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湘ゼミ進学情報戦略部が解説する神奈川県公立高校の受検情報湘ゼミ進学情報戦略部が解説する神奈川県公立高校の受検情報

神奈川県の「公立高校受検」「私立高校受験」に関する情報を掲載しています。

1.入試制度の概要

(1)公立高校の入試制度について

神奈川県の公立高校入試は,一般募集として「共通選抜」と「定通分割選抜※」の2つに分かれています。全日制の公立高校では,例年2月中旬より実施される「共通選抜」を経て選考されます。「共通選抜」は県内全公立高校の全学科・全コースで1回のみ実施され,学力検査と面接の検査が課されます。一部の学校では特色検査も実施されます。

※「定通分割選抜」…定時制および通信制の公立高校の入試です。全日制とは日程などが異なります。

(1)-A 選考の種類について

神奈川県の公立高校入試の選考は「第1次選考」と「第2次選考」とに分かれています。

下の表のように募集定員の90%にあたる合格者を「第1次選考」で決定し,残りの10%にあたる合格者を「『第1次選考』で合格とならなかった受検者」の中から「第2次選考」で決定します。つまり,あくまでも異なる方法で2回選考されるという意味で,「共通選抜」が2回実施されるわけではありません。

図1 選考のイメージ

(1)-B それぞれの選考の違いについて

2段階の選考方法の違いは次の通りです。「第1次選考」では,共通選抜において実施した検査結果に,中学校の内申点を加えた総合得点をもとに選考が行われます。「第2次選考」では,共通選抜において実施された検査結果のみを総合得点とし選考が行われます。「第2次選考」は海外や他県からの引越しで中学校の内申点が揃わない等,県内公立中学校卒業予定者以外の受検者に配慮した選考となっています。

(1)-C 各種数値について

図2 選考に使用する各種数値
A値

中学校成績・調査書の評点・内申点
※中学2年生の後期(3学期)内申と中学3年生の後期仮(2学期)内申を2倍したものを使用する A値(135点)
=中2(45点)+中3(45点)×2

B値

学力検査の得点
※基本5科目受験だが,特色検査実施の場合に3教科もしくは4教科受検の場合もある B値(500点)=100点×5教科

C値

面接の得点

D値

特色検査の得点

※C値・D値の満点は各高校により異なる

ただし,この4つの数値はそのまま使用されません。一度すべて100点満点に換算されます。換算された数値はあらためて,a・b・c・dという名前になります。換算の例を図3に示しています。

図3 選考に使用する各種数値(換算得点の例)

A値=120/135
B値=360/500
C値=86/100
D値=125/150
の場合

a=120/135×100=88.9/100
b=360/500×100=72/100
c=86/100
d=125/150×100=83.3/100

上記のように,すべて1度100点満点に計算しなおした数値を,実際の選考に使用します。

図3にあるa・b・cもしくはa・b・c・dを使用して,選考がおこなわれます。(1)-Bに記したとおり,選考は2段階に分かれています。第1次選考では,a・b・cの総合得点で選考がおこなわれ,第2次選考では,b・cの総合得点で選考がおこなわれます。(特色検査実施校では,それぞれの総合得点にdも加わります。)この総合得点のことを「S値」と呼び,第1次選考・第2次選考共に,「S値」の高い順に合格が決まります。神奈川県教育委員会の発表した資料では,第1次選考のS値を「S1」,第2次選考のS値を「S2」と表現しています。この「S値」も単純に合計すればよいというものではなく,図4に示すような計算式で求めることができます。

図4 S値の計算式
【第1次選考のS値】

S1=a×f+b×g+c×h (特色検査実施校では,さらにd×iが加えられます。) ※f・g・h・iは各学校ごとに設定。f・g・hはそれぞれ2以上で合計10となる整数。iは5以下の整数。

【第2次選考のS値】

S2=b×g'+c×h' (特色検査実施校では,さらにd×i'が加えられます。) ※g'・h'・i'は各学校ごとに設定。g'・h'はそれぞれ2以上で合計10となる整数。i'は5以下の整数。

◎特色検査を実施しない場合,S1・S2ともに1000点満点,特色検査実施校では,1100~1500点満点となります。

◎f・g・hの設定の仕方によって,1000点満点中の割り振りが変わります。

例1) f=2,g=6,h=2の場合

S1 = a×2 + b×6 + c×2
200点 600点 200点

例2) f=4,g=4,h=2の場合

S1 = a×4 + b×4 + c×2
400点 400点 200点

f・g・hは,各数値が満点の中で占める割合をあらわします。例1では,1000点中の600点を入試得点が占めるのに対し,例2では400点にとどまります。また,学校成績と入試得点が同じ重みであるということが分かります。

