学習塾の選び方
中学生の夏期講習はどんなもの?日程・費用・選び方など徹底解説
「子どもも中学生になったことだし、夏期講習に通って、集中して勉強してほしいと思っているけれども…」
「高校受験に向けて、今から夏休みに夏期講習に通うのはいいことなのかな。初めてだから、どんな感じかイメージしたい」
中学生向けの夏期講習は、通学方法、料金体系、カリキュラムなど、学習塾によって大きく異なります。
「夏期講習」という名のもとに、多種多様なサービスプログラムが存在しているため、実情がわかりにくいと感じる方もいることでしょう。
この疑問を解消するためには、一般的に提供されている夏期講習をいくつかピックアップして、見比べてみることをおすすめします。そうすることで、中学生の夏期講習の基本的な概要を把握できるでしょう。
そこで、この記事では、中学生の夏期講習に関する基本知識(日程・教科数・時間数など)を、5社の学習塾を例に挙げて解説していきます。
先に結論からお伝えすると、基本の概要は、以下のとおりです。
さらに、記事の後半では、「夏期講習だけ受講するのも可能なの?」というよくある質問について、中学生の夏期講習の通い方パターンから解説していきます。
この記事を読めば、中学生の夏期講習の基礎知識から選び方まで、親御様の悩みが全て解消されるはずです。ぜひ、最後までじっくりお読みください。
1. 中学生の夏期講習についての基礎知識
まずは、「中学生の夏期講習ってどんな感じなんだろう?」という疑問を解消するために、概要をお伝えしていきます。
どのような日程で、1日何時間ぐらい通うのかなど、中学生の夏期講習のイメージが湧いてくるはずです。
ぜひお子様が通う姿をイメージしながら読み進めてみてください。
1-1. 中学生の夏期講習の日数は10日~27日程度
中学生の夏期講習の日数は、中学1年生は10日〜16日、中学2年生は10日〜24日、中学3年生は16日〜27日が目安です。(※高校受験を目的としている場合)
以下は、実在する学習塾の夏期講習の日数を調査した結果です。
【中学1年生向けの夏期講習の日数】
学習塾 | コース名称 | 日数(教科) |
---|---|---|
A塾 | 5教科セット | 10日間×5教科 |
英数国セット | 10日間×3教科 | |
B塾 | 夏期集中セミナー | 10日間×3教科 |
C塾 | 受験対策コース | 12日間×5教科(3教科クラスもあり) |
湘南ゼミナール | 総合進学コース | 15日間×3教科 |
D塾 | 都立・私立校合格コース | 16日間×3教科 |
※5教科は「英語・数学・国語・理科・社会」、3教科は「英語・数学・国語」です。以下全て同様です。
【中学2年生向けの夏期講習の日数】
学習塾 | コース名称 | 日数(教科) |
---|---|---|
A塾 | 5教科セット | 10日間×5教科 |
英数国セット | 10日間×3教科 | |
B塾 | ハイレベル・ミドルレベルクラス | 10日間×3教科 |
トップレベルクラス | 15日間×3教科 | |
都立・私立校合格コース | 16日間×3教科 | |
C塾 | 国数英理社5教科コース | 12日間×5教科 |
湘南ゼミナール | 総合進学コース | 15日間×5教科 |
D塾 | レギュラークラス | 12日間×5教科(3教科クラスもあり) |
特訓クラス | 24日間×5教科(3教科クラスもあり) |
【中学3年生向けの夏期講習の日数】
学習塾 | コース名称 | 日数(教科) |
---|---|---|
湘南ゼミナール | 総合進学コース | 16日間×5教科 |
A塾 | 夏期講習会 | 20日間×5教科 |
B塾 | 特訓クラスレギュラークラス | 24日間×5教科(3教科クラスもあり) |
C塾 | 中3公立・私立上位高校受験コース+夏期実戦演習 | 24日間×5教科(3教科クラスもあり) |
中3最難関国私立高校受験コース+夏期実戦演習 | 27日間×5教科 | |
D塾 | 国数英理社5教科コース+実戦演習 | 25日間×5教科 |
「結構長いんだな」と思われるかも方もいるかもしれませんが、夏休みに集中して勉強するためには必要な期間と考えましょう。
