湘ゼミコラム

高校受験・入試

多摩高校の偏差値は?|特徴と共に受験がおすすめな生徒さんを紹介

「志望校として多摩高校を考えているけど、偏差値はどれくらい?」

「自分は多摩高校を目指しても大丈夫?」

そのように、多摩高校の偏差値が気になっているのではありませんか?

結論から言えば、多摩高校の合格目安となる偏差値は60(※)で、神奈川県内の公立トップ3高校「横浜翠嵐高校、湘南高校、柏陽高校」などにも近しい水準の高校です。

ただ、偏差値は模試の種類や状況によって変動するので、合格を目指す高校を決める際には偏差値の数値だけを基準にすべきではありません。

他の高校と比べた際の位置付けや、多摩高校の特徴・魅力なども含めて検討し、これから自分が前向きに合格を目指していけそうかを判断しましょう。

そうすることで、あなたに本当に合っている志望校を決められ、入学後に心から高校生活を楽しめるようになるはずです。

そこで、この記事では多摩高校について以下のポイントを詳しく解説していきます。

これらを知ることで、自分が多摩高校を目指しても大丈夫なのか、または他の高校を志望校にした方が良いのかを判断できるでしょう。

高校受験を考える中で多摩高校の偏差値が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

【※偏差値のデータ元について】

◎ 2025年3月現在、当該高校の合格率がおおむね80%の偏差値(神奈川県進学模試)です。◎算出に必要なデータ件数が不足している高校は過年度の動向を勘案しており、必ずしも最新動向を反映したものではありません。◎合格の目安となる指標として偏差値を記載する場合は、模試の種類や特徴により大きく異なる場合があります。

1. 多摩高校の合格目安となる偏差値は60

2025年3月現在、神奈川県進学模試の結果を基に算出した多摩高校の合格目安となる偏差値は60(※)となっています。

この60という偏差値は、神奈川県の公立高校の中では上から5番目であり、トップに非常に近い水準であると言えます。

そもそも、偏差値は50を平均として考えます。このことからも、偏差値60は平均を大きく上回る学力を示す値であることがおわかりでしょう。

具体的には、下の表にあるように、上位15.87%に入っていなければ偏差値60には到達しません。

【偏差値60のレベルイメージ】

偏差値最上位からの割合1,000人中の順位
702.28%22.8位
656.68%66.8位
6015.87%158.7位
5530.85%308.5位
5050.00%500.0位

こういったことから、偏差値60の多摩高校は、神奈川県の中でも平均以上、トップ層に近い学力を備えている生徒さんが通う高校だと言えます。

偏差値60の学力の判断については、「高校受験の偏差値とは?偏差値60は上位何%?仕組みを丁寧に解説」でも詳しく解説していますので、併せて参考にしてくださいね。

【※偏差値のデータ元について】

◎ 2025年3月現在、当該高校の合格率がおおむね80%の偏差値(神奈川県進学模試)です。◎算出に必要なデータ件数が不足している高校は過年度の動向を勘案しており、必ずしも最新動向を反映したものではありません。◎合格の目安となる指標として偏差値を記載する場合は、模試の種類や特徴により大きく異なる場合があります。

2. 多摩高校と他校の偏差値の違い

多摩高校の偏差値は60で、神奈川県の中ではトップに非常に近い水準であるとお伝えしました。

ただ、具体的にどの位の位置付けなのか、イメージしづらいですよね。

そこで、ほかの神奈川県の公立高校との偏差値の違いを確認しておきましょう。

2-1. 偏差値が県内トップクラスである高校との比較

多摩高校と、偏差値が神奈川県内でトップクラスの高校を比較してみると、以下のようになります。

【神奈川県における公立トップ高校それぞれの合格目安となる偏差値】

高校名偏差値
横浜翠嵐高校67
湘南高校65
柏陽高校63
横浜緑ケ丘高校61
川和高校60
多摩高校60

上記にある通り、多摩高校は、神奈川県内の公立トップ3校と言われている「横浜翠嵐高校」「湘南高校」「柏陽高校」には一歩及ばないものの、進学校として名高い川和高校や横浜緑ケ丘高校と並ぶ高い学力を誇っています。