ここで重要なのが,高校の特色や高校がどのような生徒に入学して欲しいかが「S値」にもあらわれるということです。「f・g・h・i」の4つの数値は,各高校が数値を決定し,それぞれ内申点(a)・入試得点(b)・面接得点(c)・特色検査得点(d)にかけ合わされます。つまり,各高校がどの数値を重視したいか,どの能力を重視したいかがここにあらわれるということです。

図4-例1では,入試得点を最も重視します。違う見方をすれば,入試得点は学校内申の3倍重要であるというようにもとれます。例2では,学校内申と入試得点は同等の重要度であるということが分かります。これによって具体的にどのような違いが出るのかを図5(ア)(イ)にまとめています。

図5(ア)では,まったく同じ選考用の数値をもつ生徒が,各高校を受験した場合にS値がどのような差になるかを示しています。まず,横浜翠嵐高校と湘南高校,他の2校では,S値の満点が異なります。これは,図4にも記載の通り,特色検査実施の有無による違いです。満点が違うとどのような影響が考えられるのでしょうか。1つは,各数値の重要度に影響が出ます。例えば,湘南高校と大和高校は,特色検査実施の有無以外は同じ数値を採用しています。入試得点を例にとって見てみますと,湘南高校は1100点満点中の500点,大和高校では1000点満点中の500点を占めます。湘南高校の入試得点の満点に占める割合は45.5%,大和高校は50%です。一見すると大和高校のほうが,入試得点が重要であるように見えます。ただ,ここで考えなければならないのが,特色検査の内容です。特色検査の内容は,非常に高い思考力を要し,入試に次ぐ「学力指標」ともなりうるため,湘南高校の「学力指標」が満点に占める割合は, (500+100)/1100×100=54.5% となり,大和高校の入試割合を超えます。重要度は数値からも判断できますが,後述の特色検査の内容がどのようなものになるかによっても違いがでます。では,特色検査を実施しない高校間ではどうでしょうか。大和高校と川和高校は,ともに特色検査を実施しない,S値が1000点満点の高校です。こちらはいたってシンプルで,各高校が設定した数値のとおりの重要度が見てとれます,この2校の場合,大和高校のほうが「入試得点重視」ということになるでしょう。前述の満点による違いもありますが,このように同じ1000点満点の中でも違いが出ます。

図5(ア) 高校によるS値の違い

A値=120/135
B値=360/500
C値=86/100
D値=125/150
の場合

a=88.9
b=72
c=86
d=83.3

【横浜翠嵐高校】
f=2,g=6,h=2,i=2(特色検査実施)
S1 = 88.9×2+72×6+86×2+83.3×2
 = 948.4/1200

【湘南高校】
f=3,g=5,h=2,i=1(特色検査実施)
S1 = 88.9×3+72×5+86×2+83.3×1
 = 882.0/1100

【大和高校】
f=3,g=5,h=2(特色検査実施せず)
S1 = 88.9×3+72×5+86×2
 = 798.7/1000

【川和高校】
f=4,g=4,h=2(特色検査実施せず)
S1 = 88.9×4+72×4+86×2
 = 815.6/1000

特色検査の有無によって満点が異なるなど,各高校の採用する数値の違いによって,同じ成績,入試得点でもS値に違いが出ます。

図5(イ)では,f・g・hの違いによる,学校内申「1」に対する学力検査の得点の重みを示しています。言い換えると,学校内申の「1」を逆転するために必要な入試得点です。ほぼ,1点で逆転できる学校から,11点でようやく逆転できる学校までさまざまです。入試得点に自信がある場合,2:6:2や3:5:2の高校では受験を有利にすすめられるでしょう。一方で,図5(イ)の表の下へいけばいくほど,入試得点での内申逆転は難しくなるので,受検校選びの際の一要素としては知っておくと良いかもしれません。

また,このS値の比率以外にも,高校ごとの特色が出る制度があります。それは,「重点化」という制度です。これは,第1次選考では調査書の評定・学力検査の得点に,第2次選考では学力検査の得点に,高校ごとの「重要度」を設定できるというものです。ただし,設定できるのは,調査書の評定であれば最大3科目まで,学力検査の得点であれば最大2科目まで,1から2倍までの範囲で設定できます。S値の比率以上に高校ごとの違いがはっきりと出るので詳細は資料を参照ください。「重点化採用校」では「どの科目に力を入れているのか」が最も分かりやすい指標となっていますし,裏を返せば,「重点化非採用校」ではすべての科目を重視しているともとれます。つまり,先述のA値についても高校によっては135点満点でない場合があり,図5(イ)についても重点化採用の高校ではこの限りではありません。

図5(イ) 内申「1」に対する学力検査の得点
比率
(f:g:h)
学力検査
2:6:2 1.2
3:5:2 2.2
3:4:3 2.8
4:4:2 3.7
3:3:4 3.7
4:3:3 4.9
5:3:2 6.2
5:2:3 9.3
6:2:2 11.1

