高校受験・入試
〔中3〕高校受験・英語 入試直前期に得点が伸びる学習法
2019.01.29
こんにちは。
入試まで残り時間が少なくなってきたこの時期、「コラム」ではいつもより連載ペースを早めてお送りしています。
さて、お待たせしました。「入試直前期の学習法」の再開です!
今回のターゲットは「英語」です。
「この時期だからこそ、気をつけたいこと」や「この時期だからこそ、取り組みたいこと」があります。
最後の最後まで入試の得点を伸ばすために、どうぞご一読ください。
今回は科目別学習法の第4回。
「高校受験英語 入試直前期に得点が伸びる学習法」について、
英語科コンテンツリーダー神谷漠先生に話をききました。
学習の優先度については、国語科兼社会科コンテンツリーダー伊藤宏樹先生の話も同じ見解なのが印象的です。
学習の優先度
英語・国語においても、直前期に点数を上げる方法があります。しかし、入試において5科目トータルでみたときに、他科目以上にこの時期から点数が上がることは比較的少ないのが現状です。他科目で点数が上がる可能性を秘めているのであれば、英語・国語の学習で時間を浪費することは避けなければなりません。
高校受験英語 入試直前期に得点が伸びる学習法
英語では、今までやってきたことと同じことを繰り返す、そして精度を上げることをおすすめします。
志望校や各自の得点状況に応じて必要な取り組みは異なります。
英語で高得点を必要とする場合は、模試などの単元別の得点率で平均に届いていないところが手のいれどころになります。
それほどまで高得点を必要としない場合は、必要に応じて単元別にてこ入れをしましょう。
「適語補充問題」「語順整序問題」の学習法
基本は語彙力です。英語の場合はまず単語の確認をします。普段取り組んでいる単語の学習ツールを高い精度でやりきりましょう。
並行して、文法事項の確認を行います。神奈川公立高校入試では「後置修飾」と「間接疑問文」の文法事項が毎年のように出題されています。必ず目標得点までできるようにしましょう。
「長文問題」「条件英作文問題」の学習法
「長文問題」で得点が取れていない場合、特に日本語訳が雑になっていることがよくあります。
1日1~2題程度を集中して学習します。同じ問題を2回連続して解くことも効果的です。1回目は速さではなく、正確さを重視します。日本語訳の確認をしながら読みましょう。正しい日本語訳を理解した上で、2回目以降は速読を意識。3日間程度期間を限定して取り組むことをお勧めします。
「条件英作文問題」は、2分以内に決着をつけることを目標にしましょう。英語が苦手な生徒さんの場合は、日本語で答えが作れているかどうかがチェックポイントです。できなければ、それ以上は時間をかけないことも大切です。
このように、限られた時間内での学習においては、「取り組まないことによって、他の効果を高める」ことも必要になってきます。
総合的な判断は、お通いの塾の先生にお聞きください。
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