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小3~小6/中1~中3

平成30年度 千葉県前期選抜入試講評について

2018.02.15

千葉県前期選抜入試講評について湘南ゼミナール千葉県の各教科の担当者からご報告いたします。

(各教科へはこちらから)英語数学国語理科社会


<英語>

「読解力・リスニング力重視の傾向は変わらず」

〈難易度〉例年並み

〈総評〉大問数は昨年同様9題だが、今年も問題形式や問題数、配点に若干変更があった。
しかし、各大問のレベルはほぼ変わらないため、今年の平均点も例年並みと思われる。
内容面では、これまでと変わらず文法力よりも読解力やリスニング力が求められる問題が多いため、
日頃から短めの文の読解演習やリスニング教材を通して英文に慣れ親しんでおく必要があるだろう。
また、それらの土台となる英単語は教科書レベルのものがほとんどであるので、教科書を用いて覚えていくと良いだろう。
後期も大幅な変更はないと思われるので、過去問演習が最も有用であろう。

大問1~大問4「リスニング」

〈難易度〉例年並み

〈講評〉大問1の問題数が昨年までの2問から3問に増え、代わりに大問3の問題数が2問に減った。また、昨年変更のあった大問4は、「ヒントを聞いて、それに当てはまる単語を答える」という形式から「文章を聞いて、その要約文の空欄に当てはまる単語を答える」という形式となった。そのため大問4は昨年よりもやや難化したが、大問1から3は例年よりも判断しやすい問題が多く、全体としては例年並みのレベルであった。

大問5「文法(語形変化・語順整序)」

〈難易度〉易化

〈講評〉例年どおりの形式である。語形変化は昨年難易度が高かったが、今年は平易であった。
語順整序は、ここ数年教科書程度の文が多く、取り組みやすいものとなっている。
例年出題されている「目的格の関係代名詞の省略」は今年も出題されたが、
ここ数年ほぼ必ず出題されていた「分詞の形容詞用法」「間接疑問文」「不定詞」「前置詞+動名詞」は出題されなかったので、
後期はこれらが出題される可能性が高いと思われる。

大問6「条件英作文」

〈難易度〉例年並み

〈講評〉例年どおりの「絵を見て、考えられるセリフを答える」形式の問題であった。過去問演習を徹底して行っていれば難しくなかったであろう。

大問7「短文読解」

〈難易度〉やや難化

〈講評〉昨年なかった英問英答が再び出題された以外は、例年どおりの形式である。
一方、適語選択が内容を理解していないと判断しにくい問題であったことや、
英問英答の直接的な答えが文中になかったことで難易度は例年よりも若干高めであったと思われる。
また、解答には直接の影響はないものの、so that構文など私立入試などによく見られる少し難しめの構文も若干見受けられた。
なお、例年5点であった英問英答は4点となった。

大問8「長文読解」

〈難易度〉例年並み

〈講評〉例年どおりの形式である。昨年同様、文章からグラフを選択する問題が出題されており、より実用的な読解力が求められていることがわかる問題構成となっている。なお、例年3点であった適語補充は4点となった。

大問9「対話文読解」

〈難易度〉やや易化

〈講評〉例年どおりの形式である。昨年ほどひねった内容ではなく、問いの前後の内容が分かれば答えらえる問題であった。

<各教科講評へ英語数学国語理科社会


<数学>

「問題傾向は例年通り、難易度は前年より易化」

<講評>

例年と同じ大問5問構成で、問1、2が小問(作図あり)、問3が関数、問4が図形(証明あり)
問5が規則性からの出題でした。全体的に易化した印象ですが、大問3(3)、大問4(3)は
例年通り難易度が高い問題が出題されました。教科書の基礎・標準レベルの問題から千葉県特有の
難易度の高い問題までバランスの良い出題内容でした。

問1 〈難易度〉やや易化

<講評>

例年通り6問、計算小問からの出題でした。教科書などを使用して日頃から勉強をしていれば
満点が狙える内容です。昨年出題された二次方程式の解の公式を用いる計算は出題されず
例年通りの因数分解が出題されました。

問2 〈難易度〉易化

<講評>

こちらも例年通り5問、小問集合からの出題でした。(1)比例定数(記号選択)
(2)度数分布表(3)三角柱の投影図(4)確率(さいころ)(5)作図
の、(1)~(4)は例年よりやや易しいです。(5)の作図(正方形)はここ数年
の前期入試の作図の中で最も得点しやすい問題でした。例年より多くの受験生が
得点できたのではないでしょうか。

大問3 〈難易度〉やや易化

<講評>

こちらも例年通り3問、関数分野からの出題でした。(1)(2)が
例年より得点しやすい問題でした。(3)の面積比は直接面積を計算すると
非常に煩雑になってしまいます。面積比の条件を的確に利用できるかどうかで
差がついたのではないでしょうか。