(1)-D 面接について

現在の神奈川県公立入試の大きな特徴の1つですが,面接検査は受検者全員に課されます。以前の入試制度においては,前期選抜受検者のみに課されていました。面接については,各校共通の評価観点として,「入学希望の理由」「中学校での教科等に対する学習意欲」「中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲」が設けられています。これに加えて,学校ごとに異なる評価の観点も設けられています。

また,面接を受けるにあたって「面接シート」の提出が義務付けられています。このシートそのものを評価されることはありませんが,面接はこのシートをもとに進められるため,内容や構成などをしっかりと考えて書く必要があります。面接シートに書かれていることと違うことを面接で話してしまうことがないよう,面接練習とあわせて書き上げていくことが重要です。

(1)-E 特色検査について

学力検査や面接で測ることのできない総合的な能力や特性を見る検査で,実技検査と自己表現検査があります。2019年度入試の特色検査実施校は表でまとめました。

○実技検査

専門学科などで実施する,受検者の適性や能力を把握するための検査です。たとえば,美術関連の学科におけるデッサンや,体育関連の学科におけるスポーツ種目の技能検査など,各学科・コースの特色に応じた内容が実施されます。

○自己表現検査

高等学校が教育活動などの特色と受検者の適性やその能力を把握するための検査です。たとえば,指定されたテーマについてのグループ討論,中学校までの学習を教科横断的に活用した記述課題など,各高校で設定した内容で実施されます。2019年度入試から学力向上進学重点校 (横浜翠嵐,柏陽,湘南,厚木)と一部の学力向上進学重点校エントリー校(希望ケ丘,横須賀,平塚江南の3校)が共通問題と共通選択問題を用いて実施しました。同エントリー校のひとつである横浜緑ケ丘は,学校独自の問題で特色検査を実施しました。

高校名:学科・コース名





●横浜翠嵐
●希望ケ丘
●柏陽
 横浜緑ケ丘
●横須賀
●湘南
●平塚江南
●厚木
 神奈川総合:国際文化
 横浜国際:国際バカロレア
 市立横浜サイエンスフロンティア:理数

(●…共通問題・共通選択問題導入校)



 白山:美術
 上矢部:美術
 厚木北:スポーツ科学
 川崎市立川崎総合科学:デザイン
 横浜市立横浜商業:スポーツマネジメント
 川崎市立橘:スポーツ
 横浜市立戸塚:音楽
 横浜国際:国際科本体
 横浜国際:国際バカロレア
 弥栄:音楽
 弥栄:美術
 弥栄:スポーツ科学

(2)国私立高校の入試制度について

国私立高校での選考方法は,主に推薦枠と一般入試枠の大きく分けて2通りあります。(図6)
図6 国私立高校受験の種類
受験様式 受験形態 基準値のクリア 試験日 選考項目 他校受験
推薦枠 推薦 必要 1月
下旬
調査書
(一部で、面接、作文、適性検査などを実施)
推薦
(確約型)
×
一般
入試枠
専願
(単願)
2月
中旬
学力検査
(一部で、面接を実施)
×
併願
(併願優遇)
一般入試
※不合格の場合,他の私立高校を受験可能。ただし,一般入試枠に限る。

(2)-A 受験形態の違いについて

①推薦枠について

大きく2つに分かれます。図6では,推薦と推薦(確約型)とに分けていますが,簡単に説明すると,難関校とそれ以外の学校では推薦入試の位置づけが異なるということです。難関校を除く多くの学校では,12月中旬ごろに高校側が中学校に示す基準値(内申や出席状況など)(図7)をクリアすると,12月の時点で合格が決まります(確約型)。一方の難関校では,「出願基準」などは示されますが,内申を基準に,面接や作文,適性検査の結果によって合否が分かれます。
図7 基準値の計算方法の例
満点 具体的な数値
135 中2・9科 + 中3・9科×2
(公立高校のA値と同じ)
90 中2・9科 + 中3・9科
50 中2・5科 + 中3・9科
45 中3・9科
25 中3・5科
15 中3・3科

②一般入試枠について

(2)-B 私立受験の際の注意事項

①他校受験【推薦や専願(単願)】…私立高校への進学を第一希望とするので,他の高校を受験することはできません。
②他校受験【併願】…主に公立高校受験者がその私立高校を第二希望(いわゆる,すべり止め)として受験するパターン になります。併願相手は公立高校のみであることが多いです。
③他校受験【一般入試】…日程調整さえできれば,何校でも受験可能です。
私立高校の受験のために準備しておくこと
私立高校を第1希望としている場合,その学校で推薦や専願(単願)での選抜を実施しているのであれば,基準値をクリアして推薦や専願(単願)で受験をすることが望ましいです。 私立高校を,公立高校などのすべり止めとして受験するのであれば,併願での受験をする受験生が多数を占めます。ただし,公立トップ校を受検する場合に,「併願校」の数ランク上の私立高校を一般入試で受験するケースも非常に多いです。なお,一般入試での受験を考える場合,得点力を上げることが重要です。

