる可能性を秘めています。現在解けない問題があり100点満点中60点の場合、解ける問題が増えれば70点、80点にもなり得ます。そのため、間違えた問題は答えを赤ペンで書くだけでなく、丁寧に向き合いましょう。

間違えた問題をやり抜くときには、なぜ間違えたのかが大切です。ここでは、よくある間違いと最後までやり抜く方法をいくつかご紹介します。

間違え①単語や漢字、文法のミス

正しい単語や漢字、文法を見て数回ずつ書き直します。後日単語や漢字、文法を覚えているか再度確認しましょう。

間違え②問題の読み間違え

問題集に慣れていない場合、適切な指示や条件を読み取れないで間違えることがあります。過去問や模試などを解く場合は、受験でも同じような問題が出る可能性があります。間違えた問題を読み、どの部分の理解を間違えたのか確認しておきましょう。

間違え③知識が身に付いていない

社会や理科、数学でよくある間違いは、知識が身に付いておらず解答できないケースです。例えば「○○年には何が起こりましたか?」という問題があった場合、知識として身に付いていないと答えられません。同じく数学の計算ができない場合も、解き方がまだ身に付いていないと考えられます。

この場合は解答の解説を読みながら、一度正しい解答を書いてみましょう。その後に同じ分野の問題を再度解いて、理解できているか確認すると定着しやすくなります。まだ難しいと感じる場合は、教科書や参考書を読み、理解をするところから基礎を固めていくといいでしょう。

このように、高校受験対策では間違えた問題はそのままにしないで、同じような問題に難なく答えられるように補うことが大切です。

高校受験の勉強は、インプットとアウトプットの両方をバランスよく取り入れましょう。インプットとは知識を習得する作業のことで、暗記や参考書を読むなどが該当します。アウトプットは習得した知識を外に出す作業で問題集を解く暗記した単語を書くことなどを指します。

インプット
知識を習得する作業のこと
単語や漢字などを暗記する
参考書を読む
受験勉強に関する動画を見る
アウトプット
習得した知識を外に出す作業のこと
問題集を解く
暗記した単語を書く
学習した内容を他人に教える

受験勉強と聞くとインプットに偏りがちですが、知識を定着させるにはインプットとアウトプットの両方が必要だと言われています。アウトプットの「書く」「話す」など運動神経を使った記憶は一度覚えると忘れにくい特性があります。

そのため、インプットをして覚えたらアウトプットをして定着させる繰り返しが受験勉強には効果的です。例えば、受験勉強の中で下記のようにインプットとアウトプットを取り入れる工夫をしてみるといいでしょう。

・暗記した単語を紙に書いて正しく書けるか確認する
・歴史の学習内容を家族に話すことでアウトプットする
・昨日間違えた数学の問題を理解したうえで再度解いてみる

アウトプットの方法で、意外と活用できるのが「他の人に話す」ことです。

他人に情報を伝えるには、自分で情報を整理して理解している必要があります。例えば、二次方程式の解き方を説明するときに、自分がわかっていないと説明できません。友人や家族に説明をすることで自分がどこまで理解できているのか確認するとともに、アウトプットを促して知識を定着させることができます。

毎日の勉強の中でインプットとアウトプットをバランスよく取り入れ、知識を定着させていくようにしましょう。

高校受験の勉強を始めるときに意識したいことは、毎日勉強する習慣をつけることです。必要な勉強時間は志望校や現状によって大きく変わりますが、下記を目安にしてみましょう。

中学3年生の受験勉強時間の目安
1学期平日:2~3時間休日:5~7時間
夏休み5~8時間
2学期平日:2~3時間休日:6~8時間
冬休み6~8時間

先ほども触れたように高校受験は範囲が広いうえに、知識を定着させるにはインプットとアウトプットを繰り返す必要があります。

極端な例ですが1ヵ月に1日だけ15時間勉強するよりも、毎日1時間勉強したほうがインプットとアウトプットを繰り返す回数が増えて効率よく知識を定着できます。とは言え今まで毎日机に向かい勉強する習慣がなかった場合は、毎日勉強することが難しいと感じてしまうものです。