なお、中高一貫校などに通っていて「高校受験をしない」という生徒さん向けの夏期講習は、3日間〜5日間など、短い日程で開催されるものも存在します。
1-2. 中学生の夏期講習の1日の授業時間は2.5〜5.5時間程度
中学生の夏期講習の時間数は、中学1年生は2.5時間〜5.5時間、中学2年生は3時間〜5.5時間、中学3年生は3.5時間〜5.5時間が目安です。(※高校受験を目的としている場合)
中学生の夏期講習は、期間と同様に、授業時間も結構長めとなります。しかし、中学からはテスト時間も長くなるため、夏期講習の授業を集中して受けられるようになれば、集中力が高まるメリットがあるでしょう。
以下は、実在する学習塾の夏期講習の授業時間を調査した結果です。
【中学生向けの夏期講習の1日の授業時間】
学年 | 5教科を学ぶコースの場合 | 3教科を学ぶコースの場合 |
---|---|---|
中学1年生 | A塾:270分B塾:330分 | A塾:160分B塾:175分C塾:200分D塾:210分 |
中学2年生 | A塾:180分B塾:330分C塾:330分 | A塾:175分B塾:200分C塾:210分D塾:220分 |
中学3年生 | A塾:180分B塾:220分 | A塾:210分B塾:300分C塾:330分 |
なお、中高一貫校などに通っていて「高校受験をしない」という中学生向けの夏期講習は、2時間〜3時間程度のものがほとんどです。
1-3. 中学生の夏期講習の費用は5万円~20万円程度
多くの方が気になる費用については、目的や教科数によっても異なりますが、以下が目安となります。
【中学1年生の夏期講習の相場目安】
夏期講習の日数 | 費用 | |
---|---|---|
高校受験×5科目 | 12日~15日など | 7万円~8万円程度 |
高校受験×3科目 <ボリュームゾーン> | 10日~16日など | 5.5万円程度 |
高校受験しない | 3日~5日など | 2万円~4万円程度 |
【中学2年生の夏期講習の相場目安】
夏期講習の日数 | 費用 | |
---|---|---|
高校受験×5科目 | 12日~12日など | 10万円程度 |
高校受験×3科目 <ボリュームゾーン> | 10日~15日など | 5.5万円~8万円程度 |
高校受験しない | 3日~5日など | 2万円程度 |
【中学3年生の夏期講習の相場目安】
夏期講習の日数 | 費用 | |
---|---|---|
高校受験×5科目 <ボリュームゾーン> | 20日程度 | 大手15万~20万円/個人塾7~8万円程度 |
高校受験×3科目 | 20日程度 | 大手10万~15万円程度 |
高校受験しない | 5日程度(3教科) | 大手2~4万円程度 |
当然ですが、夏期講習の日数が長いほど費用も高くなります。また、高校受験しない人向けの夏期講習よりも、受験する人向けの夏期講習の方が高くなります。
費用についてさらに詳しく知りたい方は、「塾 夏期講習 費用」の記事もぜひ参考にしてください。
2. 夏期講習だけもアリ!中学生の夏期講習の通い方3パターン
前章では中学生の夏期講習の概要をお伝えしましたが、ここからは、夏期講習の通い方について解説していきます。
夏期講習の通い方3パターン (1)夏期講習だけ受講する(入塾はしない) (2)夏期講習が終わった後にそのまま入塾する (3)普段通っている塾と違う塾の夏期講習に通う |
お子様に夏期講習に通わせるのが初めての場合、「夏期講習だけ通ってもいいの?」「いつも通っている塾と違う塾の夏期講習に通わせてもいいの?」という疑問を抱く方が多いようです。
こうした疑問を深堀りしていきましょう。
2-1. 夏期講習だけ受講する(入塾はしない)
夏期講習の通い方の1パターン目として、夏期講習だけ受講する(入塾はしない)という方法があります。
多くの方が「夏期講習だけ通うのはアリなの?」という疑問を持たれることと思いますが、結論をお伝えすると、夏期講習だけを受講することは可能です。
学習塾側の立場からすると、夏期講習をきっかけにしてその後も塾に通ってもらうのが理想だと思いますが、これは強制ではありません。