2-2. その他の上位高校との比較

次に、その他の上位高校との偏差値を比較してみると、以下のようになります。

【神奈川県におけるその他の上位高校それぞれの合格目安となる偏差値】

高校名偏差値
多摩高校60
市立横浜サイエンスフロンティア高校59
横浜国際高校59
神奈川総合高校59
希望ケ丘高校58
光陵高校56

上記のような、多摩高校の偏差値60に近い高校は、いずれも県内有数の難関校として知られています。多摩高校は、その中でも高い水準を維持しています。

このように、多摩高校の偏差値をほかの高校と比較してみると、多摩高校の学力はトップ3校には一歩及ばないものの、非常にレベルが高いことがわかります。

3. 高偏差値を誇る多摩高校の特徴4つ

お伝えしているように、偏差値60の多摩高校は神奈川県の中でも高い学力を備えています。ただ、多摩高校の魅力は偏差値だけではありません。他にも魅力的な特徴が4点あります。

これから目指す高校を決める際には、偏差値だけで判断するのではなく、校風や学校の魅力などをしっかり把握しておくことが重要です。

そこで、高偏差値を誇る多摩高校の特徴をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

3-1. 上位層は難関大学への進学実績あり

多摩高校は偏差値60の難関校のため、上位層に食い込めれば難関大学や医学部への進学も目指せます。

以下、実際の進学実績をご覧ください。

【多摩高校の主な合格実績(2024年度)】

大学名合格者数(過年度生)
国立東京大学2(1)
一橋大学2(1)
東京工業大学(※)5(0)
東北大学7(0)
名古屋大学1(0)
大阪大学1(0)
九州大学2(1)
横浜国立大学14(3)
私立早稲田大学47(9)
慶應大学40(8)
上智大学31(1)
東京理科大学45(4)
学習院大学9(3)
明治大学115(12)
青山学院大学80(6)
立教大学40(3)
中央大学78(10)
法政大学76(8)

参考:多摩高校「進路結果

※2024年10月に東京工業大学と東京医科歯科大学が、東京科学大学に統合

上の表からもおわかりの通り、多摩高校の生徒さんは、東京大学や東北大学をはじめとする旧帝大や、難関私立大学への合格実績が多数あります。

こうした高い進学実績を誇る理由は、自主性を重んじながらも徹底的に生徒さんをサポートする教育体制があるからです。

多摩高校には自習室や図書館、多目的スペースなど、早朝や放課後、授業の空き時間などに勉強できる環境が充実している他、職員室の前には机が並べられていてしっかり質問できる体制も整っています。

こうしたサポート体制が、難関大学への合格を、力強く支えてくれます。

3-2. 県表彰もあるほど部活動が活発

多摩高校は高偏差値ではありますが、生徒の皆さんは勉強だけに力を入れているわけではなく、運動部も文化部も活動が盛んです。

ほとんどの生徒さんが部活動に所属していて、1人で2つの部活にに入っている場合もあります。

そのような活発な部活動が評価され、令和5年度には、神奈川県が独自で行なっている「かながわ部活ドリーム大賞」を、運動部・文化部共に受賞しています。

【多摩高校の受賞内容(一部抜粋)】

名称受賞内容評価基準
かながわ部活ドリーム大賞グランプリ総合的に最も優れた成果や実績をあげた学校を表彰
かながわ部活スポーツ賞受賞(運動部全体として)・学校全体の全国大会出場種目数において上位にある学校・学校関係団体主催の全国大会に繋がる県大会で初優勝、又は、復活優勝した部(同好会を含む)
かながわ部活文化賞受賞(文化部全体として)・学校全体の文化部活動が特に活発であり、県の文化芸術全般への貢献が大きいと認められる学校・各種大会やコンクールで全国的に注目される著しい成果があった団体

受賞の基準を見ると、多摩高校の部活動が一定の成果を出していることもわかります。

特に、ダンスドリル部、ギターアンサンブル部、放送特別委員会、文芸部は全国大会への出場経験があり、他校の強豪と肩を並べる存在です。

このように、運動部・文化部関係なく、熱意があれば誰でも部活に打ち込める環境が整っています。

3-3. Merakiという独自授業がある

多摩高校には、ほかの学校にはない「Meraki(メラーキ)」という探求活動を行う独自科目があります。

独自科目が設定できるのは、多摩高校がSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の1つだからです。SSHとは、文部科学省が先進的な理数教育を実施する高校を指定するもので、独自の科目が設定できるようになっています。

「Meraki」では、以下のような内容で探究活動が進められていきます。

Merakiの主な内容
1年生探求活動の基礎・国際的な視野を育む活動
2年生各自好きなテーマで探求活動を深める。1年生で行なった探求活動を継続しても良い。
3年生探求活動についての内容を、全員が英語でプレゼンテーションを行う。