ここでポイントなのは、少しでも早く毎日勉強することを習慣化することです。習慣とは朝ごはんや歯磨き、着替えなど当たり前に行う行動を指します。毎日の受験勉強も習慣化してしまえば、抵抗なく取り組めるようになります。習慣化するには、毎日勉強する時間と場所を決めてしまうことがおすすめです。時間と場所を固定すると毎日同じ動きをしやすくなり、効率よく習慣化できます。

下記のスケジュール例では、毎日18時~21時、22時~23時まで勉強すると決めています。この時間は机に向かうと決めておけば、毎日繰り返すことで習慣化できます。

自分だけではさぼってしまう場合は、家族の力を借りるのもいいでしょう。受験勉強のスケジュールを共有して、勉強時間になったときに「勉強時間だよ」と声掛けをしてもらいます。周囲の目があることでサボりにくくなるので、毎日勉強する習慣を身に付けやすくなります。

受験勉強をする習慣が身に付いたら、毎日スケジュールを立てて取り組むように意識しましょう。高校受験の勉強法でよくある悩みが「何をすればいいのかわからない」という声です。この声は勉強のスケジュールを立てていないことが一因です。毎日のスケジュールが決まっていれば、効率よく取り組めるようになります。

スケジュールを立てるときは下記のように、その日勉強する内容を書いておくとわかりやすいです。実際に勉強できたところは線で消し、再度取り組む内容にはコメントを付けます。

毎日のスケジュールを蓄積していくと、まだ勉強していない内容や再度勉強するべき内容がわかり、ムラを作ることなく学習できます。

また、毎日のスケジュールとは別に1ヵ月の大まかなスケジュールや目標を決めておくと、受験勉強のモチベーションアップにつながります。例えば、下記のように1ヵ月ごとに大まかなスケジュールを決めておくと、志望校の合格に向けて計画に進めることができるでしょう。

1ヵ月ごとのスケジュール・目標の例
今月の学習内容問題集1回目をやり終える
今月の目標模擬試験の点数30点アップ

このように、高校受験の勉強は「習慣化」と「勉強法」がコツです。今回ご紹介した5つのポイントはどれも実践しやすいので、早速実践してみてください。

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.【科目別】効率よく学習するための高校受験勉強法

高校受験の大まかな勉強法がわかったところで、科目別の勉強法を見ていきましょう。高校により5教科または3教科が受験科目となりますが、科目ごとに下記が受験勉強の範囲となります。

科目基本的なテスト範囲
国語
語彙力と読解力を鍛える
・漢字
・文法
・古文
・漢文
・長文読解
数学
基礎固めをしっかりと行う
・方程式
・関数
・図形
社会
背景をしっかりと理解する
・歴史
・地理
・公民
英語
単語と文法をまず先に習得する
・単語
・文法
・リスニング
・英作文
・長文読解
・スピーキング(ある場合のみ)
理科
各分野の語彙やルールを身に付ける
・物理
・化学
・生物
・地学

※細かな範囲は志望校により異なる可能性があります。

どの科目も基本的には基礎固めやインプットとアウトプット、間違えた問題にしっかりと取り組むことが大切なのは変わりません。そのうえで具体的にどのような方法で取り組むと効率よく受験勉強ができるのかまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

国語の高校受験の出題要素は地域や学校により異なりますが、「漢字」「文法」「古文・漢文」「長文読解」の4つの要素がベースです。それぞれ下記のポイントを意識しながら、受験勉強を進めましょう。

分野受験勉強のポイント
漢字・文法繰り返し書いて暗記をする
一度暗記をしたら数日後に再度書いてみて忘れていないか確認する
文法はルールも理解しておく
古文・漢文古文・漢文の単語や仮名遣いは繰り返し書いて暗記・理解する
文体に慣れるために古文・漢文を読む
過去問や問題集を解く
長文読解説明文や小説の文体に慣れておく
過去問を解いて問題の意味を正しく理解できるようにする

漢字や文法、古文などは正しい語彙や形を覚えることが重要です。例えば、漢字であれば繰り返し書いて暗記をして、後日覚えられているか確認することをコツコツ重ねていくといいでしょう。

また、古文や漢文、文法は暗記だけでなく、なぜそうなるのかルールを理解しておくことが大切です。例えば、古文の場合は、助動詞や係り結びなど古文特有のルールがあります。ルールを理解していれば、応用問題が出題されても解ける確率が上がります。

