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コラム

神奈川県 公立中高一貫校5校の受検情報まとめ/2022年以降に受検をご検討の方必見!

2021.02.22
神奈川県内でも特に人気が集まる「公立中高一貫校」受検。
※公立中高一貫校では適性検査を受けるため「受検」といいます。

2017年の横浜サイエンスフロンティア附属中の倍率10倍超えから、少し安定したここ数年でも各校の実質倍率4~7倍と非常に狭き門......にも関わらず、多くの方が選択肢の一つとして受検をご検討される状況が続いています。

そんな人気が集まる公立中高一貫校受検について、まずは神奈川県内の公立中高一貫校5校の学校および受検情報をどこよりも詳しくご紹介します。


【もくじ】

1.市立横浜南附属中

2.市立横浜サイエンスフロンティア附属中

3.市立川崎附属中

4.県立相模原中等

5.県立平塚中等

6.附属中と中等教育学校の違いとは?




[市立横浜南附属中] 
中学校と高校が併設(高校受験も有り)


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[基本データ]学校名:横浜市立横浜南高等学校附属中学校
2009年(平成21年)開校/3学期制
教育内容抜粋:「学びへの飽くなき探究心を持つ人材」「自ら考え、自ら行動する力」「未来を切り拓く力」を育成する
所在地:横浜市港南区東永谷二丁目1-1
アクセス:京浜急行・市営地下鉄ブルーライン「上大岡駅」よりバスで10分、市営地下鉄ブルーライン「上永谷駅」より徒歩15分
学校規模:生徒480名(1学年160名、4学級)※2021年1月時点
授業時間:50分6時限(1年次は7時限目に総合的学習を実施)※月1・2回土曜講座や補修あり 
※食堂あり
学校HP



[受検情報]
【志願資格】横浜市民であること(ただし定員の30%は市外枠あり)
【募集定員】160名(男女 おおむね各80名)
【受検内容】
① 調査書(A値)
お通いの小学校成績(小5/4月~翌年3月分、小6/4月~12月分)をもとに作成され受検校に提出される。
② 適性検査(B値)
適性検査Ⅰ(文系)/文章・図・表やデータなど与えられた資料を的確に読み解き、課題をとらえて適切に表現する力をみる。※作文もあり。
適性検査Ⅱ(理系)/自然科学的な問題や数理的な問題を分析し考察する力や、解決に向けて思考・判断し的確に表現する力をみる。


【選考方法】調査書170点満点、適性検査Ⅰ・Ⅱともに各200点ずつ(計400点満点)
選考比率は、調査書(1):適性検査(3)とされ、適性検査の結果が重視されている


●選考方法詳細
調査書(A値)、適性検査(B値)、およびA・B値をもとに算出するS値の上位から合格者を決定

南.jpg ※横浜市教育委員会「令和3年度 横浜市立南高等学校附属中学校受検案内」より

<南附属中の主な特長>
・2012年4月開校の併設型公立中高一貫校(2021年春に4期生が卒業)。
・2015年に国からスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校を受け、指定期間満了後の2020年より横浜版SGH指定校となる。
・大学進学重視の方針で、数値目標としても「国公立大学に160名中80名以上入学」を掲げ、一部先取り教育を行う。
・英数国の授業が毎日あり、文科省が定める標準時間時数と比べ3科合計で385時間もの時間増を実施。
・どの教科も特色ある授業が行われ、中でも英語は力を入れており、中3時にカナダへ研修旅行するなど活用の場も多い。英語の教育法「ラウンド制」発祥の学校でもある。
・EGG(総合学習の時間)にて豊富なジャンルの体験機会を設け、キャリアプランにも繋がっている。


\南附属中を取材した特集記事にも注目!/
●南附属中 徹底取材/特集①「人気の理由は授業。効果絶大のラウンド制とは?」
●南附属中 徹底取材/特集②「適性検査とは?学校施設と生徒さんに迫る!」
●南附属中 徹底取材/特集③「公立中高一貫の中入生と高入生に違いは?」

南附属中合格者多数!
公立中高一貫校受検専門のコース

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[市立横浜サイエンスフロンティア附属中]
中学校と高校が併設(高校受験も有り)