2.受検状況の推移

今春の公立中学校卒業生数は昨春と比較して384人減少の見込みとなり,これに合わせ公立高校の募集定員は233人減少しました。公立高校の募集定員は,例年夏頃までに卒業生数の見込み数をもとに公立高校と私立高校間で調整が行われます。今年度も公立高校の定員は昨年並みの卒業生数のおよそ62.5%となりました。下表の卒業生数は,学校基本調査における公立中学校各学年生徒数を卒業年に合わせたものです。

◆表 公立中学卒業生数と公立高校募集人員
◆表 公立中学卒業生数と公立高校募集人員①
◆表 公立中学卒業生数と公立高校募集人員②

2019年度神奈川県公立高校入試の全体倍率(受検者数÷合格者数)は1.19倍でした。今年度は公立志向もいったん落ち着いたように見られます。今後も1.2倍程度で推移するものと思われます。

◆表 受検状況 共通選抜
◆表 受検状況 共通選抜①
◆表 受検状況 共通選抜②

※受検者には追検査受検者を含み,実質倍率は受験後取消者数(328人)を除いて算出

では,高校ごとの倍率を見てみましょう。下表は,全日制普通科の受検時倍率TOP10です。この10校は全体倍率を大きく上回る倍率でした。また,依然旧学区トップ校の人気は高く,TOP10のうち5校がランクインしています。準トップ校の人気も高く,例年同様,上位校を目指す層は志望の意思が堅いことがうかがえます。

◆表 全日制普通科 受検時倍率 TOP10
2019年度入試 2018年度入試
高校 定員 受検者数 受検倍率 高校 定員 受検者数 受検倍率
横浜翠嵐 358 730 2.04 横浜翠嵐 358 746 2.08
横浜緑ケ丘 278 486 1.75 多摩 278 487 1.75
湘南 358 609 1.70 横浜緑ケ丘 278 449 1.62
多摩 278 456 1.64 新城 268 408 1.52
光陵 278 444 1.60 川和 318 475 1.49
横浜市立桜丘 318 495 1.56 光陵 278 414 1.49
横浜平沼 318 473 1.49 湘南 358 532 1.49
横浜市立金沢 318 472 1.48 川崎市立高津 278 405 1.46
横浜市立南 38 56 1.47 大和 278 403 1.45
川崎市立橘 198 291 1.47 横浜市立戸塚 279 403 1.44
続いて全日制普通科以外の学科の受検倍率TOP10です。こちらの10校も全体倍率を大きく上回りました。
◆表 単位制普通科・総合学科・専門学科 受検時倍率 TOP10
2019年度入試 2018年度入試
高校 定員 受検者数 受検倍率 高校 定員 受検者数 受検倍率
市立横浜商業:国際学科 35 73 2.09 市立橘:国際科 39 72 1.85
神奈川総合:個性化コース 159 299 1.88 上矢部:美術科 39 70 1.79
市立横浜商業:スポマネ※1 39 72 1.85 市立横浜商業:スポマネ 39 68 1.74
神奈川総合:国際文化コース 89 160 1.80 市立川崎総合科学:情報工学科 39 63 1.62
弥栄:美術科 39 66 1.69 YSFH※2:理数科 238 373 1.57
市立川崎総合科学:デザイン科 39 61 1.56 市立川崎総合科学:建設工学科 39 61 1.56
市立川崎総合科学:電子機械科 39 60 1.54 神奈川総合:国際文化コース 89 135 1.52
市立東:単位制普通科 268 395 1.47 相原:畜産科学科 39 59 1.51
市立戸塚:音楽コース 39 57 1.46 横浜国際:国際科 138 206 1.49
横浜清陵:単位制普通科 268 389 1.45 市立川崎総合科学:電子機械科 39 57 1.46

※1 スポマネ…スポーツマネジメント科  
※2 YSFH…横浜サイエンスフロンティア

一方で,定員割れとなった全日制の高校は2018年度と比較し,大幅に増加しました。下表は,合格発表後学則定員に満たない場合に実施される「二次募集」の実施校です。県全体では倍率1.4倍を超える人気校も,定員割れとなる不人気校も昨年より増加し,より二極化が進んでいます。