長文読解は小説の場合は登場人物の理解、論文の場合は主張を理解できるように読解力を磨くことがポイントです。過去問を解いて、小説や論文、問題を読み解く力を鍛えるようにしましょう。

数学の高校受験の出題要素も地域や学校により異なりますが、中学3年間で習う「方程式」「関数」「図形」がベースとなります。それぞれ下記のポイントを意識しながら、受験勉強を進めましょう。

分野受験勉強のポイント
方程式一次方程式や連立方程式、二次方程式の定義、ルールを覚える
過去問や問題集を解いて解き方のパターンを覚える
関数一次関数や二乗に比例する関数を中心に定義を覚える
計算式とグラフの見方を理解する
過去問や問題集を解いて解き方のパターンを覚える
図形円周角の定理や三角形の合同条件、相似条件など中学で習った図形の定義を覚える
中学で習った図形の書き方を覚える
過去問や問題集を解いて解き方のパターンを覚える

数学は、基礎固めが点数に直結する科目です。数学は積み上げの科目なので、基礎がわかっていないと次の段階を理解できません。方程式であれば一次方程式の定義やルールがわからないのに、二次方程式が解けることはまずありません。

そのため、まずは基礎固めをして各定義やルールをしっかりと覚えておくことが大切です。苦手意識がある場合やわからない部分がある場合は、わかるところまで戻ります。二次方程式であれば連立方程式や一次方程式まで戻り理解を深めるようにしましょう。

また、難関高校を目指す場合や数学が得意で得点アップを目指したい場合は、少しずつ問題集の難易度を上げることがおすすめです。無理にレベルの高い参考書や応用問題にチャレンジすると理解しにくくなるので、自分のレベルに合わせて変えていきましょう。

社会の高校受験の出題要素は、中学3年間で習う「歴史」「地理」「公民」がベースとなります。それぞれ下記のポイントを意識しながら、受験勉強を進めましょう。

分野受験勉強のポイント
歴史時系列に沿って人物と出来事、年号をセットにして暗記する
歴史上の出来事がなぜ起きたのか背景を理解する
過去問や問題集を解く
教科書を読む、友人や家族に説明をするアウトプットも効果的
地理世界各国の位置や特徴を暗記する
図やグラフの問題も出題されるため読み解く力を身に付ける
過去問や問題集を解く
公民政治や人権、経済分野の用語を意味とセットにして暗記する
ニュースや新聞を読み最新の世界情勢や市場状況を確認しておく
過去問や問題集を解く

歴史では人物名や年号のみを暗記しがちですが、時系列に沿って人物と出来事、年号をセットにして覚えることがポイントです。また、なぜその事件が起きたのか背景を理解すると登場人物同士のつながりや他の事件との関連性がわかりやすくなります。歴史の場合は教科書に必要な情報がまとまっているので、声に出して音読するアウトプット方法もおすすめです。

地理は、世界各国の特徴や位置を理解しておく必要があります。地図やグラフから情報を読み解く問題が出題されることもあるので、過去問や問題集を解いて慣れておきましょう。

公民は政治や人権、経済分野の用語を多く学ぶので、それぞれの意味と用語をセットで覚えることが大切です。新しいニュースや市場状況から問題が出題されることもあるため、最新のニュースを確認しておきましょう。

英語の高校受験の出題要素も地域や学校により異なりますが、中学3年間で習う「単語・文法」をベースに「リスニング」「英作文」「長文読解」「スピーキング(ある場合のみ)」が範囲となります。それぞれ下記のポイントを意識しながら、受験勉強を進めましょう。

分野受験勉強のポイント
単語・文法単語帳などを活用して少しずつ暗記する訳や原形だけでなく過去形や過去分詞形もセットで覚える受動態や比較級など中学で学んだ文法の形とルールを理解する過去問や問題集を解く
リスニングリスニング問題を解いて問題形式に慣れる日頃から英語に慣れて正しく聞き取れるようにする
英作文苦手意識がある場合はまずは日本語で書いて英語にする過去問や問題集を解く
長文読解教科書など英語の文章を声に出して読み長文に慣れる黙読・速読を鍛える。過去問や問題集を解く
スピーキング※ある場合のみ質問内容を聞き取れるようにリスニング能力を身に付ける友人や家族と英語で話す時間を作り英語で話すことに慣れておく