大問4 〈難易度〉やや易化

<講評>

こちらも例年通り3問、図形分野からの出題でした。(1)の穴埋め
(2)の証明ともに教科書の標準レベルの問題でした。誘導に沿って進めていけば
完答できたのではないでしょうか。
(3)の円の半径の問題は問題文に円が図示されていない、近年では出題されていない
新傾向の問題でした。四角形ACGBが長方形になることと、求める円がBGF
(またはBDF)の外接円の半径であることに気付けるかどうかが鍵でしょう。
応用的な問題に幅広く触れている受験生は得点できたのではないでしょうか。

大問5 〈難易度〉やや易化

<講評>

こちらも例年通り、規則性からの出題でした。(1)(2)は実際に数字を数え上げれば求めることができます。
(3)は紙の総枚数が三角数になっている点に気付けるかが鍵でしょう。
(4)は50番目の白紙の数を求めればいいことに気づけば解答できるでしょう。
例年に比べ、非常に有名な規則が使われたので、発展問題を多く学習している受験生は得点できたのではないでしょうか。

<各教科講評へ英語数学国語理科社会


<国語>

「総合的な国語力が試される入試」

総評;文章題は、正確に文章を読み解く力が求められ、本来の国語力が問われる出題が多く、本質をつく試験といえるだろう。テクニックや感覚で解いてしまう生徒は、間違えが増えると思われる。今後、読解力も含めた総合的な国語力が求められる入試になると思われる。全体的な難易度は若干上がったと思われる。

漢字(難易度低め)
読み「巧拙」以外は、落とせない問題。

知識(難易度低め)
例年通り。文法やことわざ、敬語表現など、幅広い知識が問われている。

説明文(難易度若干高め)
穴埋め問題は難易度高い。前後の相同表現だけでなく、文章をしっかり読み込む力も求められる。

小説(難易度若干高め)
心情問題が中心。選択肢に流されると誤答する問題が多い。説明文と同様に文章を正確に読み込む力が求められる。

古典(難易度普通)
特に大きな変化もなく、変わった問題もない。失点ができない部分。

作文(難易度高め)
表を読み取る形式から、ポスターの工夫されている部分を表現し、その理由まで書く問題。今まで自分の考えや体験など、想像上で書いていた生徒にとっては、苦労する問題である。逆に考えなど自己のことを書くことが苦手な生徒にとっては、書きやすいと思った生徒もいると思われる。

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<理科>

全体講評:前年より易化

「教科書内容の徹底理解を」

例年と同じ大問9問構成で、中1内容からは物理(光・ばね)・生物(対照実験)・地学(火山)・化学(溶解度)、中2内容からは地学(天気)、中3内容からは生物(食物連鎖)、物理(分力)、化学(化学電池)が出題されました。

全体的に基本的な内容が多く、教科書を読み、用語に対する理解を深めていれば答えに困ることは無かったと思います。教科書のコラムやトピックにも目を通す習慣をつけましょう。

問1 <難易度>やや易

<講評>
基本的な問題のみの構成でした。(2)の液状化は千葉県の受験生ならほとんど解けたのではないでしょうか。

問2 <難易度>

<講評>
入射角と反射角、密度の違う物質間を通過する際の屈折角の基本的な知識が問われました。何故光が折れ曲がるのか、原理をしっかり理解しましょう。

問3 <難易度>普通

<講評>
こちらも教科書準拠の基本的な用語が理解できていれば回答に困らなかったでしょう。多細胞生物と単細胞生物の種類は、絵で見て名前と分類を確認しましょう。

問4 <難易度>普通

<講評>
火砕流については詳しい内容を知らない生徒も多くいたかもしれません。火山は、火成岩の種類、鉱物の分類、山の分類を体系的にまとめて覚えましょう。入試問題は教科書内容に似せて作成される傾向にありますので、表や絵も逃さず確認しましょう。

問5 <難易度>やや易

<講評>
溶解度は全国的に見ても出題頻度が多い問題です。千葉県は必ず実験の手順が必要な問題が出ます。学校での実験の授業、考察を大切にしましょう。

問6 <難易度>やや易

<講評>
生態系の問題でした。炭素の移動や、分解者の具体例は頻繁に出題されるので、菌類・細菌類以外に何が分解者に分類されるのか調べておきましょう。

問7 <難易度>やや難

<講評>
中1のばねと中3の台車の両方の知識を扱う問題でした。
動滑車には重さがないが、台車には重さがあるなど、問題文から正しく条件を読み取ることが大切です。
(3)(b)は図3の数値を使って、斜面に平行な重力の分力の大きさを出す必要があり、
図や問題文から必要情報を抽出する力を要しました。台車自体の重さを考えずに計算し、間違えた生徒が多く出たと思われます。