上記のような活動を通して、興味のあるテーマを研究し、最終的にはその成果を発表するのです。

研究テーマの一例としては、以下のようなものがあります。

【3年生の研究テーマの一例】

・固まらない卵を作る・塩の成分と塩味の相関関係・身の回りの天然酵母における糖を利用する能力について

また、令和6年8月7日~8日に神戸国際展示場で開催された「SSH生徒研究発表会」(主催:文部科学省、科学技術振興機構)では、「ポスター発表賞」を受賞しました。

「Meraki」の時間以外にも探求活動を行いたい生徒さんは、校内にある「Meraki Lab.(メラーキ ラボ)」で昼休みや放課後を利用して自分の好きな探求活動を進めることも可能です。

このように、興味がある分野について、とことん深めることのできる環境が整っています。

3-4. 行事に力を入れている

多摩高校は「行事の多摩」とも言われるほど、学校行事に力を入れています。

偏差値60と高い学力のある生徒さんが集まる高校ですが、勉強だけではなく人間力を培うことが重要だと考えているからです。

実際に行われている多摩高校の行事を見てみましょう。

多摩高校の主な行事
・多摩高祭(体育祭):約1年かけて準備され、競技応援・パネル・演技応援が見所・多摩高祭(文化祭):各部活による出し物などで盛大に開催される・球技大会:初夏に行われ、クラスTシャツや応援歌などでも盛り上がる・合唱コンクール:仮装も交えながらユニークに開催される・大師強歩:多摩高校から川崎大師までの約20kmを歩く伝統行事・研修旅行:北海道方面をメインに2学年時に実施される・フレッシャーズキャンプ:新入生を対象に1泊2日で行われる

参考:多摩高校「多摩高校ニュース

上記のように、数ある行事の中でも、特に盛り上がるのは体育祭と文化祭です。

体育祭では1年〜3年までの生徒さんを誕生月ごとに「春」「夏」「秋」「冬」の4つの組に分け、競技を競い合います。体育祭の組は3年間変わらないため、部活動以外の縦の繋がりが強固です。

また、文化祭には地域の人々も多く訪れます。中でも盛り上がるのが、男子水泳部員によるシンクロナイズドスイミングのショー「ウォーターボーイズ」や、吹奏楽部のコンサートです。

上記のように、多摩高校は勉強だけでなく学校生活自体も楽しめる環境が整っています。

4. 偏差値上位の多摩高校は勉強と学校生活をバランスよく楽しみたい生徒さんにおすすめ

ここまでのお話を踏まえて、多摩高校は勉強と学校生活をバランスよく楽しみたい生徒さんにおすすめです。

勉強と学校生活は、大抵どの学校でも両方楽しめますが、中でも多摩高校は両方のバランスが良いのです。

まずは、多摩高校と偏差値が近い3校を比較した次の表をご覧ください。

【多摩高校と偏差値が近い高校の学習方針の違い】

学習方針授業時間
多摩高校・グローバル人材育成を目指し、問題発見・解決能力や論理的思考力・判断力・表現力等を育む
・難関校進学など多様な進路に対応できる共通教科、科目でカリキュラムを編成
1コマ70分授業がベース
川和高校・生徒一人ひとりの個性の伸長を目指し教育内容を精選している
・グローバル化に対応するための取り組みや検定試験等を活用している
1コマ50分授業がベース
市立横浜サイエンスフロンティア高校・理数に関してはハイレベルな学力と学習姿勢を求めている
・先端科学技術の実験・研究やグローバル・ソリューションの探究を行う
1コマ50分授業がベース(1コマ100分授業もあり)