英語の高校受験勉強は、何と言っても単語と文法が鍵を握ります。中学3年間で習う英単語と文法が理解できていないと長文読解や英作文はできません。また、リスニングやスピーキングをするときにも、英単語と文法を知っていることが前提となります。そのため、まずは英単語と文法をしっかりと身に付けることを目指しましょう。

英単語は量が多いため、1日や2日で全て覚えることは難しいです。1日20単語などと単語数を決めてコツコツ取り組めば、知識として定着します。単語や文法が身に付いたら、問題集や過去問に挑戦してアウトプットの機会を増やすといいでしょう。

また、リスニングやスピーキングは、日頃から英語の発音に慣れていないとなかなか聞き取れない可能性があります。空いている時間に英語でニュースを聞くなど英会話に触れて、何を話しているのか聞き取れることを目指しましょう。

理科の高校受験の出題要素は、中学3年間で習う「物理」「化学」「生物」「地学」がベースです。それぞれ下記のポイントを意識しながら、受験勉強を進めましょう。

分野受験勉強のポイント
物理オームの法則や力と運動の法則など定義、ルールや公式を覚える
実験結果を読み解く力を身に付ける
過去問や問題集を解く
化学化学式や元素記号の定義とルールを覚える
実験結果を読み解く力を身に付ける
過去問や問題集を解く
生物暗記重視の分野なので生物のつくりなどの用語を覚える
過去問や問題集を解く
地学天体や地層などの用語と図をセットで覚える
図や表を読み解く力を身に付ける
過去問や問題集を解く

理科は、生物と地学が暗記中心の分野です。地学なら天体の動きや地層などの図表と意味をセットで覚えるといいでしょう。問題では図とともに出題されることもあるため、単語だけでなく背景を理解しておくことが大切です。

化学は化学式とルールを覚えて、活用できるようにしておくことがポイントです。実験結果や実験過程の問題が出題されることもあるため、授業で扱った実験を振り返っておきましょう。

また、物理は公式を利用した計算問題が出題される傾向があります。数学同様に計算を解く基礎固めをして、過去問や問題集に取り組むといいでしょう。

ここまでご紹介した勉強法は、基礎的な方法が中心です。苦手分野や現状の学力、志望校によってどこまでレベルを上げるべきか、何を優先的に取り組むべきか変わります。例えば、難関高校を目指す場合は、基礎的な学力にプラスしてライバルに負けない応用力が必要です。基礎的な勉強法をベースにアレンジをしながら、自分に合う方法で進めましょう。

【高校受験は学力検査が全てではない】

高校受験は、5教科や3教科の学力検査のみで合格の有無を判断するわけではありません。一般入試では内申点(中学での生活態度や期末テストの成績をまとめて数値化したもの)も踏まえて合否の判断をします。場合によっては小論文や面接も行うため、志望校の受験制度を知っておくことが重要です。

4.これだけは避けたい!高校受験の3つの勉強法【おすすめの解決策付き】

ここまで高校受験の具体的な勉強法を解説してきましたが、実は絶対に避けたほうがいい勉強法があります。この勉強法をしていると、せっかく時間をかけても効率よく受験勉強法を進められません。

これだけは避けたい!高校受験の3つの勉強法
①問題集やアプリを複数購入する
②実際に書かずに解いた気分になる
③きれいにまとめた受験勉強ノートを作る

どのような勉強法はやめたほうがいいのか知っておくためにも、ぜひ参考にしてみてください。

高校受験の勉強を始めるときに「まずは問題集を買おう」「受験勉強できるアプリをダウンロードしてみよう」と、受験勉強をするための教材を用意することはいいことです。しかし、複数の問題集やアプリを購入する状態は好ましくありません。

・何冊も問題集を買ってすべてが途中になっている

・アプリや問題集を複数買ってつまみ食いしながら勉強している

という状態になりやすいからです。一般的な問題集は受験勉強で取り組むべき範囲を均一に取り入れています。そのため、やりたいところだけ取り組む方法では網羅的に基礎固めができず、効率の悪い勉強法になってしまいます。また、複数の問題集に同時に取り組むと、前に進んでいる実感がわきにくいです。

例えば、5冊の問題集を購入したとしましょう。全部やり切るには1冊の問題集の5倍かかります。5冊の問題集に少しずつ手をつけて取り組んでいると「全然問題集が終わらない」「前に進まない」と感じやすく、モチベーションの低下にもつながります。