問8 <難易度>やや易
<講評>
教科書レベルの出題で、ミスが命取りになる問題でした。

問9 <難易度>やや易

<講評>
毎年必ず計算の問題は出題されています。今回のような水蒸気量の算出だけでなく、発熱量、密度、圧力などの計算も繰り返し解いて、理解を深めましょう。

<各教科講評へ英語数学国語理科社会

<社会>
全体講評
前年に続き難易度の高い入試、応用問題も多数出題

〈難易度〉
前年並み

〈総評〉

前年に続き思考力や判断力を問う難易度の高い入試となりました。
とりわけ地理分野に応用問題が多くみられました。
問2(日本地理)では、地形図上の面積を求める問題が出題されましたが、定番の正方形の面積ではなく、
地形図上の湖のおおよその面積を求めることを要求されました。
問3(世界地理)では、第一次世界大戦当時のアフリカの独立国を答えさせる問題が出題されましたが、
近年の入試問題ではまず見られない問題だったため、受験生の正答率は低いと思われます。
歴史分野は、前年と同様に歴史用語の漢字・カタカナ書きを指定した語句記述や用語の意味を選ばせる問題が出題されました。
幕府の仕組みに関する問題や世界恐慌発生時の各国の経済政策に関する問題は用語の意味の正確な理解が求められました。
また、2年ぶりに絵画に関する問題が出題されました。
公民分野は、アルファベットの略称に関する問題やドント式に関する問題が出題されるなど
過去の入試問題を踏襲した一方で、フェアトレードの説明を選ばせる問題など、
昨年と同様に現代社会に関わる比較的新しい用語が出題されました。
記述問題は、歴史分野で一題、公民分野で二題という定番の形式に戻りました。
江戸時代の教育に関する記述と介護保険制度の説明記述は、
条件語句と前後の文脈を確認すれば十分正答を書くことができる難易度でしたが、
予算の議決に関する記述は条件語句がなかったために難易度は高く、受験生は書くのに苦労したと思われます。

 後期に向けての対策についてですが、教科書の熟読をおすすめします。
近年の千葉県入試では語句の説明の選択や記述が出題されやすく難易度も高めです。
教科書の太字だけではなく、説明部分も熟読し、用語の意味を理解できるように心がけるとよいでしょう。

問1〈難易度〉例年並み

〈講評〉

 前年と同様に、千葉県のグラフの読み取りが出なかったかわりに、公民分野で近年出題されているアンケート形式の読み取りが出題されました。それ以外の設問は比較的平易な空欄補充と並び替え問題だったため、問1の得点率は高いと思われます。

問2〈難易度〉やや難化

〈講評〉

 雨温図は平易な問題なので難しくありませんでしたが、地形図上の面積を求める応用問題は問題文の意図を十分に読み取れず、ひっかかった受験生は多かったのではないでしょうか。

問3〈難易度〉昨年並み

〈講評〉

 前年と同様に難易度が高い問題が多くありました。とりわけ難しかったのが、第一次世界大戦当時のアフリカの独立国を答えさせる問題です。正答を選べた生徒は少なかったと思われます。また地図上の正反対の地点の求め方が4年ぶりに、時差の計算が2年ぶりに出題されました。

問4〈難易度〉例年並み

〈講評〉

極端に難しい問題はありませんでしたが、幕府の仕組みに関する問題は二段階の思考(鎌倉府の特定→説明を選ぶ)を要求しているため難易度は高かったと思われます。対して、条件記述の問題は前年に比べ平易になっているため、条件文の文脈を整理できれば十分に正解できたと思われます。

問5〈難易度〉易化

〈講評〉

前年に比べると取り組みやすい問題だったと思われます。
絵画に関する問題が2年ぶりに出題されましたが、日本の文化でなく、ピカソのゲルニカだったので、
面を食らった受験生も多いと思います。第二次世界大戦の勃発に関する選択問題の難易度はやや高かったと思われますが、
並び替えも平易な問題だったため、全体的な難易度は下がっているといえます。

問6〈難易度〉例年並み

〈講評〉

記述問題の難易度はそこまで高くありませんでしたが、税制に関する問題は直接税と間接税の判別だけでなく、
国税と地方税の判別まで要求されたため難易度は高めだったと思われます。

問7〈難易度〉難化

〈講評〉

5年ぶりにドント式が出題されましたが、問題演習で触れていた受験生は十分に正答できる問題でした。
対して、記述問題は条件語句もなかったため、何を書くべきか悩んだ受験生は多かったと思います。全体でみると難化したといえます。

問8〈難易度〉例年並み

〈講評〉

略称「EPA」を答えさせる問題は、4年前に出題されたFTAに関連した問題かと思われます。
語句自体の難易度が高く、正答率は高くないと思われます。

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