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受験コラム

〔小学生・中学生〕大学付属校に行くと必ず大学進学できるの?

2018.09.27

大学入試改革の影響もあり近年人気の大学付属校

今回のコラムでは、知っているようで知らないことが多くある大学付属校の意外な姿について取り上げていきます。



意外と少ない、エスカレーター式

大学が併設されていて、いわゆるエスカレーター式でほぼ全員の生徒がそのまま上位の大学に進学するタイプの高校が意外と少ないことをご存知でしょうか。


代表はやはり、慶應系です。どの高校からも、ほとんど全員が慶應義塾大学に進学します。

首都圏の早稲田系でも、そのほとんどが早稲田大学に進学するのですが、中学入試のみ実施している「早稲田中学・高校」は、エスカレーター式とはいえませんので、注意が必要です。例年早稲田大学への進学率は約50%で、東京大学に30~40名進学する一面を持ち続けています。


MARCH系もほとんどがエスカレーター式に近い進学状況となります。


その他、東海大学系の高校もほとんどが東海大学へ進学していきます。進学者の中には当然「医学部医学科」も含まれます。


一見多くの学校がエスカレーター式のように見えますが、上記の学校のなか、神奈川県内の高校受験を実施している高校に絞って見てみると、該当するのは「慶応義塾」「法政大学第二」「法政大学国際」「東海大学附属相模」くらいになり、極端に数が減っていきます。

中央大学附属横浜や日大系の日本大学(日吉)日本大学藤沢他大学受験にも力を入れている学校として次の項にて記載してあります。

大学受験をして他大学に進学する付属校

大学付属と名前がついても、高校卒業後に「ほとんどそのまま」上位の大学に進学するという付属校・大学併設校は少なくなっています。


高校から入学できる学校を例に挙げます。


東京の國學院高校では平成30年度に國學院大學に無試験で進学したのは卒業生の約14%、明治学院高校から明治学院大学に系列校特別推薦試験で進学するのは例年約30%とのことですし、桜美林高校から桜美林大学に進学するのも、例年、卒業生の5%~10%程度とのことです。


神奈川県だけみても、鶴見大学附属関東学院麻布大附属桐蔭学園湘南工科大附属などは、進学校としての位置づけが明確です。(麻布大附属に関しては、獣医学部志望者はそのまま麻布大学に進学することもあるようです。)


中央大学系でも中央大学附属横浜では、7割程度が中央大学に進学し、あとは他大学に進みますので、エスカレーター式とは言い切れません。学習面では一般入試に対応すべく、細やかな指導がなされています。きちんと勉強しなくてはついていけない環境が用意されいる、更についていくための補習体制がきちんと整っているということが、近年の人気の要因にもなっています。


相変わらずの人気校である日本大学(日吉)、日本大学藤沢も約半数は他大学に進学する進学校としての一面もあることを強く打ち出しています。


大学付属だからお得なの?

何をもって「お得」とするのかがポイントになります。


簡単に大学に入ることが「お得」と考えるならば、エスカレーター式に進学できる高校

が選択肢に入ります。しかし、大学進学時に「行きたい学部」を選択できるようになるためには、校内の競争に打ち勝つ必要があるのも忘れてはなりません。


そして、「大学に入ること」のみをゴールにしてしまうと、「大学に入ったこと」で満足してしまう可能性も高くなります。「大学で何をしたいのか」「将来の目標は?」というように自問自答しながら、「大学受験」以外の自己研鑽を積む手段を見つけておかないと、大学卒業後に社会に出てから苦労することが多いようです。


さらに、エスカレーター式の大学付属高校から、他大学に受験をしたくなった場合のサポート体制も確認しておきましょう。「進学指導はしません」「受験対策はしません」と明言する高校もあるくらいです。これはこれで潔さを感じます。

また、エスカレーター式の附属校でも学内の成績などで大学に上がれない」生徒さんも一部いるという事実は知っておく必要があります。普通に勉強していればそのような自体にはなりませんので、はめを外しすぎないことが大切です。

進学校のお得な部分は?

大学付属校に比べると、大学進学の保証は減ることになります。しかし、進路選択の幅を無限に広げられるのは進学校の大きな利点になります。


大学入試改革が進められている中、確かなものがない状況は不安なものです。

受験生や親御さんのご心配も、痛いほど伝わってきます。


このようなとき、どうしても「大学入学」に目を奪われがちですが、実は大学に入学してから「どう過ごすのか」の方が大切です。

どのような大学生活を送り、どのような力を伸ばすのか。

高校受験をする際も、大学付属校であれ、進学校であれ、社会に出てからの準備をしっかりとできる環境 を見据えて、高校選びをしたいですね。


私たちも、そのつもりでお手伝いしていきます。

学校選びに関するコラムはこちら 「論理的思考」で高校を選ぼう!

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