高校受験勉強の問題集は、まずは自分に合う1冊を最後までやり切ることを目標にしましょう。自分に合う1冊を選ぶときのポイントは次のとおりです。

【高校受験の問題集を選ぶときのポイント】
①問題集の中身を見て「わかる」「解けそうだ」と思える
②自分の偏差値がわかる場合は自分の偏差値に合っている
③志望校が決まっている場合は志望校のテスト範囲をカバーできている

高校受験の問題集を選ぶときに一番大切なのは、問題集を見て理解できると思える1冊を選ぶことです。難しい問題集を選んでも解説や問題の意味がわからず、知識が定着しません。また、毎日取り組む問題集が難し過ぎるとモチベーションが下がる原因にもなるでしょう。

まずは無理なく取り組める1冊を最後までやり切り、達成感を味わってみてください。1冊やり終えたら2周目に入るのもいいですし、レベルを上げた問題集に取り組むことも検討できます。

高校受験の勉強をするときに「ノートに解答を書くことが面倒」と思う学生は多いのではないでしょうか。問題を見て「できそう」「解ける」と感じたら解答や計算式を書かず、次の問題へと取りかかる方法で進めることはやめましょう。

何となくわかっていることと、知識として身に付いていることは違うからです。例えば、インターネットを利用してたくさんの情報を見ているとしましょう。「この情報知っている」「これは知っている」と思っても、いざノートに書こうとしても上手に自分の言葉でまとめられないものです。

これが「知っている」と「知識として身に付いている」の違いです。せっかく覚えたことを自分の知識として身に付けるためにも、問題には書いて答えることを意識しましょう。

2-3.勉強のコツ③インプットとアウトプットの両方をバランスよく取り入れる」でも触れましたが、勉強はアウトプットとインプットのバランスが大切です。問題集の解答をノートに書くことはアウトプットに当たるので、知識の定着や覚えたことを思い出す機会になります。面倒だなと思っても、ノートに書いて解答する習慣を身に付けましょう。

ノートに書くことを省きがちなのが

①計算式

②英単語や漢字などの暗記するべき語彙

の2つです。計算式は長くなると過程を書くことが面倒になりますが、過程がわかっていないと正確な解答ができません。確実に覚えるためにも、計算式は省かずに書くようにしましょう。

また、英単語や漢字などの暗記をするときに頭ではわかっているつもりでも実際に書いてみると思い出せない、誤っているつづりで覚えていることがあります。このミスもノートに書いて確認する習慣があれば防げるため、1語ずつ書いて確認するようにしましょう。

高校受験の勉強をするときに、やってはいけないのがまとめノートを作ることです。

・中学1年生の教科書を見ながら学習内容をまとめたノートを作る

・授業のノートを再度見やすくまとめ直す

などは、次の3つの理由から高校受験の勉強法として向いていません。

【まとめノート作りが高校受験の勉強に向かない理由】
①教科書やノートを模写しているだけなので自分の知識として身に付きにくい
②きれいなノートを見て勉強をした気分になってしまう
③限られた時間の中で優先順位が低い

まとめノートは教科書やノートの内容を見ながら模写しているだけなので、知識として定着しにくいです。また、受験勉強は限られた時間の中で行う必要があります。きれいなノートを作ることよりも、基礎固めや暗記をしたほうが効率よく学習できます。

3.【科目別】効率よく学習するための高校受験勉強法」でも触れたように、高校受験の勉強は暗記と基礎固めが鍵を握ります。まずは各科目でやるべきことに専念をして、受験科目全体の底上げをすることが大切です。

高校受験の勉強過程は誰かに見せるわけではないので、問題集の解答のみをノートに書き続けるような形でも問題ありません。暗記をするときには、同じ単語を並べて殴り書きをしている状態でも大丈夫です。

どうしてもまとめノートのようなものを作りたい場合は、家族や友人から問題をもらいそれに自分の言葉で解答できるか試してみるのがいいでしょう。例えば、「三権分立とは何ですか?」と質問をもらい、自分の言葉で正しくまとめることができれば知識として身に付いていると言えます。

5.高校受験は長期戦!最後まで勉強を続ける4つのコツ

期末テストや中間テストとは違い、高校受験は長期戦です。中学3年生の夏休みに勉強を始めたとすると、約半年間は受験勉強を継続しなければなりません。

「モチベーションが持つか心配」「そんなに長い期間勉強できない」と思う生徒さんもいるでしょう。そこでここでは、高校受験の勉強を最後まで続けるための4つのコツをご紹介します。