参考:多摩高校「神奈川県立多摩高等学校(全日制課程普通科)におけるスクール・ポリシー」、川和高校「本校の特色」、市立横浜サイエンスフロンティア高校「学校案内

上の表からもわかるように、多摩高校は社会に出てからも役立つ能力を育みながらも、生徒さんそれぞれの進学希望に対応できるようなカリキュラムを提供しています。

次に、学習面以外の特徴も見比べてみましょう。

【多摩高校と偏差値が近い高校の学習以外の特徴を比較】

校風の自由度行事の盛り上がり部活動の活発さ校舎の状態
多摩高校
川和高校
市立横浜サイエンスフロンティア高校

多摩高校は生徒の自主性を程よく重んじながら、行事や部活動が活発に行われている高校だというのがわかります。

このように、難関大学を目指せる充実した学習方針と、学校生活を楽しめる校風の両方を兼ね備えているのが多摩高校の魅力です。

勉強にも学校生活にも同じくらい力を入れたいのであれば、多摩高校は非常におすすめの高校です。

5. 偏差値が高い多摩高校における受験の特徴

ここまでで、多摩高校の受験を決意した方もいらっしゃることでしょう。

そうなると、どのように受験勉強を進めるべきか考える必要があります。

そのために、まず、多摩高校の受験の特徴を把握しておきましょう。

多摩高校における受験の特徴は、以下の通りです。

それぞれについてさらに詳しく説明していきますね。

5-1. 配点比率は4:6:2

多摩高校の第1次選考の配点比率は、4:6:2です。

【多摩高校の選考比率】

 第1次選考第2次選考
学習の記録(評定)学力検査特色検査学力検査主体的に学習に取り組む態度(評価)特色検査

参考:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要「共通選抜普通科(クリエイティブスクールを除く。)

上の表にもあるように、多摩高校の選考は、学力検査だけが重要なのではありません。

学力検査を重視する傾向にありながらも、学習の記録(評定)もしっかり評価されます。中学2年生の学年末の成績も見られるため、できるだけ早く学校の成績を上げる必要があります。

5-2. 特色検査が実施される

多摩高校の受験では、特色検査が実施されます。

神奈川県で行われる特色検査とは、中学校までに習得した知識・技能を活用した、判断力や表現力、創造力を把握するための検査です。

自己表現、実技検査、面接の3つのうち、各高校の特色に応じたいずれかが行われます。

多摩高校では、提示された文章や資料を読み取り、問題を解決する思考力の程度を問う「自己表現」の特色検査を実施しています。

令和7年度に実際に出題された問題から、その特徴を見てみましょう。

令和7年度神奈川県の特色検査(自己表現)の特徴
・複数文の素早い読解力が求められる、英語・日本語の文章問題・空欄に入る語句を記入する問題、立体図形の問題、工作したあみだくじ装置を用いての問題と幅広く出題・理科や社会の知識を用いて解答する問題(コーヒー豆の輸出入や、コーヒーの香りを起点とした匂いのメカニズムに関する問題)

上記からもわかるように、さまざまな知識を用いた文章読解力や科目基礎力といった要素を含む出題が見受けられました。

令和7年度の神奈川県特色検査の傾向と分析については、「湘南ゼミナール 神奈川県公立高校受験情報 2025年度公立高校入試 特色検査「共通問題」分析資料」の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

5-3. 倍率は1.61倍

2025年度に行われた入学試験では、多摩高校の倍率は1.61倍でした(2025年3月26日時点)。

受検者数合格者数倍率
4572791.61

参考:神奈川県「令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等合格状況(各学校別の合格の状況等)

2025年度の神奈川県公立高校入試の平均倍率は、1.20倍(前年度1.21倍)のため、多摩高校の倍率は、平均よりも高い倍率であると言えるでしょう。

多摩高校と偏差値が近い高校とも倍率を比較してみましょう。

高校名倍率
横浜翠嵐高校1.89
柏陽高校1.50
川和高校1.36
横浜緑ケ丘高校1.43
多摩高校1.61
希望ケ丘高校1.4

見比べてみると、神奈川県の偏差値上位の高校の中で、多摩高校の倍率は高い方であることがわかります。

最難関と言われる横浜翠嵐高校ほどではないものの、人気の高さがうかがえますね。

6. 高偏差値の多摩高校合格を目指すなら定期テスト対策も重要!

多摩高校の合格を目指すなら、学力検査や特色検査への対策はもちろんのこと、学校の成績を上げるために日頃の定期テスト対策もしっかり行う必要があります。

どちらに対してもバランス良く対策することで、着実に合格へと近付けるはずです。

それぞれについて詳しく説明していきますので、多摩高校の合格を目指すための参考にしてください。

6-1. 定期テスト対策が重要

5-1. 配点比率は4:6:2」でも説明した通り、多摩高校の受験では、内申点が合否を左右する可能性も高いです。

内申点は定期テストの点数や提出物の状況などから判断される学習評価をもとに計算されるので、定期テスト対策が重要になります。できるだけ早くから、定期テストの対策を始めておきましょう。