2019年度共通選抜学力検査 昨年の傾向を維持 今後も同様の方針か

共通選抜入試では「内申点」「学力検査得点」「面接得点」「特色検査得点」の4つの指標を用いています。学力検査は2017年度のマークシート方式導入により5科目とも問題が易化しましたが,2018年度は一転して難化しました。2019年度入試でも昨年の傾向を引き継ぎ,すべての教科で単なる知識を答えるのではない,複数の情報を関連させながら解く問題が出題されています。
◆表 共通選抜(全日制の課程)の合格者の教科別平均点
満点 外国語
(英語)
数学 国語 理科 社会
2019年度 100点 49.8 59.1 50.3 61.3 42.5
2018年度 100点 56.1 65.6 56.0 45.3 41.8
2017年度 100点 51.9 73.1 63.5 46.9 54.5
昨年と比較し,科目にばらつきはあるものの5科目の合計点の平均は前年度に比べて6点下がりました(湘南ゼミナール調べ)。神奈川県公立入試では,2020年の大学入試改革や2021年度の指導要領改訂を見据えて,「詰め込んだだけの知識ではなく,総合的な思考力を必要とする問題」が今後も出題され続ける可能性は高いと思われます。事前の準備として普段から物事の基礎や原理原則に基づいた学力を身につけることが重要です。

1)第1次選考は内申重視,第2次選考は学力検査重視の傾向が続く

今春はクリエイティブスクールを除く全日制196学科・コースのうち104学科・コース(全体の約半分)が第1次選考のS値における「内申:入試:面接(:特色)」を「4:4:2」(内申・学力バランス型)の割合で選択しました。このタイプは昨年度より2学科・コースの増加となりました。また,「面接=2」を選択した割合は約97%でした。一方,旧学区トップ校は全17校中,川和,新城,小田原,相模原を除く13校が「2:6:2」または「3:5:2」の学力検査重視型です。差のつきやすい学力検査に高いウェイトをかけ,より高い学力の生徒に通ってほしいという高校のスタンスがうかがえます。
第2次選考は「入試:面接(:特色)」,つまり内申をのぞいたS値で選考が行われます。今春はこの割合を「8:2」とする高校が昨年よりも1校減り107校となりましたが,依然として半数以上の学科・コースで入試重視の状況が続いています。
◆図 2019 全日制196学科・コースにおける「学力検査」の選択割合(内:内申,学:学力検査,面:面接)
◆図 2019 全日制196学科・コースにおける「学力検査」の選択割合

(クリックまたはタップで拡大できます)

2)面接や特色検査の合否に与える影響

新入試制度に伴い,全高校で全受検生が面接を受けるようになって7年目となった今春の入試では,16学科・コースで自己表現検査,12学科・コースで実技検査が行われました。自己表現検査はクリエイティブスクールを除いてそのほとんどが旧学区トップ校で実施されました。筆記試験型の自己表現検査を実施した高校では,非常に高い「理解力」や「思考力」,「表現力」を測るために工夫された出題がなされました。2019年度入試から一部の高校では共通問題・共通選択問題で実施されています(P2)。実技検査は,芸術や体育等に関する学科と横浜国際高校国際科で実施されました。いずれも科目ごとの学力検査では測ることができない能力を測るための検査といえるでしょう。
では,この「特色検査」および「面接」は合否に影響を与えるのでしょうか。
◆表 内申と入試開示得点における合否との兼ね合い
高校 内申(A値) 得点(B値) 面接(C値) 特色(D値) 総合(S値) 合否
横浜翠嵐 131 433 92 51 1000 ×
110 413 92 87 1017
川和 132 376 80 852 ×
132 362 88 857
上の表は「面接」や「特色検査」によって,逆転が起こっていると考えられるケースを一部抜粋したものです。2017年度より全受検生に合否結果通知とともに答案開示が行われ,答案の採点結果と面接得点を知ることができるようになりました。内申や学力検査得点で下回っているにもかかわらず,「面接」や「特色検査」による逆転が起こったことが見られます。旧入試制度のように,「内申」と「学力検査」だけでは,学校毎のラインや合格可能性を探ることが難しくなっています。反面,こういった新入試の傾向が認知されたことで,「内申が過去の受検者平均より低くても学力検査や特色検査,面接で逆転する」作戦が取りやすくなったともいえます。

3)3校受験(公立+併願私立+チャレンジ国私立)は依然多数

近年,3校以上受験するパターンが増加しました。前述のとおり学力検査重視の傾向や特色検査の導入により合否が合格発表まで読みづらくなったことで,公立高校に不合格の場合でも,第一志望の公立と同じレベルの国私立高校に通いたいという生徒・保護者の希望が背景にあります。2019年は横浜翠嵐受検者では約72%,湘南受検者では約74%と,依然として多くの受験生が3校受験をしています。
よく見られる受験パターンを表にまとめました。事前相談でいわゆるすべり止めの私立高校を決定し,一般入試(オープン入試)の国私立高校にチャレンジ受験をします。これにより,上述の通り当日欠席や合格発表前辞退の増加につながっています。ただし,一部の私立高校では私立高校同士の併願受験を認めていない場合がありますので,学校説明会等での確認が必要です。
◆表 3校受験の例
公立 私立併願 国私立一般入試
横浜翠嵐
湘南
柏陽
光陵
川和
横浜緑ケ丘
希望ケ丘
桐蔭学園
山手学院
日本大学
青稜
鎌倉学園
日本大学藤沢
桜美林
東京学芸大学附属
慶應義塾
早稲田実業
青山学院
桐光学園
法政第二
法政国際