最後まで受験勉強を続ける4つのコツ
①仲間と切磋琢磨して乗り切る
②勉強の進み具合を見える化する
③できるようになったことに着目する
④塾に通って受験勉強する環境を整える

1つ目は、仲間と切磋琢磨して乗り切ることです。受験勉強は基本的に1人でコツコツと取り組むものですが「モチベーションが上がらない」「思ったように進まない」となると辛くなるものです。この気持ちを1人で抱えているとストレスとなり、自分の力を十分に発揮できなくなる可能性があります。

高校受験に挑む辛い気持ちを抱えているのは、仲間も同じです。「あとちょっと頑張ろう」「模試までよく頑張ったね」など、仲間と励まし合いながら乗り切ると気持ちが楽になります。

どうしてもモチベーションが上がらないときは、仲間に目標や勉強内容を宣言するのも一つの方法です。例えば、「今日は2時間受験勉強をするね」と家族や友人に宣言し、次の日にできたか確認してもらいます。周囲の力を借りながら進めることで、1人ではないからもう少し頑張ってみようと思えるようになりますよ。

2つ目は、勉強の進み具合を見える化することです。受験勉強は受験当日に向けてコツコツと取り組むものなので、進捗状況を実感しにくいです。毎日頑張っているつもりでも目に見えてわかるものがないので「このまま続ける意味があるのかな」「頑張っているのに成果が出ていない気がする」などと感じてしまうことがあります。

そこで「2-5.習慣のコツ②毎日スケジュールを立てて取り組む」でも触れましたが、勉強の進み具合を目に見えるように書き出すといいでしょう。毎日スケジュールを記入していれば1週間でどれくらい進んだのか、毎日どれくらい勉強しているのか客観的に見ることができます。スケジュールを振り返り「毎日これだけ勉強しているんだな」とわかると、自信やモチベーションアップにもつながります。

また、スケジュールと一緒にできるようになったことや自己採点の点数を記録しておくこともおすすめです。スケジュールを振り返れば、どのくらい点数がアップしているのかわかります。

3つ目は、受験勉強を通してできるようになったことに着目することです。高校受験の範囲は広いので苦手な分野やできない分野に目を奪われていると、なかなか前に進めなくなります。

苦手な分野は誰にでもあるものなので、気にする必要はありません。それよりも、昨日よりもできるようになったことや1ヵ月前よりもできるようになったことに着目しましょう。

・昨日できなかった問題が解けるようになった!

・1ヵ月前は暗記できていなかった単語を40個覚えられた!

など、できることに着目すると「もう少し頑張ってみよう」「成果が出て嬉しい」と思えるようになり、やる気につながります。長期戦の高校受験勉強ではモチベーションが下がりそうになるときもあるかと思いますが、そんなときこそ自分のできるようになったことに目を向けてみましょう。

4つ目は、塾に通って受験勉強する環境を整えることです。塾に通うと否が応でも受験勉強をしなければならない環境が整っているので、受験勉強期間中最後まで走り切ることができます。

文部科学省の調査では中学3年生から塾に通い始めている受験生が多いことがわかっており、塾を有効活用しながら高校受験の勉強を進めています。

学年公立中学私立中学
中学1年生57.8%51.6%
中学2年生69.2%53.4%
中学3年生84.0%56.7%

参考:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」

※年間で学習塾費を支出した家庭の割合を算出

高校受験の勉強をするときに塾に通う大きなメリットとしては、次の3つがあります。

【高校受験対策として塾に通うメリット】

・志望校の傾向に応じた勉強ができる
・高校受験に特化したカリキュラムやコースがある
・先生や他の生徒さんと励まし合いながら受験を乗り切れる

塾に通うと高校受験に向けた独自のカリキュラムや勉強方法が用意されているので、苦手な部分を克服しながら効率よく学べます。また、1人で勉強しているとわからないところや難しいところがあっても質問ができませんが、塾に通うと先生に質問できるため効率よく理解度をアップできます。

