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コラム

[中学受検] 南高等学校附属中 徹底取材/特集③「公立中高一貫の中入生と高入生に違いは?」

2020.08.20

横浜市立南高等学校・附属中学校の特集記事、最後となる3回目のコラムでは中学から高校へ進む中入生と、高校受検を経て入学する高入生との違いについてご取材しました。
さらには、気になる大学進学実績についてもご紹介します。

ぜひ以下より、ご覧ください。




南高等学校・附属中
中入生と高入生の違いは?



南高等学校・附属中学校は2012年(平成24年)に横浜市初の公立中高一貫校として中学校が設立された以降も、高校からの志願が可能となっています。
IMG_0125.jpg 写真:横浜市立の公立中高一貫校 南高等学校・附属中学校の校門


本特集記事1でもご紹介しました、充実した学習プログラムや高い進学実績から、中学・高校受検共に例年で高倍率が続いています。


【2020年度 入試倍率/南高等学校・附属中学校】

中学受検:倍率4.88倍(男女概ね80名・合計160名)
高校受検:倍率1.84倍(男女合わせて38名)
※南高等学校は過去3年で見ても倍率が上がり続けています。



南高等学校は2015年(平成26年度)に文科省によるSGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校とされ、学習指導要領に加えてグローバルリーダー育成プログラムを実施しています。
総合的な探究の時間「TRY & ACT」では、シンガポールやベトナムといった東南アジア地域での海外研修プログラムにも積極的に取り組んでいます。

SGHの指定期間は原則5年となる為2019年度(令和元年度)中に指定終了するものの、その後は横浜市教育員会にて「横浜版SGH」を実施します。

それでは次に、2021年度(令和3年度)高校入試の情報を見ていきます。
~入試について気になる点を南高等学校の教務主任 内田先生にご回答いただきました。~


●南高等学校/高校入試の募集要項は?


[ 募集定員 ] 38名(男女合計)
[ 選抜内容 ] 調査書、5科目の学力検査(県内全ての全日制公立高校と共通の問題)、面接
[ 配点比率 ]
<第1次選考>調査書の評定3:学力検査5:面接2
<第2次選考>学力検査7:面接3
※学力検査の英語の得点を1.5倍に重点化されることとなっています。


●学力検査で英語を重点化する理由

内田先生:
本校では、TRY & ACT(トライアンドアクト)という総合的な探究の時間で英語での講演も行っています。そうしたところに対応する為にも、ある程度の英語力を要するために重点化しています。実際にその効果はあると感じています。


●南附属中で学んできた中入生と、高校受検で入学する高入生の違いは?

内田先生:
高校の募集定員が38名と限られていることもあり、倍率だけで言えば県内の公立高校でもかなり上位となります。その為、高入生も中入生同様に学力の高い生徒が入学しています。

高校受検をした高入生たちは、受検勉強を通して英語の文法やリスニングの力を付けて入学してきたはずが...中入生は高1の段階で英語をとにかくよくしゃべれるので、最初は大変に感じることもあるようです。

IMG_0225.jpg

※写真:高校生の英語授業で実施されていたグループディスカッション

内田先生:
しかし、高入生から見ると「中入生はすごい英語しゃべれる」というのがあると思いますが、高校受検をしない中入生から見れば、受検勉強をしっかりやってきた「高入生の文法の知識に尊敬する」などといった声を聞きます。こうしたちょっとした学習に対する文化の違いがあるだけで、お互いに良い刺激となっていると思います。
南附属中設立後、3年間は高入生のみで1クラスを設けていましたが、現在では中入生と高入生が混成するかたちでクラス編成をしています。




公立中高一貫校人気を高める理由の1つ
南高等学校の大学進学実績とは?


南高等学校の大学進学実績は次の通りです。

<2020年度(令和2年度)大学入試 合格者数>
国公立大学:78名
私立大学:777名(内、海外大学:8名)
大学校:2名
短期大学:4名
※卒業生193名のおよそ4割にあたる78名が国公立大学に合格、海外大学の合格者は8名と、ここ3年間でも増加しています。

横浜市立南高等学校_大学進学実績2020.jpg

※横浜市立南高等学校ホームページ発表情報より作成

●国公立大学への進学者が増えている理由

内田先生:
国公立大学へ進学したいという本人・保護者・ご家庭のニーズが高まっています。附属中では、中3生から大学のオープンキャンパスに行くなどと指導している為、年々国公立大学への進学者が増えている傾向にあります。

●海外大学への進学について

内田先生:
横浜市が推進している国際人材育成事業の『海外大学進学支援プログラム(ATOP)』の本部が南高等学校となっています。市立高から20名を選出し1年間海外大学進学に向けて指導をしています。その結果、数名が海外の大学に進学しています。

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内田先生:
南高等学校では「分野別説明会」や「大学別説明会」を実施しています。1日に30近くの大学が高校へ訪れ、生徒はその中から2~3大学の説明を受ける機会を設けています。また、附属中学校では大学に進学した卒業生が在校生に向けの講演会を開催しています。

中高一貫教育の6年間で、『EGG』『TRY & ACT』や日々の授業で身に着けた、高いコミュニケーション能力や英語力が卒業後の生活でいかに生かされているかを聞き、日々のモチベーション向上へと繋げています。

―――以上、取材より

■学校情報■
学校名:横浜市立南高等学校附属中学校
所在地:神奈川県横浜市港南区東永谷2-1-1
公式サイト



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