国私立高校入試の概況

国私立高校を第1志望にする方はもちろんですが,公立高校を第1志望にする方でも,併願先の選択の仕方によって,受験プランが大きく変わります。

今年の変更点を以下に記しますので,ご確認ください。

1)神奈川県内私立の変更点

高校名 変更点
麻布大学附属 新設:S特進クラス
入試制度:一般オープン入試募集を進学クラスのみ→S特進・特進・進学の全クラスに拡大
英理女子学院 校名:高木学園女子→英理女子学院
科・コース新設・改編:「i グローバル部」「キャリア部(進学教養コース,ビジネスデザインコース,情報デザインコース,ライフデザインコース)」の普通科2部体制
「i グローバル部」は新設。「キャリア部」は従来の普通科・商業科・情報科・家庭科を集約改編して設置
入試制度:「i グローバル部」書類選考を実施
関東学院六浦 入試制度:ラグビー部入試・一般英語型入試(留学希望者)のみ募集→通常クラスの一般入試再開,書類選考のみ。英語型入試はGLEとし,ターム留学または1年留学必須。ラグビー部入試は継続
聖ヨゼフ学園 2023年より
共学化:女子⇒共学 男子募集開始 2020年に中学共学化
向上 入試制度:書類選考導入。推薦・一般問わず特待チャレンジ・上位クラスチャレンジ試験受験者のみ筆記試験を実施。
白鵬女子 科・コース新設・改編:セレクトコース→セレクトコースα・β
緑ヶ丘女子 入試制度:書類選考導入。上位コース・特待生を希望する受験生には参考試験を実施
横浜 2020年より
共学化:男子⇒共学 女子募集開始
横浜学園 科・コース新設・改編:特進コース→クリエイティブコースに改編
横浜富士見丘学園 コース新設:理数特進クラス(男子募集のみ)
共学化:女子→共学。理数特進クラスのみ2年次より男女混合クラス
※スタンダード,グローバル&サイエンスコースは女子募集のみ
インターネット出願 新規実施校 英理女子学院,横浜富士見丘学園

2)東京都内私立の変更点(一部抜粋)

高校名 変更点
上野学園 入試制度:音楽科(器楽・声楽)一般入試で併願優遇制度導入
桜美林 クラス新設・改編:一般・選抜クラス→進学・特別進学・国公立の3コース制
小野学園 2020年より
校名:小野学園女子中学・高等学校→品川翔英中学校・品川翔英高等学校
共学化:男子募集開始
その他:校訓・教育目標・校歌・制服など変更予定
関東国際 入試制度:普通科日本文化コースの推薦・一般・帰国生入試の募集中止。外国人生徒対象入試のみ実施
麹町学園女子 入試制度:一般第2回でActive English入試を再導入,英語+面接(日本語・英語)で選考
駒込 科・コース改編:スーパーアドバンス→特Sコース,アドバンスA→Sコース
桜丘 入試制度:CLクラスの思考力テスト(選択)を中止。必ず学科試験を受験
実践学園 クラス新設:LA&S(リベラルアーツ&サイエンス)・SS(スポーツ・サイエンス)[男子のみ]の2コースを新設
自由ヶ丘学園 科・コース改編:特別選抜・総合選抜・総合進学の3コース→特別選抜PG(プログレス)・選抜進学SR(サイエンス)・選抜進学G(グローバル)・選抜進学AS(アスリート)・総合進学F(フロンティア)の5コース
入試制度:英語優遇入試制度導入。英検資格3級以上で併願優遇入試・一般入試において加点優遇
制服変更:2019年度より新制服
修徳 科・コース改編:特別進学クラス→特進クラス,文理選抜クラス→選抜クラス
順天 入試制度:推薦Ⅲを廃止
杉並学院 科・コース改編:特進コース→特別進学コース,文理コース→総合進学コース
成城 募集中止:高校募集中止
玉川聖学院 入試制度:一般入試Ⅲ(公立・私立併願優遇)導入
※Ⅰは第1志望,Ⅱは公立併願優遇,Ⅳはフリー受験
中央大学附属 入試制度:帰国生入試導入
東京家政学院 普通科・コース改編:アドバンスト・スタンダードの2コース→アドバンスト・リベラルアーツの2クラス
東京家政大学附属女子 科・コース改編:躍進i –E→Eクラス,躍進i→iクラス
東京女子学院 科・コース改編:グローバルスタディ・グローバルキャリアの2コース→スタディアブロード[SA]・セレクトラーニング[SL]・フードカルチャー[FC]の3コース
東京立正 科・コース新設:イノベーションコース新設
東洋女子 制服:2019年度より新制服
二松學舎大学附属 入試制度:進学コースにC推薦導入(内申基準低めで適性検査実施の単願推薦)
日本工業大学駒場 入試制度:一般第2回でマイワーク入試導入。普通科総合進学コース・理数工学科で実施。自分の興味,趣味,関心のある事柄を調査,研究,収集,創作し,それをアピールできる者を対象に「作文」と「面接」で選考
広尾学園 募集中止:本科コースの高校募集中止
文華女子 科・コース改編:大学進学コース→選抜コース,総合進学コース→進学コース
宝仙学園[女子部] 募集中止:進学コースの募集中止(保育コースのみ募集)
武蔵野大学 校名:武蔵野女子学院→武蔵野大学
科・コース改編:総合進学・文系創造・理系医療・国際交流の4コース→本科・ハイグレード選抜・インターナショナル選抜の3コース
共学化:2019年度より中学,2020年度より高校が共学化。女子→共学
制服:2019年度より新制服へ
村田女子 科・コース改編:普通科アドバンスト[αβ]・スタンダードの2コース→グローバルリーダー・スーパー特進・特進の3コース。商業科アドバンスト・スタンダードの2コース→スーパーライセンス・ビジネスライセンスの2コース
教育連携:広尾学園と教育連携
明法 共学化:男子→共学,2019年より共学募集。中学は男子のみ
目黒日本大学 校名:日出→目黒日本大学(日本大学の準付属校となる)
科・コース改編:国際・特進・進学・スポーツ・芸能の5コース→進学(特進クラス・N進学クラス),スポーツ・芸能(スポーツクラス・芸能クラス)の2コース
目白研心 科・コース改編:選抜コース→総合コース
安田学園 入試制度:S特進コースも推薦・一般併願優遇制度を導入
インターネット出願 新規実施校 神田女学園,京華商業,京華女子,芝浦工業大学附属,自由ヶ丘学園,杉並学院,成蹊,正則,大東文化大学第一,中央大学附属杉並,貞静学園,東京実業,東京女子学園,東京成徳大学,日本大学櫻丘,藤村女子,堀越,明星学園,明治学院,立志舎