ただし、塾によっては、夏期講習を受ける場合に入塾代が必要なケースや、夏期講習は塾生しか通えないケース、塾生ではない一般の方の夏期講習費用が高くなっている塾のケースもあります。
夏期講習に通う前に、本当に夏期講習だけ通えるのか、塾生と料金が違うところはないかなど、確認することをおすすめします。
2-2. 夏期講習が終わった後にそのまま入塾する
夏期講習が終わった後にそのまま入塾する、というのもよくあるパターンです。
よくあるケースとして、「塾に通わせたいけれど、塾と子どもの相性が良いかわからないので、夏期講習を受けさせて判断したい」というものがあります。
これは、夏期講習を体験授業の代わりに利用し、お子様の反応が良ければそのまま入塾して定期的に通わせる流れになります。
また、「夏期講習だけ行くつもりだったけれど、学力アップを実感したのでそのまま通わせることにした」というケースも多いです。
このような層を狙って、夏期講習を受講した方向けに「今入塾すると割引価格での通学可能!」といったキャンペーンを開催する学習塾も多くあります。
2-3. 普段通っている塾と違う塾の夏期講習に通う
普段通っている塾とは別の塾の夏期講習に通う、というのも、意外とニーズが多い通い方です。
例えば、普段は家から5分の場所にある地域密着型の個別指導塾に通っているが、夏期講習だけは駅前にある大手のカリキュラムがしっかりしている集団指導に通うというようなケースです。
もちろん、普段通っている塾も夏期講習を開催しているはずなので、そちらに対して「申し訳ない」「不義理」という感情は生じるかもしれません。
しかし、いつもの塾の夏期講習に通わなければならないという決まりはありません。お子様にとってベストな選択肢となる方法を考えて、決断しましょう。
3. 中学生の夏期講習はどう選ぶ?集団指導と個別指導の違い
ここからは具体的に、中学生のお子様を夏期講習に通わせる場合に、どのような夏期講習を選ぶかを考えていきましょう。
中学生の夏期講習には、大きく分けて「集団指導」と「個別指導」の2つがあります。
それぞれにメリット・デメリットがありますし、お子様との相性も重要です。詳しく見ていきましょう。
3-1. カリキュラムが決まっている「集団指導」
集団指導型の夏期講習は、あらかじめカリキュラムが決まっており、先生が受講生の前に立って授業を進めるスタイルです。
以下のようなメリットとデメリットがあります。
集団指導型の夏期講習のメリット ・同じ時間数で受講することを考えると、個別指導よりも安価に受けられる ・日数が長くてもそれほど高価にならないため、集中的に学べる ・学年ごとに「その時期に学ぶべきポイント」を押さえたカリキュラムが組まれている ・志望校のレベルに合わせたコースが設定されている塾もある・他の生徒さんと切磋琢磨できるので、モチベーションを維持しやすい ・実績がある講師の授業を受講できる可能性が高い ・時間帯が決まっているため、生活リズムが整いやすい ・模擬テストで自分の成績を確認できることが多い |
集団指導型の夏期講習のデメリット ・苦手分野を重点的に勉強するというようなアレンジができない ・通う時間帯や内容を自分で選ぶことができない ・振替授業などが受けられない可能性が高い ・学力が低いお子様の場合、授業についていけないことがある |
集団指導型の夏期講習は、過去のデータなどから導き出された「しっかりとしたカリキュラム」が売りです。
これらのメリットとデメリットを把握した上で、お子様にどちらが合いそうか検討してみてください。
3-2. オリジナルで内容・予定を組める「個別指導」
個別指導型の夏期講習は、講師1人が生徒を1人〜多くても3人程度で指導してくれるスタイルです。
勉強する内容をオリジナルで組み立てていき、時間数や通う時間帯も完全オーダーメイドで作ることができます。
個別指導型の夏期講習のメリットとデメリットは以下です。
個別指導型の夏期講習のメリット ・一人ひとりに合ったオリジナルのカリキュラムを作ってくれる ・苦手分野を重点的につぶすなど、生徒の目的に合わせて指導してくれる ・通う曜日や時間帯を自由に決められるケースが多い ・周りに気を遣ったり合わせたりする必要がない ・講師にいつでも質問できる |
