INTERVIEW 006

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女子中学生の「将来なりたい職業」ランキング(ソニー生命保険調べ)で第10位にランクインする、教師・教員のお仕事。
子ども達に日々、学習指導をする「先生」として、本企画を進める湘南ゼミナールの講師をフューチャーします!
生徒さん一人ひとりにとっての「No.1!」を目指し、成果を出し続ける塾講師の努力の裏側と魅力に迫ります!

答えてくれる人

塾講師(小中部)

雪本 隆司 さん
(35歳/明治学院大学 経済学部出身)

― どうして塾講師になったのですか?

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実は、教育にすごく興味があったというわけではないんです。
たまたま小学生で生徒会長をやることになり、中学生でもジャンケンに負けて生徒会長、高校では文化祭の実行委員長‥‥と、 とにかく人前に出ることだけは慣れていました。
そんな経験もあってか、塾講師として生徒さんの前に立つようになると、とても自分らしく働けていることに気付きました。 あとはやっぱり、目の前の子ども達がすごく可愛かったので…かれこれ15年以上、この仕事にどっぷりとハマっています。

それでも私は勉強が得意だったわけではないので、湘南ゼミナールでも選ばれた講師が授業を務める「夏ゼミ」や、授業No.1を決める「Q1グランプリ」といったイベントがありますが、有難い事に出られるとなっても、出るまではすごく抵抗感があって…。でも実は、かなりちゃんとやるタイプです。(笑)

― 「勉強全然やってない!」って言いながら、実はガッツリやっている頭の良い子っていましたよね! 先生もそういうタイプですか??

いえいえ、高校生の頃まではとにかく国語が苦手で…。
クラスの先生からテストの点数が良い順で呼ばれる仕組みで、何度後半に呼ばれたことか。(汗)いつも、「勉強しているのに…。」と悩んでいました。
それでも諦めずにコツコツやっていると、ある時自分に合った方法を見つけて、模試の偏差値が30台後半から70以上に伸びました。
この1度の成功体験から、「自分がやっていたことは正しかった!」と正当化できるようになり、それからはどの科目でも点数が取れるようになったんです。

生徒さんで例えるなら、成績40位の子が頑張って10位になったとして、さらに次のテストでは11位に下がってしまったらどうでしょうか。その子はきっと不満に感じるはずです。成功体験は自分のボーダーを引き上げて、自ずと頑張れるようになる。
子どもにとって、いかに“成功体験”を繰り返すことが大切か、身をもって感じています。

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生徒さん達が「塾に来たい!」と思えるよう、ふだんは“面白い授業”にこだわる雪本先生。講師である自分自身が「国語」の面白さを感じていれば、子ども達にもちゃんと伝わるといいます。

「人は顔じゃないよね。」って言葉は、助詞の「は」を「の」に変えると「人の顔じゃないよね。」となります。たった1文字が与える影響で、世界が変わってしまいますよね。こうして様々な文章を見ていくと、筆者の気持ちに触れられたような気がして楽しいと思いませんか?(雪本さん)

― 子ども達が成功体験を積み重ねるために、大切にしていることは何ですか?

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世の中のラーメン屋さんを例にすると、店主は皆、「自分が一番美味しい」と思うものを出しているにも関わらず、潰れてしまう店もあります。
○○No.1!などと言っても、結局評価するのはお客さんですよね。自分の“教えたい”という気持ちが強すぎて、相手側がどう受け取るかまで届いていないのは商品として認められないということかなと。

塾でもNo.1の授業、質の良い授業というだけでは、世の中が変わって新しい学習コンテンツが出れば乗り換えられてしまいます。ですから、“何を言うか”より、“誰が言うか”がめちゃくちゃ大事だと思っています。その子が辛いとき、嬉しい時、悲しい時、横で喜怒哀楽を共にすることができるオンリーワンの先生でいられる努力をしています。

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そんな雪本先生の必需品がこのノート。
中には様々な問題を解いた痕跡が・・・・・・
問題研究にも抜かりがない。

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とある難関校受験で出た5拓の問題。どうみても答えにあたる選択肢が見つからない…。
そこで解説を見ると、この5拓には答えとなる根拠がないので答えは“無し”という解答でした。
こうしたクイズのような問題があることを知って、生徒さんにも触れてもらえる機会を逃さないように、私も常に勉強漬けです。(雪本さん)

― 指導内容以外に、塾講師に必要なスキルはありますか?

湘南ゼミナールの授業は1コマ45分です。
1週間が1万80分あるうち、授業の45分だけをどんなに高めたとしても、限界があるのではないかと思っています。
子ども達が家に帰って、宿題をひらいて解ける状態にならないと、成果は出てこない…。ですから、講師はいかに授業の45分で子ども達をどれだけモチベートして、「勉強やりたい!」という気持ちにしてあげられるかに掛かっていると思います。

― ところで、たくさんのお子さんを指導するなかでも、「遅刻癖」や「宿題忘れ」などに悩む生徒さんを改善するコツはありますか??