3)数字のマジックにご注意!公立高校とは異なる「合格者数」

下表に,難関私立高校の応募状況や合格者数,倍率の情報を一部抜粋しました。難関私立高校に限りませんが,私立高校の一般入試では募集人員を超える合格者が出ます。これは,合格者が通う高校を選択するためです。多くの場合は,私立高校をいわゆる「滑り止め」として受験するため,公立高校の合格者が私立高校への入学を辞退します。公立高校へ合格した場合,公立高校への入学を辞退することはできませんので,私立高校の一般入試では多くの学校で公立高校合格による入学辞退や他の私立高校への合格による辞退者を想定し,募集人員よりも多くの合格者を出すのが一般的です。下の表で「募集人員」と実際の「合格者数」をご確認いただけます。
◆表 難関私立高校一般入試状況(抜粋)
高校 方式 募集人員 応募者数 受験者数 合格者数 実質倍率
青山学院 一般
男子
約80 411 340 103 3.30
一般
女子
498 418 111 3.77
渋谷教育学園幕張 学力
男子
約55 478 476 165 2.88
学力
女子
195 194 42 4.62
鎌倉学園 B方式 20 116 114 51 2.24
慶應女子 一般 約80 490 478 128 3.73
法政第二 学科

男子
70 549 531 102 5.21
学科

女子
55 303 296 82 3.61
法政国際 探究

学科
(※)
50 430 413 124 3.33
探究

思考
(※)
約10 51 45 9 5.00
IB

Ⅰ期
(※)
20 36 36 11 3.27
IB

Ⅱ期
(※)
18 18 4 4.50

※探究:グローバル探究コース 思考:思考力入試 IB:国際バカロレアコース

3.2019年度神奈川県公立入試 科目別講評

1) 英語

全体の問題構成や配点は昨年度入試を踏襲する形となった。問6以降の読解問題において,総語数が昨年と比べ400語程度増加したため,これまで以上に速く問題を読み解くことが求められた。全体的に難易度はやや上昇したと考えられる。
問1 リスニング問題の(ア)では,聞こえてくる語句のみではなく,会話文を正確に理解した上で選択肢を選ぶ必要がある。また,選択肢の英文が長くなったため,解答するまでに時間がかかったと予想される。
問4 並べ替え問題の(ウ)では, 1つの単語に品詞が複数ある likeや watchが選択肢内に紛れており,よく考える必要があった。
問8の対話文読解問題では,昨年度550語程度だったものが,750語程度まで語数が増加した。「防災」というテーマは社会情勢として必要不可欠ではあるが中学生の話題として頻繁に挙がるものではないため,読み進めるのに時間がかかった受検生が多かったのではないか。
昨年同様4技能をバランスよく問う問題となっている。2021年度以降の新指導要領では,「日常的な話題や社会的な話題」に関して,英語を「話す・聞く・読む・書く」という4技能を活用することが求められている。インプットするだけでなくアウトプットを繰り返し,幅広い話題に触れて,総合的な英語力を鍛えることが大切だ。