内申点の計算方法は、以下のとおりです。

内申点の計算方法
内申点=中学2年生学年末の学習評価+中学3年生2学期の学習評価×2

評価の対象となる教科は9教科で、英語/国語/数学/理科/社会/音楽/美術/保健体育/技術・家庭と、主要5教科以外も対象になることも覚えておきましょう。

内申点は135点満点で、多摩高校の内申点における合格目安はおおむね120〜125点です。

内申点を120〜125点取るには、どのくらいの学習評価が必要なのかを計算してみましょう。

【オール4の場合】

評価される時期内申点の合計
2年生学年末4×9教科=36
3年生2学期4×9教科×2=72
108(36+72)

【オール5の場合】

評価される時期内申点の合計
2年生学年末5×9教科=45
3年生2学期5×9教科×2=90
135(45+90)

上の表のように、学習評価がオール4だった場合とオール5だった場合で計算してみると、オール4の場合は108点、オール5の場合は135点となります。

このため、多摩高校の内申点合格ラインに達するためには、オール5を目指すつもりで、定期テストでも高得点を取っていかなければなりません。

※内申点の上げ方について詳しく知りたい人は、「【神奈川】内申点の計算方法と公立高校一覧|まだ間に合う対策も解説」で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

6-2. 学力検査と特色検査対策は必須

偏差値の高い多摩高校を目指すなら、当然学力検査対策と特色検査対策は必須です。

対策方法としては、

・問題集・過去問を解くなどして自分で学習する方法

・塾に通ってサポートを得ながら学習する方法

の2つがありますが、基本的には受験のプロの下で徹底的に対策することを強くおすすめします。

なぜなら、偏差値が60と神奈川県内でもトップクラスの学力を誇る多摩高校に合格するには、多摩高校の受験の傾向を過去問から分析し、多摩高校のレベルに応じたカリキュラムで勉強していくことが必要だからです。

特に、特色検査は高校ごとに選択される問題が違うので、多摩高校の出題傾向を分析し、適切な対策を施さなければなりません。

さらに、受験対策のプロである塾では、受験までの過ごし方や、制限時間に応じた解き方のコツなど、学校では深く教えてもらえない受験に特化した対策も徹底的に学べます。

偏差値60という高いレベルの多摩高校に合格するために、多摩高校に特化した受験対策を行っている塾を選び、できるだけ早く通うようにしましょう。

\湘南ゼミナールなら「多摩高校」合格に最適化したカリキュラムが受けられる/

湘南ゼミナールでは、毎年多摩高校への合格者を多数輩出しており、2025年度は28名の生徒さんが合格を勝ち取ることができました。
多摩高校合格のために、
・丁寧な指導で、今、必要な力を着実に伸ばせる・テスト範囲の単元を理解するだけでなく、応用・発展問題対策で高得点を目指せる・テスト結果を元に、個別でアドバイスを受けられる
など、細かな日々の行動を含めて、指導・アドバイスを行い、講師陣が一緒に走り抜けます。
高度な教育スキル、豊富な指導経験、熱い情熱を持ち合わせた個性豊かな講師たちが、各科目で満点・高得点を目指すための指導を行い、学校の授業では対策が難しい特色検査対策もカバー。
さらに、学習管理アプリの活用により、講師によるオンライン面談や質疑応答ができたり、記憶の手助けをしてくれる環境を用意。生徒さんが合格に向けて、いつでもどこでも頑張ることができる環境をご用意しております。
受講する生徒さんは、全員がライバルでもあり戦友でもあるため、お互いに切磋琢磨しながら学力を上げていけるはずです。
「あと一歩、多摩高校に合格するための決め手が欲しい…。」
このように考えているのであれば、湘南ゼミナールで多摩高校合格を目指して一緒に学びましょう。

7. まとめ

いかがでしたか?多摩高校の偏差値と、高校や受験の特徴について解説してきました。

最後にこの記事の内容をまとめておきます。

◎多摩高校の合格目安となる偏差値は60

◎多摩高校の偏差値は神奈川県内トップに近い水準

◎多摩高校は勉強も学校生活も楽しみたい生徒さんにおすすめ

◎多摩高校の受験は配点比率が4:6:2

◎学力検査はもちろん特色検査や評定への対策も必須

以上になります。

記事の中でも説明してきた通り、多摩高校の偏差値は60で神奈川県内でも高い学力を誇る高校です。高偏差値の多摩高校に合格するには、受験のプロの下で徹底した準備を行うことが必要になるでしょう。

あなたがこの記事をお読みになって多摩高校への受験を決心したのなら、できるだけ早く適切な対策を施せるよう、心から応援しています。