生徒さんが「遅刻」してきた時に 注意はするものの、なかなか直らないと…。でも実は、ここで是正すべきは子ども達ではなく、大人の方だったりします。

「遅刻」することで、どのくらい他の生徒にも影響が出てしまうのか、講師自身もその重みをどれだけ感じて、伝えられているか。
“宿題やらない”も同じで、「この宿題がどう効果を出すのか」を伝えず、宿題をやってきていないことを叱るだけになっていないか。さらには、先生に注意されたからと次回は頑張ってやってきた宿題を、先生はどれだけ見ているか。子ども達は折角やってきたわけです。それに対してもし、「後で見るから置いといて!」と言ってしまえば、きっとその子はやらなくなってしまいます。

子ども達に接する上で必要な親身さというのも、ここで出来る指導のひとつだと捉えています。

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― 雪本先生自身も子を持つ親ですよね。
教室に通う生徒さんたちの保護者様に対してはどう感じていますか?

「子は親を選べない」って言葉があるじゃないですか。逆にいうと、塾は選べる。ですから、ずっとここにいる必要なんて相手にはないワケです。
生徒さん達が、小4から中3まで通ってくれたとすると最大72カ月。通い続けてくれているどの生徒さんも、本当に素晴らしい育ち方をしているといつも感じます。
そして、長いお付き合いの中で、ご家庭と一緒になってお子さんに向き合えるからこそ、良い変化へと繋がっています。 自分が若い頃は、お母さん達に偉そうに教育観を語ってしまったこともありましたが…我が子を育てる今はその大変さが分かり、本当にリスペクトしかありません。

― 塾講師としての醍醐味はどんなことですか?

この仕事を続けていくなら、仕事の真ん中の大事なところがやりがいじゃないと続けていけないと思います。 給料や福利厚生が全て整っても、これは維持するための要素でしかない。子ども達の成長を、点じゃなく線で味わえるところ、小さい子が大きくなった、できなかった子ができるようになった、ここに喜びを感じられる人は、たぶんずっと楽しいんじゃないかなって思います。

でも、志望校への合格がかなわなかったお子さんの悲しい表情をみる時だけは、何年経っても慣れることはありません。 志望校に不合格となったお子さんはそれでも「受験して良かった。」と言ってくれてはいますが、先生なんだから志望校に受からせなければいけない。
生徒さん一人ひとりと関わっている時間の重さは、自分の一部のように感じています。

― 最後に、これから塾講師を目指す人にメッセ―ジをお願いします!

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塾講師は、「先生」だけじゃない人の方が僕は良いと思っています。
塾では、先生という側面とビジネスマンとしての側面、その両方があり、教えるということだけでなく、教育を1サービスとして提供しています。教えたいという想いだけでなく、お客様にとって価値があるものを提供できてこそ成り立つ仕事です。

これから塾講師を目指す人には、今ある学生生活をめいっぱい楽しんで、周りに居る学生達は何の優先順位が高いかを知ったり、いろんな経験をしてほしいと思います。
こうした経験や知識は将来講師という立場で、子ども達が躓いたときに寄り添ってあげられる材料になると思います。

ちなみに、塾講師になるには・・・

塾講師には主に1~3名に指導する「個別指導型」と、10~30人程度を指導する「集団指導型」の2つのタイプがあります。学習塾によっては、小学生~高校生までの12年間という長期にわたって、お子さまの成長をサポートできることもやりがいの一つです。

湘南ゼミナールの場合、独自の指導法「QE授業」というテキストを使用せず、生徒さんと双方向型で発展させる高度な指導方式を習得する必要があります。このQE授業は、生徒さんの状況に合わせて授業内容を発展させる瞬発力と指導力を要するほか、生徒さん一人ひとりの表情を瞬時に読み取るコミュニケーション能力、生徒さんの可能性を最大限に引き出すコーチング能力が求められます。
こうした指導力はもちろんのこと、何より子ども達の未来のために貢献したいという強い想いが欠かせません。

― 以上、子どもの夢の現場よりお届けしました。 ―

湘南ゼミナールとはこんなところ!

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湘南ゼミナールの理念は「ひとに学び ひとを育み ひとにかえそう」です。
その理念にある「ひと」には、「人」と「社会」という2つの意味が込められています。
私たちは教えることを仕事としていますが、常に「ひと」から謙虚に学び続けることを大切にしています。変化の激しい時代に一番必要なものは「学びを継続する力」です。 「ひと」に感謝し、未来を創る子ども達を育むことを通して、私たちは一つでも多くのおかえし(貢献)をしていきます。
●小中高校生を対象とした学習塾を全国に263教室運営●

湘南ゼミナール 公式ホームページ
https://www.shozemi.com/

あなたははじめて夢を聞かれた時、
いくつの世界を知っていましたか?
この企画をとおして、将来やりたいこと、
自分がすきなこと、はたらく未来を
少しでも広げるきっかけになればと思います。
ぜひ今後も子どもの夢企画をお楽しみに!

湘南ゼミナール