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[基本データ]学校名:横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校
2017年(平成29年)開校/3学期制
教育内容抜粋:論理的な思考力と鋭敏な感性を育み、先端的な科学の知識・智恵・技術、技能を活用して、世界で幅広く活躍する人間を育成する。
所在地:横浜市鶴見区小野町6
アクセス:JR鶴見線「鶴見小野駅」より徒歩3分
学校規模:生徒238名(1学年80名、6学級)※2021年1月時点
授業時間:50分7校時  ※数学・理科・英語を標準時数より多く学ぶ
※食堂あり

学校HP



[受検情報]
【志願資格】横浜市民であること
【募集定員】80名(男女 各40名)
【受検内容】
①調査書(A値)
お通いの小学校成績(小5/4月~翌年3月分、小6/4月~12月分)をもとに作成され受検校に提出される。
②適性検査(B値)
適性検査Ⅰ(文系)/文章・図・表やデータなど与えられた資料を的確に読み解き、課題をとらえて適切に表現する力をみる。※作文もあり。
適性検査Ⅱ(理系)/自然科学的な問題や数理的な問題を分析し考察する力や、解決に向けて思考・判断し的確に表現する力をみる。

【選考方法】調査書(170点満点)、適性検査Ⅰ・Ⅱ各100点(合計200点満点)
●選考比率は、調査書(1):適性検査(3)とされ、適性検査の結果が重視されている


●選考方法詳細
調査書(A値)、適性検査(B値)、およびA・B値をもとに算出するS値の上位から合格者を決定

サイフロ-12.jpg ※横浜市教育委員会「令和3年度 横浜市立横浜サイエンスフロンティア附属中学校受検案内」より

<横浜サイエンスフロンティア附属中の主な特長>
・2017年4月開校の併設型公立中高一貫校(1期生の卒業は2023年春)。
・2010年、2015年にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)、2014年にスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、特色ある学習を進めている。
・中学・高校としては全国でも珍しいほどの研究設備が整い、先進的な科学の知識や知恵・技術を養う環境が揃っている。
・国語・数学・理科・社会の授業時間数を増加し、中学3年間合計で国語・数学140時間、英語105時間、理科35時間、標準時間数より多く学ぶ。
・DEEP学習による探求型の授業を実践するため、先取り教育は行わない。
・高校は理数科だが、附属中学では理数偏重の授業ではなく英語や国語も重視し、サイエンスと言葉の融合を目指している。
・総合的な学習の時間に実施する「サイエンススタディーズ」という授業では、自然科学や社会科学を核とした課題探究型の学習を行う。
・「フロンティアタイム」という生徒の自由時間が設けられており、自主研究や読書活動、相談・面談、進路探求などさまざまな活動に取り組んでいる。


\横浜サイエンスフロンティア附属中を取材した特集記事にも注目!/
●詳しく知りたい!横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校
●横浜サイエンスフロンティア高等学校からの進学先とは?



2021年度サイエンスフロンティア附属中合格者、湘南ゼミナールは各塾中No.1の合格者数!
公立中高一貫校受検専門のコース

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[市立川崎附属中]
2021年度より高入生の募集を停止し、6年間の一貫教育を強化

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[基本データ]学校名:川崎市立川崎高等学校附属中学校

2014年(平成26年)開校/2学期制
教育内容抜粋:教育の"三つの柱"として「体験・探究の重視英語」「国際理解教育の推進」「ICTの活用」を重視
所在地:川崎市川崎区中島3-3-1
アクセス:JR「川崎駅」中央東口・北東口より徒歩約20分または川崎市バスで約10分、京浜急行大師線「港町駅」より徒歩約12分
学校規模:生徒960名(1学年160名、4学級)
授業時間:45分7校時 ※給食あり
学校HP



[受検情報]
【志願資格】川崎市民であること
【募集定員】120名(男女定員なし)
【受検内容】
①適性検査(A値)
適性検査Ⅰ(文系)/文章や図・表・データの内容を的確にとらえ情報を読み解き、分析し表現する力 をみます。また、作文も含みます。
適性検査Ⅱ(理系)/自然科学的な問題や数理的な問題を分析し考察する力や、解決に向けて思考・判断し、的確に表現する力をみます。
②面接(B値)
集団面接/志願者との直接的な対話を通して、質問に対する答えの内容、受け答えの仕方や態度等から、6年間学ぼうとする意欲や目的意識、コミュニケーション能力等を総合的にみます。
③調査書(C値)
小学6年生の 11 月末(3学期制の場合は2学期)の全教科の成績をもとに作成され受検校に提出される。