個別指導型の夏期講習のデメリット ・競争相手の受講生がいないため、のんびりとした雰囲気になりやすい ・目的がしっかりしていないと、だらけてしまう可能性がある ・講師が学生アルバイトの場合が多く、当たり外れが大きい ・集団指導と比べると、夏期講習の費用が高額になりがち |
個別指導型の夏期講習は、自分で内容や予定をアレンジできるため、どちらかというと勉強が苦手な方や苦手分野がある方に向いています。
3-3. 集団・個別を組み合わせできる総合塾もある
総合塾の中には、集団指導型と個別指導型の両方のクラスを選べる学習塾もあります。こうした塾を選んで、両方を組み合わせて受講するのもおすすめです。
例えば、受験対策の基礎づくりとして集団指導型の夏期講習を受講しながら、苦手な分野についてだけ個別指導でじっくり苦手を潰すという方法が効果的です。
集団と個別、どちらのスタイルが向いているかわからないという方は、両方のコースがある塾を検討してみると良いでしょう。
4.【状況・レベル別】おすすめ夏期講習のスタイル
前章では、集団指導型と個別指導型の夏期講習のメリットとデメリットをそれぞれ解説しました。
ここからは、状況・レベル別に「どんな夏期講習がおすすめか」をご紹介していきます。
4-1. 集中してまとまった期間受講するなら集団指導がおすすめ
夏休みのまとまった期間に集中して勉強したい(させたい)という場合は、集団授業がおすすめです。
集団指導型の方が、期間が長くてもモチベーションが持続しやすく、集中的に基礎固めや学力アップを図れるからです。
集団指導の内容は、多くの生徒さんがつまずきやすいポイントや、絶対に押さえておくべきポイントに特化してカリキュラムが組まれています。そのため、夏休みという限られた期間で効率的に学習できるのがメリットです。
また、同じ期間と時間で個別指導塾に通う場合と比べて、費用を抑えられるのもメリットと言えます。
個別指導の夏期講習は1時間あたり2千円〜5千円が相場なので、15日間×3時間など集中的に学ぶためには、9万円〜22万円などかなり高額となってしまいます。集団指導型ならば、15日間×3時間などまとまった時間勉強できて、5万円〜10万円程度で済みます。
長い期間の授業でも、仲間と一緒に授業を受けるため緊張感を保ちやすいというのも、意外と重要なポイントです。
4-2. 苦手分野の克服・勉強が苦手ならば個別指導がおすすめ
「苦手分野を克服したい」など、学びたい部分が明確にあるという方には、個別指導がおすすめです。
個別指導のほうが1時間あたりの費用は高くなりますが、時間を絞って通えば総額を抑えられるからです。
苦手な範囲を克服するためには、マンツーマンや少人数制でわかるまで教えてもらうのが最適です。集団指導だと、一人ひとりのペースに合わせられないため、苦手分野は個別指導が向いているのです。疑問点にその場で質問できるのも、個別指導のメリットです。
また、勉強が苦手なお子様や、学習習慣が付いていないお子様の場合も、個別指導の方が向いているでしょう。
勉強に苦手意識が付いているお子様の場合は、いきなり10日間などまとまった授業スタイルの夏期講習では疲れてしまうかもしれません。
周りのペースについていけないこともあるので、自分のペースで進められる、個別指導型の夏期講習をおすすめします。
5. 中学生の夏期講習を決定する3つのステップ
ここまでお読みいただいた方は、中学生の夏期講習がどのようなもので、自分のお子様には集団・個別どちらが向いていそうか、具体的なイメージが湧いたのではないでしょうか。
最後に、中学生の夏期講習を決めるまでのステップを解説します。
5-1. 夏期講習に通う目的から「集団か個別か」を決める
中学生の夏期講習を選ぶ際には、まず「集団指導か個別指導か」を決めると選びやすいです。
なぜならば、集団指導の夏期講習と個別指導の夏期講習では、期間の長さや金額が全く異なるからです。
目的(なぜ夏期講習に通うのか)をハッキリさせた上で、目的に応じて最適な夏期講習のスタイルを決めると判断しやすいでしょう。
【目的に応じた最適な夏期講習の例】
目的 | 最適な夏期講習の例 |
---|---|