・自分1人では長期間勉強を続けることが難しい
・1人では理解できないところやわからないところが多い
・難関高校を目指したいからサポートを受けたい

という場合には、塾に通うことも検討してみるといいでしょう。

6.高校受験の勉強法に悩んでいるなら「湘南ゼミナール」がおすすめ

ここまで説明してきたように、高校受験の勉強は計画的に基礎固めや暗記をして受験科目の力を底上げすることが欠かせません。

しかし「自分1人では具体的に何をすればいいのかわからない」「勉強するモチベーションが上がらない」と困っている学生もいるのではないでしょうか?そんなときには、湘南ゼミナールがおすすめです。

湘南ゼミナールには意欲が高まる親しみやすい講師が揃っており、楽しみながら学習を進められます。ここでは、湘南ゼミナールならではの3つの強みをご紹介します。

湘南ゼミナールの3つの強み
①経験豊富な講師が親身になってサポート
②全国に253校舎があり通いやすい
③【神奈川県のみ】難関高校合格のための「難関高受験コース」を用意

湘南ゼミナールでは、厳しい基準をクリアした指導力の高い講師が授業を担当します。ただ授業を聞いているだけでなく、講師から一問一答を投げかける双方向型の授業をしています。

生徒さんが自分で考え解答することを重視しているので、成績アップに加えて思考力や理解力の向上にもつながります。また、学校と塾、自宅での学習サイクルを作るサポートや生徒さんからの質問に答える時間も大切にしています。

指導形式問わず生徒さん一人ひとりと「わかる」までコミュニケーションを取ることを重視しており、生徒さんが納得できるまでサポートしています。

塾に通うとなると、気になるのが通いやすさです。湘南ゼミナールは首都圏を中心に253校舎あり、通いやすい校舎を選択できます。近隣エリアの学校からも通いやすい場所に校舎があり、学校帰りや自宅からなど無理なく通えます。

湘南ゼミナールでは、難関高校合格を目指す「難関高受験コース」「横浜翠嵐・御三家Vコース」も用意しています。

難関高校受験コース・横浜翠嵐・御三家Vコースは、各科目の専門知識や難関高校の受験に精通した湘南ゼミナールトップ講師の質の高い授業が受けられます。難関高校への実績をしっかりと残しており、生徒さんの目標に応じて高校受験をしっかりとサポートします。

湘南ゼミナールでは志望校や1人ひとりのレベルに応じた、質の高い指導を行っています。高校受験当日まで生徒さんと共に前向きに勉強できる環境が整っています。

随時体験入学やお問い合わせを受付していますので、お気軽にご連絡ください。

お子様の勉強にお悩みの方、
湘南ゼミナールにお気軽にご相談ください

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7.まとめ

いかがでしたか?高校受験の勉強法がわかり、できることから取り組めるようになったかと思います。最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。

〇最初に取り組みたい高校受験の勉強法は次のとおり

勉強のコツ①基礎固めに取り組む
②間違えた問題を最後までやり抜く
③インプットとアウトプットの両方をバランスよく取り入れる
習慣化のコツ①毎日勉強する習慣をつける
②毎日スケジュールを立てて取り組む

〇各科目の高校受験の勉強法は下記のとおり

科目基本的なテスト範囲
国語
語彙力と読解力を鍛える
・漢字
・文法
・古文
・漢文
・長文読解
数学
基礎固めをしっかりと行う
・方程式
・関数
・図形
社会
背景をしっかりと理解する
・歴史
・地理
・公民
英語
単語と文法をまず先に習得する
・単語
・文法
・リスニング
・英作文
・長文読解
・スピーキング(ある場合のみ)
理科
各分野の語彙やルールを身に付ける
・物理
・化学
・生物
・地学

〇高校受験の勉強法として避けたいのは次の3つ

①問題集やアプリを複数購入する▶まずは自分に合う1冊の問題集をやり切る
②実際に書かずに解いた気分になる▶ノートに書く習慣を身に付ける
③きれいにまとめた受験勉強ノートを作る▶基礎固めや暗記を優先する

〇最後まで高校受験の勉強をやり切るコツは次の4つ

①仲間と切磋琢磨して乗り切る
②勉強の進み具合を見える化する
③できるようになったことに着目す
る④塾に通って受験勉強する環境を整える

高校受験の勉強法は、ポイントさえわかれば効率よく進められるようになります。この記事を参考にしながら、自分に合う方法で高校受験の勉強を始めてみましょう。