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コラム

詳しく知りたい!横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校

2019.11.26

神奈川県横浜市、JR鶴見駅から徒歩17分の鶴見川沿いに校舎を構える横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(YSFH)は、文科省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定される県内唯一の理数科高校です。

教育の軸となる課題研究を行う設備が揃っています。また、大学・研究機関・企業からの支援により先進的な科学の知識や知恵、技術を養う環境が整っています。

校内では、附属中学校と高校の生徒が学び、他の学校では考えられないような設備を当たり前のように使いこなしています。
そこで本日は、サイエンスフロンティア高等学校を取材させていただき、気になる設備や、中学校~高校の学びについて詳しく話を伺いました。



失敗を恐れず、真のサイエンスを育む
オンリーワンの学校

サイエンスフロンティア高等学校提供-2.jpg

写真:横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校が入る校舎


❝附属中学校と高校、それぞれの入学者選抜の募集定員と特徴❞

・附属中学校は、男女それぞれ40名/2学級の募集

・高等学校は、男女合計で158名/4学級の募集


神奈川県内の公立高校入試では、学力検査や面接で測ることのできない能力や特性を見る総合的な検査である「特色検査」を実施する高校があります。2020年度入試から特色検査を実施する多くの学校では、問題の一部がマークシート方式になった共通選択問題を使って実施されますが、サイエンスフロンティア高等学校では独自問題を使った記述式の「特色検査(自己表現検査)」が実施されます。


*2019年度横浜サイエンスフロンティア高等学校「自己表現検査」参考資料はこちら

*横浜サイエンスフロンティア高等学校選考基準の参考資料はこちら

2019年度に実施された特色検査「自己表現検査」の湘南ゼミナール分析はこちら


また、附属中学校からの入学を目指して中学受験する場合にも、独自の「適性検査」が実施されています。


―――2020年度入学者選抜より、附属中から80名(2学級)が高校へ進学。そのため高校での募集人数が減ります。これにより、サイエンスフロンティア高等学校受験に対する懸念はないのでしょうか?


横浜サイエンスフロンティア高等学校担当者:
募集定員の減少を理由に高校からの受験を諦めないでほしいと思っています。本校は課題探究が基盤となっていますから、課題探究に積極的に取り組む気持ちがあるかなどを考えて選んでいただきたいです。


―――2020年度より、高校入学の生徒と附属中から進級する生徒が一緒に学ぶことになりますが、学力差など感じることは無いでしょうか?


横浜サイエンスフロンティア高等学校担当者:
本校では"融合"をテーマにしています。附属中から進学する生徒は、先端科学技術に早期から触れているので、他の中学校ではできないような経験をしてきます。研究に対する姿勢は高校から入学する生徒に比べてしっかり身に付いていますので、高校から入学する生徒を引っ張っていく気持ちで関わってもらいたいと思います。
反対に、高校から入学する生徒は、基礎学力がしっかり身に付いていて、附属中の生徒が知らない分野のことも知っていると思います。そこでお互いに切磋琢磨していってほしいと思っています。


―――中学校から6年間の一貫教育と、高校からの学習では違いは生まれますか?


横浜サイエンスフロンティア高等学校担当者:
教育課程表自体は中学校・高校のそれぞれで編成しているので、特別には繋がりがあるわけではありません。ただ、本校ならではの課題研究では、6年間で課題研究の流れを考えています。中学で研究の基礎を身に付け、高2からの個人研究につなげていきますが、高校からの入学でも高1で基礎をしっかり学ぶので、十分に高2からの個人研究にも打ち込んでもらえます。
ですから高校から入りたいという方には、理数系に興味があって、何か1つの研究に取り組んでいきたいという想いがあれば、構えることなく入ってきてもらいたいと思っています。


―――サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校は、高校生も中学生も同じ校舎で学んでいます。自然科学系の実験室が20以上ある、「これが高校?!」と驚きの設備をご紹介します。

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写真:環境生命実験室の内部。培養器が10台も設置されている。

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写真:微生物などの取扱いに適したバイオクリーンベンチ

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写真:目に見えない「空気の流れ」によっておこる現象を調査研究するための風洞実験設備

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写真:電子顕微鏡も研究者たちが使用するものと同じ。科学技術顧問の先生からライセンスを発行してもらった生徒しか使用できない特別な機器。


―――学校説明会では、在校生による校内ツアーが催され、施設を見学した生徒さんたちが、「サイエンスフロンティアに行きたい!」と感じる魅力に溢れています。


横浜サイエンスフロンティア高等学校担当者:
本校はコミュニケーションするのがとても好きな生徒が多いです。というのも、1年生は「サイエンスリテラシーⅠ」という授業で毎回、講義や実習の後にグループで話し合い、最後にプレゼンまでを行います。こういった取組を毎週のようにやっているので、プレゼン力という点では他の高校より圧倒的に身に付くと思います。


―――課題探究・研究・プレゼンを繰り返す場面で、"失敗"はつきものかとは思いますが、どのように捉えていますか?


横浜サイエンスフロンティア高等学校担当者:
生徒たちには"研究は結果ではない"と、どの教員からも伝えています。どんなことを、どんな手法でやったか、どのようにアクセスしたかということを大事にしています。

本校のスーパーアドバイザーを務めていただいている世界でも名だたる研究者の浅島 誠先生(生物学者)や、藤嶋 昭先生(化学者)の講演をはじめとして、企業の方などによる講演や科学技術顧問による実習などを行う「サタデーサイエンス」という授業があります。

サタデーサイエンスでは、本校の創立に深く関わっていただいた和田 昭允先生(生物物理学者・東京大学名誉教授)の意向もあり、決して高校生向けにかみ砕いて話すことはしないでいただいています。生徒が(好奇心を持って)自分で学ぶ中で、「こういうことだったのか!」と分かればいいと思っています。講演では世界でも有名な研究者たちが研究内容はもちろんのこと、最先端の研究結果を導き出すまでの苦労話や失敗談も語っていただいています。生徒たちは失敗をしたことで、自発的に「次は何をやろう?」と考えるようになります。それこそが探究ということだと考えています。


――校内では、高校生による「サイエンス委員会」が設置され、県内の小・中学生向けにサイエンス教室も実施しています。研究でインプットしたことをサイエンス教室という場でアウトプットして能力を確かなものにしていく、生徒さん自身の研究に対する熱意が感じられました。



―――以上、取材より。


\関連コラム/
横浜サイエンスフロンティア高等学校(YSFH)の進路について取材した記事はこちら



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