・高校受験に向けて学力を伸ばしたい・学習習慣を定着させたい・他の受講生と切磋琢磨してほしい・勉強に対してのやる気を引き出したい | 集団指導スタイルの夏期講習がおすすめ |
・勉強の仕方をしっかり教えてほしい・苦手分野を学びなおしたい・わからないところだけ勉強したい・自分のペースで進めたい | 個別指導スタイルの夏期講習がおすすめ |
夏休みの間にしっかりじっくり勉強に集中する環境がほしい場合には「集団指導スタイル」、苦手な分野やわからないところをピンポイントでつぶしていきたい場合には「個別指導スタイル」がおすすめです。
5-2. 気になっている塾の夏期講習の情報を集める
集団指導か個別指導かを決めたら、そのスタイルの夏期講習の情報を集めましょう。
「〇〇(地域名)+中学+夏期講習」などのキーワードを検索すれば、広告を含めてさまざまな学習塾の夏期講習の情報が見つかるはずです。
近所の学習塾の場合は、パンフレットをもらってくるのも良いでしょう。
気になっている塾については直接検索して、公式サイトの情報を確認してみることもできます。
5-3. 内容や費用を比較・検討する
候補となる学習塾の夏期講習の情報が集まったら、内容を比較・検討していきましょう。できれば、以下のように比較表を作ると検討しやすくて良いのでおすすめです。
【夏期講習の比較・検討のイメージ】
湘南ゼミナール | A塾 | B塾 | C塾 | |
---|---|---|---|---|
費用(外部生) | 教材・テスト費3,900円のみ | 79,200円別途8月分の年会費 | 54,000円 | 53,600円 |
費用(塾生) | 43,800円 | 63,900円 | 54,000円別途登録料2,000円 | 不明 |
日数 | 15日間 | 12日間 | 10日間 | 10日間 |
教科 | 英・数・国 | 英・数・国・理・社 | 英・数・国 | 英・数・国 |
授業時間 | 1教科40分 | 270分 | 200分 | 70分×3教科 |
自宅からの距離 | 自転車で〇分 | 徒歩〇分 | バスで〇分 | 徒歩〇分 |
※2023年の夏期講習の内容を紹介しています。最新の情報は異なる可能性があります。
日数や授業時間が長すぎないか、教科は3教科か5教科か、価格が高すぎないかなど、授業内容と合わせて検討していきましょう。
また、夏期講習の期間中は何日も通うことになるので、塾までの通いやすさも重視することが大切です。価格だけでなく、内容や通いやすさも含めて総合的に決定しましょう。
この記事で例として挙げた湘南ゼミナールが気になった方は、ぜひ、以下のページから詳細をご覧ください。
6. まとめ
本記事では「中学生の夏期講習」について解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめます。
▼中学生の夏期講習についての基礎知識
・中学生の夏期講習の日数は10日~27日程度 ・中学生の夏期講習の1日の授業時間は2.5〜5.5時間程度 ・中学生の夏期講習の費用は5万円~20万円程度 |
▼夏期講習だけもアリ!中学生の夏期講習の通い方3パターン
(1)夏期講習だけ受講する(入塾はしない) (2)夏期講習が終わった後にそのまま入塾する (3)普段通っている塾と違う塾の夏期講習に通う |
▼中学生の夏期講習はどう選ぶ?集団指導と個別指導の違い
・カリキュラムが決まっている「集団指導」 ・オリジナルで内容・予定を組める「個別指導」 ・集団・個別を組み合わせできる総合塾もある |
▼【状況・レベル別】おすすめ夏期講習のスタイル
・集中してまとまった期間受講するなら集団指導がおすすめ ・苦手分野の克服 ・勉強が苦手ならば個別指導がおすすめ |
▼中学生の夏期講習を決定する3つのステップ
・夏期講習に通う目的から「集団か個別か」を決める ・気になっている塾の夏期講習の情報を集める ・内容や費用を比較・検討する |
中学生の夏期講習は、短期間で学力を伸ばすために、夏休みを活用できる便利なプログラムです。費用や内容、通いやすさも考慮して、お子様に合った夏期講習を選びましょう。
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