【選考方法】調査書(1):適性検査Ⅰ・Ⅱ(7):集団面接(2)の比率で得点化する。
選考比率から適性検査の結果、集団面接の内容が重視されている。


●選考方法詳細
①適性検査(A値)、②面接(B値)、③調査書(C値)


川崎附属中.jpg ※川崎市教育委員会「令和3年度 川崎市立川崎高等学校附属中学校 受検案内」資料より


<川崎附属中の主な特長>
・2014年4月開校の併設型公立中高一貫校(2021年春に2期生が卒業する)。
・2014年夏に完成した校舎で、人工芝のグラウンドや屋根が開閉式の屋内プール、屋外テニスコートなどスポーツにおける施設も充実している。
・豊かな人間関係の構築の基礎づくりとして、経験・体験を重視したカリキュラムを実施しており、先取り教育は行わない。
・マイパソコン(タブレット)を活用したICT教育を実践しており、e-ラーニングの活用をしているほか、授業時の黒板も電子化されている。
・「かわさきLEADプロジェクト」といわれる国際都市川崎をリードする人材を育成するための英語教育に力を入れている。全て英語で劇・歌などを行う「English Challenge」が好評。


「川崎附属中講座(小6)」も設置!
小4から通える!公立中高一貫校受検専門のコース

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[県立相模原中等]
中学入学時のメンバーで6年間の一貫教育を行う

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[基本データ]学校名:神奈川県立相模原中等教育学校
2009年(平成21年)開校/2学期制
教育内容抜粋:次世代を担うリーダーに必要な「科学・論理的思考力」「表現コミュニケーション力」「社会生活実践力」を育成する。
所在地:相模原市南区相模大野4丁目1番1号
アクセス:小田急線「相模大野駅」より徒歩10分
学校規模:生徒960名(1学年160名、4学級)※2021年1月時点
授業時間:45分7校時(高校生※4年目からは100分授業)/給食なし
学校HP



[受検情報]
【志願資格】神奈川県民であること
【募集定員】160名(男女 各80名)
【受検内容】
①調査書
小学6年生の12月末までの全教科成績をもとに作成され受検校に提出される。
②適性検査Ⅰ・Ⅱ/教科横断型の出題
※県教委は、「これからの社会で必要とされる幅広い教養を育成していく上での基礎的な力を測ることから、出題範囲の限定は行いません。」としている。
③グループ活動
与えられた課題について、自分の意見をまとめた後、グループでの話し合いを行い、集団の中での人間関係構築力の基礎的な力と中等教育学校で学ぼうとする意欲や目的意識をみる検査
(※2021年度受検ではコロナウイルスの影響でグループ活動は中止)



【選考方法】選考比率は、調査書(1):適性検査(6):グループ活動(2)となっており、適性検査とグループ活動の結果が重視されている


<県立相模原中等教育学校の主な特長>
・2009年4月開校の中等教育学校(2021年の春に7期生が卒業する) ・国公立大学への進学を重視した指導を行っており、6年制一貫教育の強みを活かした先取り学習で大学受験に備える。
・国公立大学を中心に高い進学実績を出し続けており、県内の公立旧学区トップ校に並ぶ実績を出している。
・「かながわ次世代教養」というキャリア教育実践プログラムが設定されており、英語でのコミュニケーション力向上やIT活用、探求活動や発表・討論などを活発に実施している。
・キャリアプランニングとして職業人による出前授業や事業所訪問、大学訪問など体験活動を豊富に行っている。



「相模原・平塚中等講座(小6)」も設置!
小4から通える!公立中高一貫受検専門のコース

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[ 県立平塚中等 ]
中学入学時のメンバーで6年間の一貫教育を行う

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[基本データ]学校名:神奈川県立平塚中等教育学校
2009年(平成21年)開校/2学期制
教育内容抜粋:「表現コミュニケーション力」「科学・論理的思考力」「社会生活実践力」の3つの力の育成・伸長
所在地:平塚市大原1番13号
最寄り駅:JR平塚駅北口からバス、共済病院前総合公園西下車、徒歩10分。小田急線伊勢原駅南口からバス、中原下宿下車、徒歩7分。
学校規模:生徒960名(1学年160名、4学級)
授業時間:45分授業、7校時(高校生からを指す後期は50分授業)/給食なし
学校HP