2) 数学

昨年と比べ,問題数が増加したうえに,難化した設問も複数見られた。解答形式はマークシート・記述解答の併用で,記述解答の多くは難問だった。
問1の計算,問2の小問集合は例年通りの出題形式であった。
問3で出題された平面図形の2題はいずれも難しく,残る1題の方程式も一般的な解法を使えない条件になっており,思考力が問われた。
問4の関数は,(イ)から解法手順が複雑になっており,計算力が求められた。(ウ)も2つの図形の面積が等しくなる点の座標を求める難易度の高い問題であった。
問5の確率は,条件の把握に加え,場合分けが必要であり,情報処理能力が求められた。
問6の空間図形は,三角柱を用いた問題で,(ア)と(イ)は例年通りの出題傾向であったが,(ウ)は解法に気づくために正確に作図をする必要がある。
問7の証明は,(イ)において特殊な図形になるための条件を問う新傾向の出題があった。(ウ)は解法手順が複雑で,苦労した受検生は多いだろう。
今後は,平面図形を中心に各学年で学習する内容を複合的に扱う演習を繰り返し,応用力を身につける必要がある。全国都道府県の入試問題など,様々な出題傾向の問題に触れておきたい。

3) 国語

昨年と問題形式に大きな変化はなかったものの,問1の漢字,問5の資料読み取り作文の難度が上がり,全体的にやや難しくなった。
問1の漢字は,読みに漢検2級のものが出題され,漢字の書き取り選択問題において普段目にすることの少ない熟語が多く出されたため,難度が大きく上昇した。
問2の古文は,文章が読み取りやすく,選択肢もわかりやすいものが多いため,解きやすいものだったといえる。
問3の小説は,文章自体はそれほど難度の高いものではないが,選択肢の正答において本文内容を抽象化したものがあり,かつ迷いやすい選択肢が多めであったため,難度は上がった。
問4の論説は,文章内容が理解しやすく,問題も解きやすいものが多かった。
問5の資料読み取り作文は,(ア)と(イ)の両問において,丁寧な読み取りが必要となり,難度が上がった。
単元や単問ごとの難易度に変化はあるものの,丁寧な読解力,問題解答力,時間内に解ききる情報処理能力が必要とされることに変わりない。神奈川県入試を意識しつつも,他都道府県の問題を解き,様々なパターンに慣れておくことが必要である。

4) 理科

全体の構成や問題数などは昨年度入試と大きな変化はなかった。難易度については昨年度入試に比べると易化したといえる。基礎的な知識を問う問題がここ数年の中では多い印象である。ただし,以前と変わらずに知識だけではなく,原理原則を理解した上で解答する問題が多くちりばめられているので注意が必要である。
問1・問5の物理分野では,文章や図表から読み取った内容を原理原則にあてはめて解く問題が見られた。問2・問6の化学分野では,化学変化・イオンの問題が出題されたが,基礎的な知識を問う問題が多かった。問3・問7の生物分野では,それほど高度な知識は必要とされないが,問題文を正確に読み取る力が求められている。問4・問8の地学分野では,与えられた情報の読み取り・知識・計算と非常にバランスの良い構成となっている。
今後の対策としては,教科書レベルの正確な知識を身に付けることはもちろんだが,問5~問8のように文章や与えられた図・表などから読み取った情報を自らの知識や原理原則と結びつけて思考する練習をしていくと良い。実験器具の操作の理解やグラフの読み取りが重視される傾向は,今後も続くだろう。

5) 社会

昨年大幅に難度が上がった社会は,今年度,難易度に大きな変化はなかった。昨年同様,難度は高い。
用語の意味や因果関係など背景を理解していないと解けない問題や,原理・原則を問う問題,資料から思考する問題,複数思考が必要な問題,地歴公の融合問題など,単純な知識で解ける問題が少ない。文章記述問題は6字以内のものが1題だけであったが,選択肢においてひっかかりやすいものが多く,深く思考しないと誤った選択肢を選んでしまう可能性がある。単純な資料読み取り問題は出題されていない。
地理では,時差の出題がなくなり,地形図問題の難度が上がった。また,割合の理解を必要とする問題が複数出題された。
歴史では,語句の深い内容を問う資料問題が複数出題されている。文化史は出題されなかった。唯一出題された文章記述問題は,答えがかなり絞られるものであった。文章記述の傾向は今後も続くと予想される。
公民では,組み合わせによる複数思考を必要とする問題や,為替・貿易などの原理・原則を問う問題が多く出題された。
今後の対策としては,教科書をベースに,語句の細かい内容や原理・原則の理解が必要となる。社会は単純な暗記科目とは言えなくなりつつある。

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