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受験コラム

よくわかる! 「公立中高一貫校」の受検のあれこれ

2018.11.29

11月も半ばですね。

6年生の公立中高一貫校受検生にとっては、最も学力が伸びる時期に入りました。

5年生・4年生で、次年度以降の公立中高一貫校の受検を検討し始めるのも、この時期ですね。


そこで、今回は「公立中高一貫校」の受検や偏差値について考えてみます。



公立中高一貫校の受検も中学受験


小学6年生が中学校に入学するために受ける検査になりますので、間違いなく中学受験の一種になります。

適性検査を受検するので、そのための準備も必要です。

しかし、国私立中学の受験とは「何かが違う」と感じている方は多いようです。



国私立中学受験との違いは?


出題範囲が大きく異なります。

国私立中学受験の入試問題は、学校の教科書範囲を超えて出題されます。

そのため、学校の勉強だけでは入試に対応できず、専用のテキストで学習したり、専門の塾に通う必要があります。


それに対して、公立中高一貫校の選抜に関する適性検査は、学校の教科書範囲を超えて出題されません。知識量でいうと学校の教科書の内容が(高いレベルで)しっかり身についていれば充分といえます。



公立中高一貫校は教科書を勉強だけしていれば合格できる?


公立中高一貫校適性検査では教科書内容の知識量だけを計るものではありません。そういった意味では教科書の勉強だけで合格できる受験生はほんの一握りだといえるでしょう。


適性検査では、問題の中の文章、グラフ・表・写真・絵といった図と知識を組み合わせて思考し、判断し、場合によっては記述する必要があります。作文もそれらの作業の組み合わせです。


ほとんどの小学生はそれらの作業になれていませんので、対策のための練習をする必要が出てくるのです。更に、面接グループ面接を含む)グループ活動といった自己表現活動も検査内容に入る場合はそれらの対策も必要になります。


とはいえ、身に付ける知識量は教科書範囲内でまかなえますので、3年生・4年生から始める国私立中学受験と異なり、5年生・6年生からでも充分対策は可能です。


偏差値表で上位にランキングされるのはなぜ?


たとえば、ある塾で出されている「合格率80%」の偏差値表。

「ある学校A」に合格した受験生のうち、受験生の8割が合格している偏差値が「A中学」の偏差値として表示されます。


前述のように適性検査の内容は国私立中学の入試問題とは出題範囲・傾向が大きく異なりますので、準備が充分でなかったり、しっかり対応できない受験生の合格率は下がってしまいます。


たとえ、国私立中学受験の模試で偏差値上位の受験生でも、適性検査に対応できなければ不合格になってしまいます。


そうすると、「合格者が受験者の80%確保される偏差値帯」は必然的に上昇してしまうのです。

さらに、公立中高一貫校はかなりの高倍率ですので、さらに合格への壁は厚くなるのです。


低い偏差値でも公立中高一貫校に合格できる?


適性検査の対策しかしていない小学生は、国私立中学受験の模試を受験しても決して高い偏差値を取ることはできません。学習範囲に追いついていないためです。しかし、適性検査の対策がしっかりとできていれば、本番の検査でも合格点を取ることは充分可能です。


このような受験生を数値のみで切り取ると「低い偏差値なのに難関の公立中高一貫校に合格した!」となりますが、「受ける検査に対してしっかりと対策し、得点した」とみると何の不思議もないのです。


「『偏差値』はどの表で見ても同じ」だと思い込むと、全くの逆効果になってしまうことがあるのです。数字のマジックにだまされないようにしましょう。


反対に「公立中高一貫校受検」用の模試を受けた際の偏差値は大いに参考にできます

目的に合った模試を選択することが大切です。

公立中高一貫校を受験する「メリット」と「デメリット」


公立中高一貫校は名前の通り、高校の附属であったり併設校、または高校と一体化した中等教育学校であったりするので、高校受験がありません。

高校受験のための取り組みがすべてなくなり、大学受験に向けて様々な体験をしながら力を伸ばすことができます。

また、前述のとおり、受験勉強の負担は少なくはないですが、国私立中学受験と比較すると圧倒的に軽い負担で受験に臨むことができます。


反対に、ほかの国私立の一貫校と同じように時間がありますので、大人から見ると「中だるみ」と感じる時間の過ごし方をしてしまう可能性は高くなります。

さらに、公立中高一貫校の適性検査はかなりの高倍率になりますので、不合格になるリスクも高まってしまうのです。


もう一歩深く掘り下げた「メリット」と「デメリット」


「中だるみ」を防ぐためにも、公立中高一貫校では「自宅学習を重視」しています。

つまり、宿題が多いのです。

合格して「の~びのび」しようと思っていると、スタートで出遅れる恐れもあります。


適性検査で不合格になり地元の中学に通うようになった場合、高校受験に向けて勉強することになります。

このとき、「受験にむけて本気で勉強した経験」はとても大きなものになります。

「勉強のやり方」「自分の現在の限界と取るべき行動」を把握していると、学習の効率・精度は飛躍的に高くなり、高校受験で優位に立つことはよくあることなのです。


実際、小6のときに公立中高一貫校の受験を経験した中3生トップ校と呼ばれる公立高校を受験し、合格していくのはよく見る光景です。                                                               

まずは情報収集からしてみましょう


公立中高一貫校の受験いついても、分からないことについては情報収集をして明確にしながら決断することをお勧めいたします。


塾に話を聞くのも、方法のひとつです。


湘南ゼミナールでは、公立中高一貫校の適性検査に向けた「対策講座を受ける小学生」も、受験をせずに地元の中学に進学して「高校受験を目指す小学生」も両方がいらっしゃいます。

フラットな立場で疑問にお答えできますので、安心してお問い合わせください。


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