[受検情報]
【志願資格】神奈川県民であること
【募集定員】160名(男女 各80名)
【受検内容】
①調査書
小学6年生の12月末までの全教科成績をもとに作成され受検校に提出される。
②適性検査Ⅰ・Ⅱ/教科横断型の出題
※県教委は、「これからの社会で必要とされる幅広い教養を育成していく上での基礎的な力を測ることから、出題範囲の限定は行いません。」としており、過去問対策が重要となる。
③グループ活動
与えられた課題について、自分の意見をまとめた後、グループでの話し合いを行い、集団の中での人間関係構築力の基礎的な力と中等教育学校で学ぼうとする意欲や目的意識をみる検査
(※2021年度受検ではコロナウイルスの影響でグループ活動は中止)

【選考方法】選考比率は、調査書(1):適性検査(6):グループ活動(2)となっており、適性検査とグループ活動の結果が重視されている


<県立平塚中等教育学校の主な特長>
・2009年4月開校の中等教育学校(2021年の春に7期生が卒業する)
・比較的学力層の幅が広く、1年次のみ32人5クラス編成できめ細かい指導をしている。
・国語、数学、英語を基本的に毎日学習し、基礎を身に付けることに重点を置いており先取り学習は行わない。
・大学進学実績は公立難関高校と同等またはそれ以上の高さ。
・「かながわ次世代教養」というキャリア教育実践プログラムが設定されており、英語でのコミュニケーション力向上やIT活用、探求活動や発表・討論などを活発に実施している。



「相模原・平塚中等講座(小6)」も設置!
小4から通える!公立中高一貫受検専門のコース

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附属中と中等教育学校の違いとは?
学校選びは"何を重視し、どんなことが学べるのか"が重要


―――公立中高一貫校を選ぶメリットには大きく3つ。

1.公立並みの教育費で、高いレベルの教育が受けられる

2.6年間の一貫教育による特別カリキュラムで、高い大学進学実績につながっている

3.キャリア教育の水準の高さ


※教育費については、前半3年間は義務教育のため一般の公立中学校同様に入学金や授業料が掛からず、高校に該当する後半の3年間も授業料無償化が実施されていることから掛からないケースが多いとされます。中学生から海外へのホームステイなどをカリキュラムに組み込む学校もあり、別途料金が掛かってくる場合があります。


―――附属中学校3校と中等教育学校2校の違いは?

附属中学校では、高校進級時に高校受験で入学してくる学生と共に学びます。
高校受験を経験して入学する学生が増えることで、学校の雰囲気も変わり刺激し合える環境があります。また学習面においては、先取り学習よりも"深堀り"した学習を進めることで、好きな分野を見つけて探究活動に取り組む学生が多くいます。

中等教育学校では、毎年160名の学生が中学受検で入学し、6年間同じメンバーで学びます。
学校の雰囲気としては、先輩が後輩を面倒見良く見るという文化がありアットホームな校風が見られます。学習面では先取り学習により高校最後の1年間は大学受験に向けての対策に専念できるように取り組んでいます。
※川崎附属中のみ2021年度から高校募集を停止する為、中等教育学校と同じような形となります。

附属中・中等教育学校ともに、6年間を通した特別カリキュラムにより中学生の時点から高校生の学習内容を一部取り入れて効率よく学ぶなど、工夫を凝らした質の高い教育を提供しています。


―――キャリア教育の水準の高さにも注目!

キャリア教育とは、職業や自己への理解を深め、職業キャリアについての見立てやプランを考える学校活動全般を指します。将来に活きる語学力・プレゼンテーション能力などはもちろんのこと、大学や企業と連携した取り組みや、科学者・ノーベル賞受賞者による講演など各学校で特色ある取り組みが実施されています。

学校説明会などでは、在校生による英語のプレゼンテーションを披露する学校もあります。積極的に学校説明会に参加し、キャリア教育にどの程度力を入れ、成果を上げているのか、さらには在校生たちの活動にも目を向けることで、よりお子さまに合う学校が見つけられるのではないでしょうか。


―――難しい受検に挑戦する上で、気を付けたいこと。

学校選びにおいては「家からの距離」「難易度」「選考方法」などあらゆる情報も参考になりますが、その学校が「何を重視し、どのようなことを学べるのか」を見ることが最も重要です。 それぞれの学校の個性や目指すものを知り、お子さま自らが"この学校に行きたい!"という強い想いで臨むことが受検勉強においても強い力となります。



神奈川県内の各公立中高一貫校受検についてのご質問・相談も承っております。
ぜひ一度、湘南ゼミナール公立中高一貫コースへお問合せください。


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<小学4・5・6年生対象>
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