
湘ゼミが考える横浜サイエンスフロンティア附属中の魅力
横浜市立サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の教育方針
横浜市立サイエンスフロンティア高等学校附属中学校では、自然科学や社会科学を中心とした課題探求型の学習や、教科の枠を超えた横断型・総合的な学習「サイエンススタディーズ」、探求力を育てる「DEEP学習」、興味・関心のあるテーマに主体的に取り組む「フロンテティアタイム」など、さまざまな学習環境を提供しています。これらは、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」や「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に選ばれた横浜サイエンスフロンティア高等学校での「サイエンスリテラシー」教育へとつながっていきます。
『サイエンス』を学校名に
では、横浜サイエンスフロンティア高等学校とは、どのような高校なのでしょうか。
一言でいえば、『日本で初めて「サイエンス」と冠をつけた理数系の高等学校』ということになります。
果たして、サイエンスという名前に見合う学校とは、どのような学校でしょうか。実験設備が充実しており、大学の論文が書けるような講義に近い授業が想像されますが、この学校の趣旨はそれ以上の画期的な取り組みを実践しているところにありました。
まず授業における取り組み。
この学校では、大学の先生方や企業の研究者の方々を学校に招聘し、講義や実験の指導をしてもらう課題探求型の授業「サイエンスリテラシー」という授業があります。学校の先生ではなく、実際に新しい研究をしているサイエンティストたちと常に触れ合える環境がある公立の高校は、非常にめずらしいと言えます。
授業以外のユニークな取り組み。
- ・特別科学技術顧問・横浜市立大学名誉教授の小島謙一先生による「謙一サロン」
- ・外部の科学技術顧問の先生が直接実験を指導する「サタデーサイエンス」など
「知識」のみならず「知恵」を授けてくれる人たちに囲まれている環境があります。
もちろん、理数系の学習だけでなく、「言語は、すべての知的活動(論理や思考)やコミュニケーション、感性・情緒の基盤になるもの」として、英語と国語の学習にも大変力を入れています。
海外研修や語学留学など、『先端科学技術の知識を活用して、世界で幅広く活躍する人間』を育成するために、学校がさまざまな場を提供しています。
その結果、文科省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に選ばれただけではなく、理化学研究所や海洋研究開発機構とも日本で初めて連携し、いわば国のお墨付きを得てオンリーワンの道を歩んでいます。
次回は、「国が推進する新しい教育」について紹介していきます。
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